出典:FNN
静岡県焼津市選出の諸田洋之県議が、マスクを大量にインターネットオークションに出品していたことが明らかとなりました。
今回は、諸田洋之県議のヤフオクアカウントや、マスク転売での利益、学歴やプロフィールなどについて迫ってみたいと思います。
諸田洋之がマスク転売
産経ニュースほか、メディア各局が以下のようなニュースを報じ、話題となっています。
静岡県議の諸田洋之氏(53)=無所属=が大量のマスクをインターネットオークションサイトで高額で販売していたことが分かった。諸田県議は9日に会見して「不快に思われた方に心からおわびいたします」と頭を下げて謝罪した。経営する会社の役員は辞任するが、議員辞職はしないという。
諸田県議の説明によると、1月下旬からマスクを1セット2千枚で出品し、89回落札された。落札価格は1回あたり約3万円から約17万円で、売り上げは約888万円に上る。諸田県議によると、マスクは自身が経営している貿易会社の業務の関連で10年ほど前に仕入れた在庫品で、新型コロナウイルスの問題が起きて以降に購入したものではないという。
諸田県議によると、出品は会社の在庫を会社として売りさばいたものであり、個人的に販売したものではないという。しかしマスク出品では会社のアカウントではなく諸田氏個人のアカウントを利用しており、「不適切だった」としている。
諸田県議は焼津市選出で当選2回。
出典:産経ニュース
諸田洋之のwiki風プロフィールと学歴
こちらが、諸田洋之県議のプロフィールです。
出典:諸田洋之公式HP
名前:諸田 洋之(もろた・ひろゆき)
生年月日:1966年9月5日
年齢:53歳(※2020年3月現在)
血液型:O型
出身:静岡県焼津市
趣味:息子のサッカー観戦、野球観戦、読書
尊敬する人:両親、イチロー
資格:MBA(経営学修士)
家族構成:妻、息子3人 うさぎ1匹
最終学歴:法政大大学院
諸田洋之県議は、無所属の静岡県議会議員として活躍する人物で、法政大学大学院でMBAを取得したという秀才です。
静岡県焼津市出身であるということから、「しっかり仕事をすることと、しっかり報告をすること」とモットーに、静岡県をより良くするために、奮闘してきた人物でもあります。
自分の短所について「短所を短所だと思わないこと」と掲げており、自分への指摘などを素直に受け止められない性格をしているのかもしれません。
また、「諸田洋之YouTube県政報告」というYouTubeチャンネルも解説するなど、精力的に活動をしており、「@HiroyukiMorota」というアカウントで、Twitterもしており、積極的に情報を発信し続けております。
諸田洋之がマスク転売!ヤフオクのアカウントが判明
マスク転売をしていたという諸田洋之県議でありますが、そのヤフオクアカウントも判明しております。
なお、諸田洋之静岡県議会議員のヤフオクのアカウント「gogohm2020」の医療用マスクの大量出品の売上は2月と3月だけで1,000万円以上と判明https://t.co/cbbNPsKG5u pic.twitter.com/zvEgILs0ze
— 箱コネマン (@HAKOCONNEMAN) March 7, 2020
ヤフオクのアカウント名は、「gogohm2020」ということです。
「gogohm2020」は、現在のところ447ほどの評価がつけられておりますが、そのほとんどが良い評価であるということです。
出典:ヤフオク
過去に出品をしていたマスクの値段などを見てみましょう。
出典:ヤフオク
ほとんどの出品が「1円スタート」であるにも関わらず、このように考えられない値段となっております。
10万円前後で全て落札されており、売り上げの総額は888万円にも上るそうです。
計96回ほど落札されているというこちらのアカウントは、落札合計額は13,294,540円であり、「フェイスマスク2000枚」に限っては、86回で、落札額の合計は、12,957,840 円になるとのことです。
適正価格(50枚入500円/箱)との差額にすると、11,237,840円になりますので、諸田議員のアカウントで取引されていたマスクの値段がいかに暴利であったかが伺えるでしょう。
諸田洋之のマスク転売、ヤフオクで暴利に設定した理由とは?
