出典:NNN
勤務先だった通信大手、ソフトバンクの機密情報を不正に取得したとして、荒木豊(あらき・ゆたか)容疑者が逮捕されました。
今回は、荒木豊容疑者の顔画像やfacebook、出身大学などの経歴、浦安市の自宅住所などについて迫っていみたいと思います。
事件概要
日本経済新聞ほか、メディア各局が以下のようなニュースを報じ、話題となっています。
警視庁公安部は25日、勤務先だった通信大手、ソフトバンクの機密情報を不正に取得したとして、同社元社員、荒木豊容疑者(48)=千葉県浦安市=を不正競争防止法違反(営業秘密の領得)の疑いで逮捕した。同部は荒木容疑者が取得した機密情報を在日ロシア通商代表部の職員らに渡したとみており、調べを進めている。
逮捕容疑は2019年2月18日、自身が勤務していたソフトバンクのサーバーにアクセスし、同社の営業秘密である機密情報など計2点を複製し不正に取得した疑い。
公安部によると、荒木容疑者はロシア通商代表部の現職職員の男に唆されて、取得した情報を渡した疑いがあるという。警視庁は25日、外務省などを通じ、既に帰国した元職員の男を含めた2人を出頭させるようロシア側に要請した。
荒木容疑者は19年末に同社を退職しているという。逮捕容疑について認めており、職員への情報提供についても「現金を複数回もらったことがある」などと話しているという。
ソフトバンクは25日、「多大なるご心配とご迷惑をおかけしたことを深くおわびする」とするコメントを発表した。同社は、無断に社外に持ち出されたのが作業文書などで、顧客の個人情報といった機密性の高い情報は含まれていなかったとしている。
出典:日本経済新聞
荒木豊容疑者について
こちらが、逮捕された荒木豊容疑者のプロフィールです。
名前:荒木 豊(あらき・ゆたか)
年齢:48歳
職業:元会社員
所属:ソフトバンク株式会社
荒木豊容疑者は、不正な利益を得るため、ソフトバンクのサーバーにアクセスし、電話基地局に関する社外秘の作業手順書など2点を取得した不正競争防止法違反の疑いで逮捕された人物です。
荒木豊容疑者の顔画像がfacebookから判明か?
では、荒木豊容疑者の顔画像などは公開されているのでしょうか?
報道機関の発表によれば、荒木豊容疑者の顔画像は公開されておりませんでした。
そこで、Instagramやfacebook、TwitterなどのSNSを中心に調べを進めてみたのですが、荒木豊容疑者の顔画像に関する情報は公開されておらず、特定するにも至っておりませんので、こちらに関しては詳しい情報が入り次第、随時お伝えしていこうと思います。
荒木豊容疑者の犯行動機は、ロシア組織の関与によるスパイ活動への加担か?
では、荒木豊容疑者の犯行動機は一体何だったのでしょうか?
飲食を共にして関係を深め、外交官が情報漏えいを持ち掛けた可能性があるのとのこですが、公安の調べに対して荒木容疑者は「こういう資料は手に入らないかと(外交官に)頼まれ、渡した見返りに現金をもらった。飲食の接待も受けた」との供述をしております。
外交官に扮したロシアスパイが、対象国内で諜報活動を行うのはロシアスパイの特徴であります。
今回は、そのスパイ活動へ加担してしまったことが、荒木豊容疑者の犯行動機なのでしょう。
荒木豊容疑者がスパイ活動に加担すると言うことで、相当な見返りや、金銭の授受があったものと思われます。
ちなみに、荒木豊容疑者は相手のロシア人に対して「何者だろう」と思っていたということで、そんな人物に情報漏洩をしたということは、ソフトバンク社員のコンプライアンスへの意識が低いということになります。
ロシアスパイはなぜソフトバンクを狙ったのか?
ロシアスパイによる日本での諜報活動というのは、数多くありますが、なぜ通信大手「ソフトバンク」を対象としたのでしょうか?
