出典:FNN
2日午前5時55分頃、富山市婦中町の住宅で6歳の女児が死亡している事件が見つかった事件で、警察は36歳の母親を逮捕しました。
今回は、富山市婦中町の女児死亡事件の犯人である36歳の母親の萩潤子(はぎ ひろこ)容疑者の顔画像や現場、動機などについて迫ってみたいと思います。
富山市婦中町で女児の殺人事件発生
富山テレビほか、メディア各局が以下のようなニュースを報じ、話題となっています。
2日朝、富山市の住宅で6歳の女の子が遺体で発見されました。
警察は容疑者不詳のまま、殺人の疑いでこの家の現場検証を始めるとともに、司法解剖を行い、女の子の死因などを調べています。
富山西警察署によりますと、2日午前6時前、富山市婦中町の住宅で6歳の女の子が死んでいると、家族が警察に通報しました。
女の子には目立った外傷はなく、服装の乱れもありませんでした。
近所の人によりますと、死亡した女の子は10日ほど前から母親と一緒に千葉県から帰省していたということです。
近所の人「10日ほど前から実家に帰って来ていた」「(これからは)たまにしか帰ってこれないから遊びに帰ってきた」
警察は、容疑者不詳のまま、殺人の疑いでこの家の現場検証を始めるとともに、司法解剖を行い、女の子の死因などを調べています。出典:富山テレビ
富山市婦中町の女児殺害事件で36歳の母親が逮捕される
そんな、富山市婦中町の女児殺害事件でありますが、36歳の母親が逮捕されたという速報が入ってきました。
【速報】富山市の住宅で6歳女児の遺体がけさ発見された事件で36歳母親を殺人容疑で逮捕
— テレ朝news (@tv_asahi_news) 2019年10月2日
そして、この36歳の母親でありますが、FNN系列のニュースによりますと萩潤子(ひろこ)容疑者であるということです。
逮捕された母親は、「わたしも死のうと思った」と供述している。
2日朝、富山市の住宅で、この家に住む6歳の萩凛々(りり)ちゃんが遺体で見つかった事件で、2日午後、母親の潤子(ひろこ)容疑者(36)が、殺人の疑いで逮捕された。
凛々ちゃんは寝室の布団の上で見つかり、その寝室には、ヘリウムガスと書かれたガスボンベが見つかっている。
警察の調べに対し、潤子容疑者は、「わたしも死のうと思った」と容疑を認めていて、警察は、無理心中を図ろうとしたものとみて調べを進めている。
出典:FNN
これにより犯人は、母親である36歳の萩潤子容疑者と判明しました。
萩潤子について
こちらが、逮捕された萩潤子容疑者のプロフィールです。
名前:萩潤子(はぎ ひろこ)
年齢:36歳
職業:無職
在住:富山市婦中町牛滑
萩潤子は、2日未明、自宅で長女の凜々ちゃんを何らかの方法で、低酸素脳症に陥らせ殺害した疑いで逮捕された人物です。
萩潤子の顔画像を特定か?
では、萩潤子容疑者の顔画像などは公開されているのでしょうか?
報道機関の発表によれば、萩潤子容疑者の顔画像などは現在のところ、公開されておりませんでした。
そこで、InstagramやTwitter、FacebookなどのSNSを中心に調べを進めてみましたが、萩潤子容疑者のものと思われるアカウントは発見することができず、特定するにも至りませんでしたので、こちらに関しては詳しい情報が入り次第、随時お伝えしていこうと思います。
萩潤子の犯行動機は生活苦による無理心中か
では、萩潤子容疑者の犯行動機は一体どのようなものだったのでしょうか?
報道機関の発表によれば、警察の調べに対して萩容疑者は「私も死のうと思った」と容疑を認める供述をしております。
つまり、無理心中を図った疑いが高くなるのです。
無理心中に至る主な原因として挙げられるのが、生活苦です。
借金などで生活費を工面することが難しくなってしまい、これからの生活をする上で子供が負担であると考えてしまい、子供を殺して自分も一緒に死のうと考えるのが無理心中の根本的な原因です。
また、親子心中に詳しい専門家の川崎二三彦さんの話によれば、以下のようなケースももあるのだそうです。
母子心中では、男性関係のトラブルのほか、子供に障がいや病気があることで悩んでいたケースが多い。また、母親が精神的な疾患を抱えている場合も少なくありません
精神的な疾患や男性トラブル、もしくは借金などによって生活苦にる陥ってしまった結果、無理心中を図り、結果的に萩凛々(りり)ちゃんを殺害してしまったのでしょう。
10月1日未明にも千葉県館山市正木の家屋で、51歳の父親と40歳の母親が生活苦によって次女を殺害するという事件も発生しており、この事件の動機も「借金で生活が困難になり、殺害した」というものでした。
同じ時期に多発してしまったため、今回の事件も生活苦が原因なのではないかと考えられるのです。
萩潤子の旦那で凛々ちゃんの父親は誰?
