出典:Twitter
5日午前11時40分ごろ、横浜市神奈川区亀住町の踏切で、京浜急行電鉄の電車がトラックと衝突し、先頭車両などが脱線するという事故が発生しました。
今回は、京急のトラック事故で事故を引き起こした会社が金子流通サービスと特定された情報や、事故原因などについて迫ってみたいと思います。
京急事故でトラック運転手が死亡
朝日新聞デジタルほか、メディア各局が以下のようなニュースを報じ、話題となっています。
5日午前11時40分ごろ、横浜市神奈川区の京急本線「神奈川新町第1踏切」で、青砥発三崎口行きの快特電車(8両編成)がトラックと衝突、1~3両目が脱線して先頭車両が横倒しになった。神奈川県警によると、少なくとも36人がけがを負ったという。横浜市消防局によると、このうちトラックの運転手(67)とみられる男性が死亡したという。
京急などによると、現場は神奈川新町駅と仲木戸駅の間。県警によると、「火が出ている」という通報があり、先頭車両周辺からは黒煙が上がった。衝突したトラックは果物約660ケースを運んでいたという。
事故の影響で、京急川崎―上大岡駅間の上下線で運転を見合わせている。現場の踏切は遮断機や警報機に加え、踏切内で車などが立ち往生した場合に列車に知らせる「障害物検知装置」も設置されているという。
事故を受け、政府は5日正午過ぎ、官邸危機管理センターに情報連絡室を設置。運輸安全委員会は、同日中に鉄道事故調査官を現地に派遣する方針。
出典:朝日新聞デジタル
京急事故トラック会社名は金子流通サービスと判明
では、京急の事故を引き起こしたとされるトラックはどこの会社だったのでしょうか?
現場の画像などによれば、金子流通サービスではないかということです。
出典:Twitter
トラックの後ろの部分にもカネコグループという表記もありますし、まず間違いなく金子流通サービスなのではないでしょうか?
Twitter上でも、この問題のトラックは金子流通サービスであるとみて間違いないというような意見も数多く寄せられております。
TBS系の空撮映像より、トラックの荷台部に「金子流通」の文字を確認#京急#事故
— 滓 (@kasutwit) 2019年9月5日
京急トラック事故を起こした金子流通サービスについて
こちらが、京急のトラック事故を引き起こした金子流通サービスの詳細です。
名称:(株)金子流通サービス
所在地:千葉県香取市佐原ニ6274
金子流通サービスは、千葉県香取市佐原にある流通や運搬業を主に営む会社であり、自社ビルである金子ビルには「有限会社 金子物流システム」や自動車工業、保険会社などもあり、複合的なビジネスをしているのではないかと考えられます。
会社には6人から7人の運転手が所属おり、普段は産業廃棄物や一般の貨物の輸送などを行っているのだそうです。
金子流通サービスのトラックを運転していた運転手の名前や顔画像は?
この事故で、金子流通サービスのトラックを運転していた男性が亡くなったしまったというでありますが、名前や顔画像などは公開されているのでしょうか?
死亡したのは運転手とみられる67歳の男性であるということですが、現在のところトラック運転手の名前や顔画像に関しては詳しい情報は公開されておらず、特定するにも至っておりませんので、こちらに関しては詳しい情報が入り次第、随時お伝えしていこうと思います。
この亡くなった67歳のドライバーでありますが、去年の10月からこの会社で勤務をしていたということで、事故があった5日は横浜市から千葉県成田市まで果物を輸送する予定であり、午前4時ごろから働いていたのだと言われております。
金子流通サービスのトラックの事故原因は寝不足によるもの?
では、金子流通サービスのトラックが事故を起こした原因は一体何だったのでしょうか?
報道機関の発表によれば、金子流通サービスのトラック事故の原因として曲がり角を曲がり切れなかったために、踏切に侵入してしまったということが言われております。
脱線した電車は、京急本線下りの快特、青砥発、三崎口行きの8両編成で、先頭から3両目までが脱線した。現場は神奈川新町駅近くの踏切で、目撃者によると、トラックが通りの角を曲がり切れないままに、踏切に進入し、トラックと衝突したという。
出典:FNN
これを踏まえると以下のような事故当時の状況を考察することが出来るのだそうです。
あー…京急の事故金子流通か😓
千葉じゃねぇか…😞
運転手亡くなったんか…
これ大型やったんかな?目撃者が言うにはここから出ようとして曲がりきれんで切り返して何とか出れたけどケツに衝突したって事か?🤔🤔🤔 pic.twitter.com/J48tffMU9z— 兎てゐ督@時津風 (@u_sagitewitoku) 2019年9月5日
切り返しがうまくいかずに線路内に侵入をしたということも考えられますが、レモンケース660個という過積載によってうまく曲がり切れなかった可能性も十分に考えられるでしょう。
また、午前4時から勤務をしていたというこのドライバーでありますが、事故が発生した午前11時40分頃に急激に眠気が襲ってきてしまい、寝不足などが絡んでハンドル操作などを誤ってしまった結果、事故に巻き込まれたという可能性も捨て切れません。
金子流通サービスの事故原因が判明
寝不足の可能性や、過積載による曲がり切れなかったという可能性を指摘してまいりましたが、Twitterには非常に面白い意見が寄せられておりましたので、ご紹介します。
京急の事故だけど12tトラックが切り返しで電車と接触ってなってるけどこういうことかな?
1.踏切が下りていない状態で侵入
2.路脇の道を右折しようと思ったが、一発で曲がれない
3.切り返しているうちに踏切が下りてくる
4.既にトラックは右折する角度になっているため、他に逃げ道がない
5.衝突 pic.twitter.com/jHgyWm8E9U— Disco Disco (@Kaila__Kaila) 2019年9月5日
事故があった踏切の現場から赤い矢印のように金子流通サービスのトラックは進みたかったのだと考えられます。
出典:Twitter
しかしながら、千葉県香取市の業者であるため、事故現場付近のことはよく分からず、右折をしようと思った時に、うまく曲がることが出来なくなってしまったのではないでしょうか?
12tトラックであったということで、何度か切り返しをしようとしてしまった結果、踏切の遮断機が降りてしまい、その時にはすでに逃げ場がなくなってしまった為、立ち往生して事故に巻き込まれてしまった可能性もあります。
付近の防犯カメラにはトラックが電車の進行方向の右側から入ってきて、踏切内で立往生している様子が写っていたということですので、まさにこの矢印の通りに動いていたすれば事故原因の説明がつくでしょう。
何れにしても、亡くなった金子流通サービスのトラック運転手には心よりご冥福をお祈り申し上げます。
あなたにおすすめの記事


コメント