2020年から本格的に運用を開始するという次世代通信システム5G。
この5Gに最も力をれているのが、ソフトバンクであると言われており、ロシア側は、日本の通信分野のトップ企業に食い込み、覇権争いをしたいと考えているのでしょう。
4Gや5GのGというのはGeneration(ジェネレーション/世代)の頭文字であり、新たな世代の通信技術を意味しますので、4G→5Gになるということは、第5世代の通信技術が新たに始まるということになります。
5Gには大きく分けて、以下のような特徴があると言われております。
- 高速・大容量化
- 超多数端末接続
- 超低遅延、超高信頼性
まず、1番に関してですが、これが我々にとっては最も身近な話題であり、5G通信が始まると、今までよりはるかに大容量のデータを一瞬で受け取る事ができるようになります。
具体的には2時間の映画を一本ダウンロードするのに5Gではおよろ3秒程度出来るという具合に、高速通信かつ、大容量のデータ量を一度に通信する事が可能となるのです。
5G通信の覇権争いに勝利することができれば、巨額の利益を得られますから、ロシアは国を挙げて日本の技術を盗み出そうとしているのかもしれません。
荒木豊容疑者の経歴がすごい!出身も名門大学か?
荒木豊容疑者はソフトバンクに入社しているということで、そもそもすごい経歴の持ち主なのではないかと考えられます。
荒木豊容疑者はソフトバンクの人事異動を見ると、以下のような経歴があったとされております。
出典:ソフトバンク
技術統括部門の西日本技術本部で、中国・四国地方の統括部長をしていた荒木豊容疑者は、その後モバイルIT推進本部の無線プロセス統括部の部長になっております。
この無線プロセス統括部が5G通信に大きく関わっているのではないでしょうか?
また、ソフトバンクに入社できるということで、出身大学についても名門大学だったのではないかと考えられます。
荒木豊容疑者の出身大学に関しては、明らかとなっておりませんので、分かり次第追記します。
荒木豊容疑者の自宅住所は浦安!結婚した妻や子供、家族についても
荒木豊容疑者でありますが、自宅の住所は千葉県浦安市であるということですが、詳しい住所については明らかとなっておりません。
大手のソフトバンクの社員であり、安定した役職に就いていることからも、結婚した妻がおり、その間に子供がいてもおかしくありません。
しかしながら、ロシアスパイへの加担ということで、家族や家庭崩壊の危険性も考えられます。
Twitter上の反応
この事件に関して、Twitter上では様々な意見が飛び交っておりますので、ご紹介します。
ロシアのスパイだと思ったけど金が貰えるからまぁいいかってなって軽々と情報渡せるソフトバンクの社員凄すぎない?
危機意識とか全くなさそう。
金貰えれば詐欺の受け子とかやるんですかね?— -NuKo- (@KUSONEKO930) 2020年1月27日
ロシアスパイがソフトバンク社員から機密を盗んだ理由。・・だそうです。
— ぱんだカメラマン (@pandajoho) 2020年1月27日
他学部の授業受けまくってるけど成績良すぎてそろそろ、他学部からの刺客とかスパイ呼ばれても仕方ないな(実際ロシア語習ってるし)
— 😇 (@always_headache) 2020年1月27日
ソフトバンクGって、てっきり中国のアリババがらみで売られてるのかと思ったら、ロシアスパイ関連なのかな?
— しこたま (@shikotamayama) 2020年1月27日
ロシアから久々のスパイ工作が発覚したなあ
やはり未だにスパイ活動があるんだぜ
国際間はヤクザの凌ぎ合い
スイスの小娘ごときが何の役に立つ?
茶番に過ぎん— nkaoojkio (@nkaoojkio) 2020年1月27日
ロシアのスパイの件、
ワイドショー的にはおいしいネタだろうに、ソフトバンクという大手スポンサーのせいかほぼ無視だね。— 平成版うずらフレンズ (@Friends_quail) 2020年1月27日
ロシアの商業スパイに情報奪われてたニュースは芸能人の不倫ニュースよりもよっぽど重要なのにあまり大きく取り上げようともしないし関心もないから日本は未だにスパイにとって天国になってる
— シューバッハ (@gssVE36QYYUrIdc) 2020年1月27日
昨日の日露交流イベントですごい積極的なロシア人女性がいたけど実はFSBかGRUのスパイなのかな?……んなわけないよなw 私みたいなのに接近しても得られる国家機密なんてなんもないし…w
— サーシャ (@SashaIvanov2053) 2020年1月27日
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