では、諸田洋之のマスク転売で、ヤフオクに転売した理由などは一体どのようなものだったのでしょうか?
FNNなどによれば、以下のように諸田議員は釈明をしております。
静岡県議会・諸田洋之県議「売値の設定が困難で自分で価格を決められませんでした。そこで、ヤフーのオークションに出品し、市場に価格を決めてもらおうと」
諸田県議は、「暴利は得ていない」と弁解したものの、売り上げ888万円などを寄付するという。
出典:FNN
この問題で、1番の争点となるのは、暴利に設定したのが誰かということです。
諸田洋之県議は、前述した通りに、マスクを出品する際に「1円スタート」という手法を取っております。
1円スタートとは、文字通り1円からスタートし終了までに相場まで入札され続け値段が上がっていく出品形式のことで、基本的には落札相場まで値段が引き上げられます。
つまり、1円でスタートさせることで、諸田議員は最初から暴利に設定していた訳ではないということが判明します。
ですが、市場価値や需要が高まっているマスクは、1円スタートであろうが相場が上がることは分かりますし、確実に10万円前後の値段になるということを予想していた可能性はあります。
価格設定と市場に委ねた豪語しておりますが、この暴利のような値段になるのは必然であり、それを予見出来なかった言えば、嘘になるでしょう。
諸田洋之のヤフオク転売、マスクの仕入れ先はどこ?
では、そもそも諸田洋之県議のマスクの仕入れ先はどこだったのでしょうか?
諸田洋之議員のヤフオクアカウントである「gogohm2020」には、このような写真が掲載されておりました。
出典:ヤフオク
倉庫に丸々、マスクの在庫がある写真であります。
仕入れ先については、以下のように釈明をしております。
諸田議員は取材に対し、「マスクは、数年前にMERSの世界的流行があった際に経営する貿易会社で中国から仕入れた在庫品で、転売にはあたらず問題は無い」と説明する一方、「誤解を招きたくない」として、6日すべての出品を取り下げたということです。
出典:NHK NEWS WEB
つまり、諸田議員は、数年前に仕入れたマスクの在庫を経営する会社の倉庫に備蓄しており、その在庫を捌いていたということになるのです。
諸田洋之が経営する会社は「株式会社来夢」マスクの抱き合わせ販売も
諸田洋之が経営する会社についてでありますが、「株式会社来夢」という会社であるそうです。
名称:株式会社 来夢
所在地:静岡県焼津市五ケ堀之内981-1
事業内容:インクのECサイト運営
店舗運営責任者:諸田久乃
楽天ショピング:満天インク、彩色堂
諸田洋之が経営する会社の、株式会社来夢は、インクの専門店「満天インク」や「彩色堂」などを運営する会社で、奥様である諸田久乃さんが、店舗の運営責任者であるということです。
出典:rakuten
楽天のページには、このような文言も。
お店の倉庫にマスクを備蓄していたということですが、そのマスクの倉庫も株式会社来夢の所在地である静岡県焼津市五ケ堀之内981-1にあるとのことです。
そして、問題となっているのが、諸田洋之が経営する会社の株式会社来夢がマスクを抱き合わせ販売していたことです。
諸田洋之
抱き合わせ商法かい… pic.twitter.com/AfMhpzrTKH— あぶ (@Mozart0522) March 7, 2020
マスクをプレゼントする代わりに、インクを買わせようとする、コロナウイルスでの特需を狙ったような経営手法に、批判も殺到しております。
あくまで備蓄を配布しており、転売ではないこと強調しておりますが、インクの抱き合わせでマスクもセットで販売するということで、県議会議員のやることではないと思います。
何れにしても、マスク転売疑惑が持ちかかっている議員であるだけに、一層の波紋が広がりそうな一件です。
蒲郡市のコロナ事件についてはこちらから
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