東亜石油川崎の火災の原因は何?石油精製の際に、高温ガスが配管外面へ漏れた?

火事

出典:NNN

24日午前7時10分ごろ、川崎市川崎区水江町の東亜石油工場で火災が発生しました。

今回は、東亜石油の火災の原因や火事の場所、現場の状況などについて迫ってみたいと思います。

スポンサーリンク

火事の概要

ANNニュースほか、メディア各局が以下の様なニュースを報じ、話題となっています。

24日午前7時すぎに川崎市の石油会社の敷地内で火事があり、現在、消火活動が行われています。

大量の黒い煙が立ち上っています。消防などによりますと、午前7時10分ごろ、「建物から黒い煙が上がっている」と119番通報がありました。煙が出ているのは川崎市水江町にある東亜石油の敷地内です。現在、ポンプ車など12台が出動して消火活動にあたっていて、工場には守衛がいましたが、すでに避難しているということです。けが人などの情報は入っていません。

出典:ANN

スポンサーリンク

火災が発生している川崎市の現場・東亜石油について

火災が発生しているのは、川崎市の東亜石油の工場の中にある、石油の精製施設の一部であるとのことです。

東亜石油株式会社は神奈川県川崎市川崎区水江町3番1号にある、石油精製会社であり、1924年2月に設立されました。

出光興産の子会社であり、売上高は連結子会社を含めると300億円にもなる超大企業でもあります。

現場となった東亜石油の施設についてですが、報道機関の発表によれば以下の様な場所であると考えられます。

出典:NNN

火災が発生しているのは東亜石油の工場の中にある、石油の精製施設の一部であるということで、こちらの施設だったのではないかと考えられます。

スポンサーリンク

東亜石油の火災の原因は何?考えられる原因を考察

では、東亜石油の火災の原因は一体何だったのでしょうか?

報道機関の発表によれば、いまだ火災の原因については公開されておりませんが、石油精製施設からの出火であるということで、やはりこれが原因なのではないかと推測されます。

厚生労働省のホームページによれば、過去に石油精製事業を営んでいた事業者による、火災や爆発事故の事例とその原因を見ることが出来るのですが、それによれば、様々な原因が挙げられています。

東亜石油火災で考えられる出火原因1

原油のうち重油原料の硫黄分を水素添加反応により除去して精製する重油脱硫装置の加熱炉の内部の加熱管に開口部が生じ、高温、高圧の流体が炉壁を破壊し、加熱炉外に流出し、5時間にわたる火災が発生した。

出典:厚生労働省

東亜石油火災で考えらる出火原因2

石油精製事業所において、流動接触分解装置の反応塔上部の配管内からガソリンを主成分とする高温ガスが配管外面へ漏れ、さらに配管を覆っていた補強板のテストホールから漏洩して自然発火し火災となった。

出典:厚生労働省

東亜石油火災で考えられる出火原因3

軽油脱硫装置の加熱炉内部において、火炎を当てる加熱管に亀裂が生じ、内容物である軽油と水素の混合物が漏れ、バーナーの火炎が引火し火災が発生した。さらに隣接した熱交換器に同混合物が流入し、熱膨張によりフランジから原料が漏れて火災となった。

出典:厚生労働省

東亜石油火災で考えられる出火原因4

石油精製事業所において、接触脱ろう装置内の4基の熱交換器から内容物である軽油が漏洩して着火し火災となった。

出典:厚生労働省

東亜石油火災で考えられる出火原因5

石油精製事業所において、中圧水素化分解装置の通油量及び温度を段階的に下げるという運転条件の変更を行っていたところ、反応塔出口配管のフランジ部から水素ガスが漏洩して6時間半にわたる火災が発生した。

出典:厚生労働省

おそらく、東亜石油の火災も、この様な原因が考えられるのではないかと考えられております。

こちらに関しては、詳しい情報が入り次第、随時お伝えしていこうと思います。


スポンサーリンク

東亜石油の火災に関するTwitter上の反応

この火事に関して、Twitter上では様々な意見が飛び交っておりますので、ご紹介します。

スポンサーリンク

東亜石油火災で怪我をした従業員の容体は?

では、この東亜石油の火災によって怪我をした従業員についてですが、どの様な容体なのでしょうか?

現在のところ、30代の男性従業員が両足にけがをして病院に運ばれたのだそうですが、命に別条はないということで、亡くなった方は現在のところいないということです。

人的被害が出なかっただけでも、不幸中の幸いだと思うのですが、それでも怪我をされているということで、一刻も早い怪我の快復を祈るばかりです。

スポンサーリンク

12月は火災が多い

総務省のホームページによれば、平成30年度の1〜12月の火事における、総出火件数は37,981件であり、1日あたり104 件、14分ごとに1件の火災が発生しているという計算となるのです。

これはものすごい多い件数でありますが、特に12月などの冬の季節が多くなっているのも現状です。

12月は空気が乾燥しているということに加え、せわしなく動き、忙しいということもあって、火の取り扱いに不注意が生じることが原因であると言われております。

12月に限ったことではありませんが、火災が発生する件数が非常に多くなってしまうの背景には、ヒューマンエラーであった場合、人々の不注意が原因であることでしょう。

現に、総務省がまとめたデータによれば、年間の出火原因の第1位はタバコの火の不始末なのだそうです。

何れにしても、川崎市の石油工場で発生した大規模な火事であるだけに、一層の波紋が広がりそうな一件です。

スポンサーリンク

同時期に発生してる施設火災についてはこちらから

 

東部資源化センターの火災の原因は何?不燃ゴミから出火した理由や、放火の可能性も

コメント