出典:関テレ
奈良市の東大寺学園中学・高校に勤務する40代前半の男性教諭が修学旅行中に体罰をしていたことが明らかとなりました。
今回は、東大寺学園高校で体罰をした教師・先生の名前や顔画像、暴力の理由などについて迫ってみたいと思います。
東大寺学園の教師が体罰
毎日新聞ほか、メディア各局が以下のようなニュースを報じ、話題となっています。
奈良市の東大寺学園中・高校の40代男性教諭が7月上旬、修学旅行先で就寝時間を守らなかった高校2年生19人に対し、ほおを平手打ちするなどの体罰を加えていたことが同校への取材で判明した。いずれもけがはなかったというが、同校は教諭を処分する方針。
同校によると、旅行中、北海道富良野市のホテルで宿泊した際、男性教諭は、就寝時間を過ぎても別の部屋にいたとして生徒22人を集め、問題ありと判断した19人のほおをたたいたり、足を蹴ったりした。また、翌日には札幌市で自由行動の時間があったが、うち3人を参加させず、10人の自由行動時間を短くしたという。
森宏志校長は「明らかに体罰で、認められる行為ではない。教員全体で再発防止に努める」と話している。
出典:毎日新聞
東大寺学園について
東大寺学園中学校・高等学校は奈良県奈良市山陵町1375番地にある私立の中高一貫教育の学校で、男子校として知られております。
偏差値が78と他の追随を許さないほど圧倒的な学力を誇る超名門進学校として知られ、全国的にみても偏差値ランキングで灘高校に次ぐ2位となっております。
校則も緩く自由な校風が持ち味の東大寺学園は、個性や自主性、しなやかな感性を育む上で、「自由」という教育環境は不可欠であるという考えが根底にあるのだそうです。
東大寺学園は、1学年の生徒数は220人に満たないそうですが、2017年度では東大・京大・国公立大合格者数を合わせると138名ともなり、全国屈指の進学校として名を轟かせております。
また、毎年夏に放送される「全国高等学校クイズ選手権(日本テレビ系列)」の常連校としても知られており、「クイズ研究部」は優勝経験もあるなど、体罰や暴力とは無縁にも思える学校であります。
ちなみに、京都大学出身のインテリ俳優として知られる山西惇さんや、気象予報士の安部大介さんなどもこの学校のOBであることでも知られております。
東大寺学園で他罰をした教師は誰?
では、東大寺学園で体罰をしたという教師は一体誰だったのでしょうか?
報道機関の発表によれば、40代の男性教師が就寝時間を守らなかった19人を呼び出し、頬を平手で叩いたり、足を蹴ったりしたということで、東大寺学園高等学校の40代の教師なのでしょう。
東大寺学園の平成29年度の事業報告書には、教師はおよそ55名ほどおり、そのうち51名が男性教師であるということも判明しております。
出典:東大学園事業報告書
これは、中学・高校併せた数字でありますから、半分ほどが中学校の教師であることを考えると、25名ほどが男性教師ということになるでしょう。
東大寺学園で他罰をした教師の名前や顔画像を特定か?
東大寺学園で体罰をしたという教師でありますが、名前や顔画像などは公開されているのでしょうか?
25名ほどいる高校教師の中で40代といえばもっと絞られそうな気もしますが、現在のところ東大寺学園で他罰をした教師の名前や顔画像に関しては公開されておらず、特定するにも至っておりません。
しかしながら、今後東大寺学園高等学校の生徒や関係者によって情報がリークされることもあるでしょうし、教師が処分されれば懲戒解雇などの通知や報告書が出てくるでしょうから、今後明らかとなるかもしれません。
その際はこちらに追記していきたいと思います。
東大寺学園は”自由”がウリの学校
そんな、東大寺学園高等学校でありますが、自由な校風がウリであるということで、学園が目指す理念にも以下のように書かれてあります。
この三つの教育目標の中では「自由」ということばを用いてはいないが、個性や自主性、しなやかな感性を育む上で、「自由」という教育環境は不可欠であると考えている。したがって本学園では、不合理なもので生徒を縛りつけるようなことはない。一方的に生徒に従順さを強要することもない。生徒の「自由」を最大限尊重したいと考えている。そして、この良き伝統を、今後も大切に守っていきたいと考えている。生徒が「自由」を享受し、互いに切磋琢磨しながら自らの可能性を追求することを、切に願っている。
出典:東大寺学園
一方的に生徒に従順さを強要せず、あくまで自由を最大限尊重したというのが東大寺学園高校の理念だったのですが、修学旅行中には自由行動をさせななかったと言います。
また翌日には、札幌市で自由行動が予定されていましたが、行動を特に問題視した生徒3人については、自由行動をさせませんでした。
出典:関テレ
自由行動をさせないというのは、一方的に生徒に従順さを強要する最たるものではないでしょうか?
Twitter上の反応
この東大寺学園高等学校の体罰問題に関して、Twitter上では様々な意見が飛び交っておりますので、ご紹介します。
東大寺学園の不祥事で分かったのは、何も知らん外野どもが騒ぎ立てるのはまじで死ぬほどうざいということですね
— 植田颯麻 (@uesou_1014) 2019年11月13日
自分の子供が悪いことして叱って、叩いたことなんかない、ムカついたことない、って親いるのだろうか?
先生が悪い事をした生徒を平手打ち。なにがわるいの?
何もしてない子を叩いたわけじゃない。悪い事をしたから、叩かれたんだよ。やってる事は親と同じでしょ。#東大寺学園
— あした (@dotolineun) 2019年11月13日
東大寺学園って私でも知っている学校であるよ。
— 国語科教員 (@coda_1984) 2019年11月13日
おいおい!
東大寺学園、教師が体罰で処分されるなら生徒にももちろん何かしらのペナルティ与えるよね??
そこは両成敗じゃないと平等じゃない!
もとは生徒が守らなかった訳だし!
体罰はいけないけどな!
てか、むしろ親が先生に謝れって思う!迷惑かけましたってさ!
教師減るぞ!#東大寺学園— YYY (@ysaku_saku39) 2019年11月13日
奈良市の東大寺学園高校の教師が、修学旅行中の生徒19人に頬を平手でたたくなどの体罰を加えていたことがわかった
一生、忘れられない最悪の思い出だよね、可哀想にね。
許せない行為。— lala (@lala65884361) 2019年11月13日
ルールを守らなかったのは生徒側!それでも体罰は良くない
今回、東大寺学園高等学校の教師は修学旅行中に就寝時間を守らなかった生徒に対して体罰をしております。
もちろん、ルールはルールですから悪いのは生徒側なのですが、それを体罰や暴力で解決させようとするのはよくありませんし、適切な指導方法とはいえません。
「昔は体罰が当たり前にあった」などと能書きを垂れている人が多いのも現状ですが、”体罰”という暴力行為でしか生徒や学生などを指導出来ないのは、その指導者の手腕がない事をひけらかしており、自分は無能であるとアピールしているようなものです。
Twitter上などにも「ルール守らなかったんだから平手打ちされても仕方ないと思う」という意見があるなど、一般的にルールを守らなかった=体罰を許容しているかのような論調があります。
やはり、いかなる理由があったとしても体罰をするのはよくありません、決して許されるべきではないのです。
この論調が激化してしまえば、体罰が再び横行してしまうでしょう。
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