出典:ANN
16日午後3時40分ごろ、大阪市住之江区の加賀屋小学校で工事中に、工場用のシンナーが落下してしまい、児童8人が怪我をするという事故が発生しました。
今回は、加賀屋小学校のシンナー落下事故の原因や、工事の業者などについて迫ってみたいと思います。
事故概要
共同通信ほか、メディア各局が以下のようなニュースを報じ、話題となっています。
16日午後3時45分ごろ、大阪市住之江区北加賀屋2丁目の市立加賀屋小で「けが人が出ている」と119番があった。市消防局によると、工事用の塗料とみられるものが校舎の屋上から落下し、下にいた男子児童8人と女性職員1人が病院に運ばれた。全員意識はあり、症状は軽いという。
住之江署などによると、落下したのはプライマーと呼ばれる塗料の一種とみられる。当時は防水工事の作業中で、工事関係者が誤って落とした可能性がある。塗料がかかった児童もおり、職員が洗い流すなどした。
出典:共同通信
シンナー落下の事故現場は、大阪市立加賀屋小
この事故が発生したのは、大阪府大阪市住之江区北加賀屋2丁目5-26にある大阪市立加賀屋小学校であります。
大阪市立加賀屋小学校は、大阪メトロ四ツ橋線の北加賀屋駅から徒歩3分ほどにある学校で、住宅街の中心に位置している学校です。
加賀屋小学校のシンナー落下事故の原因は何?
では、加賀屋小学校のシンナー落下事故の原因は一体何だったのでしょうか?
まずは、現場付近の様子を見てみましょう。
出典:JNN
これを見る限り、落下防止用の柵などが見受けられませんし、地上の人物に配慮をしているとは思えません。
したがって、そうした落下防止用の対策などを行なっていなかったからこそ、落下してしまったのではないでしょうか?
落下したとされる、工場用の塗料シンナーというのは、こちらなのではないかと考えられます。
一斗缶であれば18㍑もの液体が入っておりますし、満タンに入っていた場合は18kgにも及びます。
4階建の学校の4階から落下したということで、およそ地上13mくらいから落下したのではないかと考えられます。
それを元に計算すると、落下速度は57.46 km/hであり、落下の衝撃度は597.80 Nという値になります。
これは、60.9kgf(重量キログラム)ということになり、相当な衝撃となります。
加賀屋小学校でシンナー落下事故!担当していた業者はどこ?
では、この落下事故で工事を担当していたという業者は一体どこだったのでしょうか?
現在のところ、加賀屋小学校でシンナー落下事故に関しては、担当した業者に関する情報は公開されておらず、特定することも出来ませんでしたので、こちらに関しては、詳しい情報が入り次第、随時お伝えしていこうと思います。
もしも、詳しい情報をお持ちの方がいらっしゃいましたら、下記リンクよりご連絡をお待ちしております。
Twitter上の反応
この事故に関して、Twitter上では様々な意見が飛び交っておりますので、ご紹介します。
加賀屋小学校みたい!
なんか工事の塗装が落ちて
子供にかかったみたいよ💦💦
帰り通るねんけど…めっちゃ
テレビ局とか来てた!!— HARUNA. (@kysj0418) 2020年1月16日
お粗末な現場管理‼️取手を固定は当然の事。
— hiroshi namiki (@hiroshinamiki3) 2020年1月16日
容器ごと落ちたのか塗料だけ落ちたのか気になるところ
軽症ならまあ塗料だけか容器ごとでも直撃しなかったんだろうけど
塗料の種類よりもそっちが気になるなぁ…そもそもプライマーって言ってもどれだけの人が下地に使う塗料って分かるのだろうか— ラファール (@RafaleCharlotte) 2020年1月16日
バケットかさげ缶かどっちかやろうな
洗い流せたなら水性シーラーか
これだから塗装屋は(´・∀・`)ヘッ(ここにも塗装屋)— dadadada777 (@k_k7_777) 2020年1月16日
地上の安全を第一に
何かが落下してしまし、地上の人に当たって死亡するという事故は多発しております。
不慮の事故といえば、それまでなのですが、人身事故で人為的なミスによる事故も発生しており、未然に防げるものが多いのも事実です。
現場で作業をしている人の安全を考えるのもそうですが、それ以上に地上の人の安全を考慮することが大切となってくるでしょう。
何れにしても、大阪市の小学校で発生した事故であるだけに、一層の波紋が広がりそうな一件です。
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