淑徳高校で自殺をした男性教諭は誰?原因は過労死で、マーチング強要のパワハラも?

自殺

出典:FNN

東京都板橋区前野町にある淑徳高校で、32歳の男性教諭が自殺をしていたことが明らかとなりました。

今回は、淑徳高等学校で自殺をした32歳の男性教諭の名前や顔画像、自殺の原因やパワハラ、いじめなどはあったのかなどについて迫ってみたいと思います。

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事件概要

産経ニュースほか、メディア各局が以下のようなニュースを報じ、話題となっています。

学校法人「大乗淑徳学園」(東京都板橋区)が運営する淑徳高校(同)の男性教諭(32)が9月に自殺していたことが19日、分かった。遺族側は部活動の顧問業務などに伴う長時間労働や過重労働が原因の過労死だったとして、年明けにも労災申請する方針。

男性は昨年4月から1年契約の特任教諭として、同校に勤務。物理の担当のほか、吹奏楽部の顧問を務めていた。今年6月から頭痛などの体調不良を訴え始め、9月18日に自殺を図り、22日に亡くなった。

自宅のパソコンに4月以降、日々の始業・終業時間が記録され、6月は260時間、7月は241時間に及んでいた。副校長に顧問業務の負担軽減を訴えていたものの変わらず、9月14日には文化祭をめぐるトラブルがあり、翌日から有給休暇を取っていた。

同学園と教員の間には、時間外労働(残業)や休日労働に関する労使協定(三六協定)が締結されておらず、男性の遺族や同僚教諭数人は19日、池袋労働基準監督署に協定未締結や残業代の未払いを申告した。

同学園は「教員が亡くなったことは非常に残念。それ以上のコメントは差し控える」としている。

出典:産経ニュース

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教師が自殺をした淑徳高等学校について

こちらが、男性教師が自殺をしたという淑徳高等学校の詳細です。

名称:淑徳高等学校

区分:私立

所在地:東京都板橋区前野町

運営母体:学校法人大乗淑徳学園

淑徳高校は、東京都板橋区前野町にある私立の中高一貫校であり、明治25年に浄土宗の尼僧である輪島聞声が淑徳女学校として、東京小石川に創立したことを起源としております。

▼教育の理念

LIFE (生命:あらゆる命を尊ぶ心)

LOVE (愛:自分と同じく他者を愛する心)

LIBERTY (自由:何者にも束縛されない自由な心)

開校した人物が、浄土宗の僧侶であったということで、淑徳高校は仏教に基づいた情操教育の伝統があると言います。

浄土宗とはそもそも念仏を唱える宗教として知られ、阿弥陀如来(阿弥陀仏)に帰依することで極楽浄土に行けるという基本的な考え方があります。

浄土宗は、鎌倉新仏教という括りになるのですが、ある程度自由な戒律があり、厳しい修行をして悟りを開くという原始仏教というよりは大衆や庶民を救うために広まったもので、そうした層に支持された宗派でもあります。

そのため、その浄土宗の教えが淑徳高校にはあるとのことで、他者と共に生き、社会に貢献できる人間教育を行うことが大切であると考えているそうです。

ちなみに、淑徳高校を開いたという尼僧侶・輪島聞声は、女性が教育を受けることが一般的でなかった時代に女子教育の必要性を唱えて実践した人物であり、所属していた「淑徳婦人会」は夏目漱石の「吾輩は猫である」にも登場します。

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淑徳高校で自殺をした男性教諭は誰?名前や顔画像は?

では、淑徳高校で自殺をしたという男性教諭は一体誰だったのでしょうか?

報道機関の発表によれば、男子教諭は32歳の淑徳高校に勤務する教諭で、2018年4月から1年契約の特任教諭という形で物理を担当していたそうです。

そして吹奏楽部の顧問もしていたということです。

現在のところ、自殺して亡くなられた男性教諭に関しては名前や顔画像は公開されておりませんが、遺族が学校側の対応が不服であるとして裁判を起こしたりした場合には、亡くなった教諭の実名などが公開されるのかもしれません。

その場合はこちらで追記したいと思います。

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淑徳高校の男性教諭の自殺の原因は過労死!労働時間は260時間超だった

亡くなった淑徳高校の自宅のPCには4月以降には日々の始業・終業時間が記録されていたということで、2019年6月の労働時間は260時間で、7月は241時間にも及んでいたとのだそうです。

原則的に我が国においては、使用者と労働者の間であらかじめ結ばれる時間外労働についての取り決めである36協定というものがあり、36協定がない場合にも法定時間(1日8時間、週40時間)を超える残業をさせると違法となります。

時間外労働に関しては、2019年4月に厚生労働省が改訂したものを公開しておりましたが、その内容をまとめると以下のようになります。

・時間外労働が年720時間以内
・時間外労働と休日労働の合計が月100時間未満
・時間外労働と休日労働の合計について、「2か月平均」「3か月平均」「4か月平均」「5か月平均」「6か月平均」が全て1月当たり80時間以内
・時間外労働が月45時間を超えることができるのは、年6か月が限度

出典:厚生労働省

月で100時間未満にしなければならないところ、この自殺した男性教諭はそれをはるかに上回る260時間も残業をしていたのです。

1ヶ月に22日出勤であると仮定すると、一日3時間ほど残業をしていることになり、1ヶ月丸々休みがなかったとしても2.8時間は残業をしていることになります。

残業時間は84時間にも上ります。

「複数月の平均80時間、単月100時間」は専門家の間で「過労死ライン」と呼ばれており、これを加味しても、過労死が自殺の原因だったのでしょう。

さらに、学校側と自殺をした教諭は36協定を結んでいなかったのだと言い、残業代も未払いだったそうです。


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淑徳高校の男性教諭の自殺の原因はパワハラ?

淑徳高校は、週に1時間ほど「淑徳の時間」と呼ばれる淑徳建学の精神を学ぶ授業があるのだそうで、個性の尊重や心のふれあいを大切していると言います。

こうした浄土宗に脈々と受け継がれている”心”とは相反する過労であるだけに、波紋が広がっているのも事実です。

吹奏楽部の顧問だったということですが、この顧問の業務を赴任から1年目の先生がやるのでしょうか?

面倒くさい仕事を新任に押し付けるというパワハラなどがそこにはあったのかもしれません。

そして、残業に関しても、普段ならやらなくてもいいような仕事を押し付けられてしまい、結果的にそれに耐えられなくなって自殺をしてしまったという可能性もあると思います。

ちなみに淑徳高校の吹奏楽部は、付属の中学校から来る中学生と高校生が混在していたのだそうで、普通の演奏に加えてマーチング等も行うなど活動が幅広かったということで、顧問の負荷は大きいことで有名だったようです。

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淑徳高校で自殺をした男性教諭のLINEの内容が衝撃的

自殺をした男性教諭でありますが、友人には「副校長にはもう限界だと散々愚痴っているのに気にしてもらえない」という旨のLINEをしていたと言います。

散々愚痴っているのに聞きれてもらえず、取り合ってもらえなかったために、その見せしめ的に自殺をしてしまったのではないでしょうか?

友人に対して助けを求めるようなLINEをしていたにも関わらず、救えなかった友人も罪悪感に苛まれてしまったかもしれませんし、自分を責めてしまっていることでしょう。

一番悪いのは、過労死ラインを超えるほど淑徳高校で残業をさせたことだと思います。

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Twitter上の反応

この事件に関して、 Twitter上では様々な意見が飛び交っておりますので、ご紹介します。

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