萩潤子容疑者の娘さんが亡くなった凛々ちゃんであるということですが、父親がいるということになります。
その人物は一体誰なのでしょうか?
もし結婚していたのであれば、萩潤子容疑者には旧姓があることになりますし、離婚していたのであれば萩という苗字が本名になります。
しかしながら、富山県のこの家は萩潤子容疑者の実家であるということで、千葉県から帰省をしていたことも判明しております。
死亡した女の子は10日ほど前から母親と一緒に千葉県から帰省していたということです
出典:富山テレビ
つまり、萩潤子容疑者は千葉県に在住しており、そこに父親である萩潤子容疑者の旦那がいるのではないかと推測されるのです。
現在のところ、萩潤子容疑者の旦那であり、凛々ちゃんの父親に関しては名前や顔画像などは公開されておらず、特定するにも至っておりませんので、こちらに関しては詳しい情報が入り次第、随時お伝えしていこうと思います。
萩凛々ちゃんの死因はヘリウムの吸引?ヘリウムで人は死ぬのか?
今回の事件で、萩凛々ちゃんが亡くなっていた寝室の中にはヘリウムガスのガスボンベが置いてあったということで、死因はヘリウムガスを吸引したことによる中毒死だったのではないかと推測されるのです。
ヘリウムは原番号2番でHeという表記で知られており、18族に属する貴ガス元素で加圧した際にしか固体にならず、単原子ガスであることでも有名です。
ヘリウムガスは主に、浮揚力が非常に高く燃えにくいために風船などを浮かばせることに使用されているほか、広告用のバルーンや天体観測用の気球、さらには偵察用に開発された軍事気球などにも用いられております。
また、ヘリウムガスを吸引してから声を発するとドナルドダック効果と呼ばれる甲高い声が発せられることから、パーティグッズとしても人気があるほか、バラエティ番組でも取れ高が欲しい時にコーナーの企画で使用されるケースもあります。
▼ヘリウムガスなどの検証動画
そんなヘリウムガスでありますが、基本的に無味・無臭さらには無毒の希ガスであるため、吸い込んでも血液中に溶ける心配がなく、人体に悪影響を及ぼす心配がない物質として認識されております。
しかしながら、一度に大量のヘリウムガスを吸い込むと酸欠状態を引き起こし、呼吸困難になるほか、脳の血液や酸素がいかなくなって結果的に死亡するということがあるのだそうです。
そうした危険性があることから、市販のパーティグッズなどのヘリウムガスにはおよそ20%ほどの酸素が含まれているのですが、逆に風船を膨らませる用のヘリウムガスボンベには酸素は含まれておりません。
すなわち、無味無臭、無毒のガスであっても酸欠によって死亡することがあり、萩凛々ちゃんもこれが原因で亡くなったのではないかと考えられるのです。
萩潤子のヘリウムガスボンベの入手方法は?
市販ではあまり目にすることがないヘリウムガスボンベでありますが、一体どのようにして入手をしたのでしょうか?
大手通報サイト楽天などではヘリウムガスボンベは販売されております。
出典:楽天
しかしながら、1,000㍑で¥15,000、1,500㍑で¥18,000もするなど、非常に高価なものであり、家庭で風船を浮かばせておきたい人のためにレンタルなども実施されております。
こうしたことを加味すると、萩潤子容疑者はおそらくネット通報などを利用してヘリウムガスを仕入れたものと思われます。
また、トイザらスや東急ハンズ、ロフトやドン・キホーテなどといった、大手量販店にも取り扱っているお店がありますが、運ぶ手間などを考えるとネット通販が妥当であると言えます。
萩潤子の凛々ちゃん殺害事件についての考察
今回、またしても幼い命が奪われるという最悪の結果になってしまいました。
無理心中を図ったということですが、その手口がヘリウムガスを使ったということで、目立った外傷がないことにも納得がいきます。
いかなる理由があったとしても人を殺めていいという理由にはなりませんが、周りの人間に相談したりしていれば、もっと違う形になったのではないかと思うと悔やまれます。
こうした事件が日々引き起こされているわけですが、生きているだけで丸儲けという言葉もある通り生きていれば、辛いことも楽しいこともありますので、なんとか辛抱してもらいたかったなと感じます。
何れにしても、亡くなった萩凛々ちゃんには心よりご冥福をお祈り申し上げます。
萩潤子の事件に類似する生活苦が動機の無理心中事件がこちら
広島市安芸区瀬野町の事件は無理心中ではなく殺人?現場の住宅判明で、精神失調が原因か?
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