出典:JNN
栃木県にある那須ハイランドパークにおいて、アトラクションから横尾一範さんが落下して死亡した事故で、遊園地のスタッフが「命綱を付け忘れてしまったかもしれない」と話していることが明らかとなりました。
今回は、ノボランマで命綱をつけ忘れてしまった遊園地のスタッフや従業員の名前や顔画像などについて迫ってみたいと思います。
ノボランマの事故原因は、命綱のつけ忘れによるもの
TBSニュースほか、メディア各局が以下のようなニュースを報じ、話題となっています。
栃木県の「那須ハイランドパーク」で、51歳の男性が遊具から転落し死亡した事故で、男性に命綱が装着されていなかったことが分かりました。
この事故は5日、栃木県那須町の「那須ハイランドパーク」にある「ノボランマ」という施設で男性が遊具から転落し死亡したものです。遊具は5メートルの高さからジャンプしてサンドバッグに飛びつくもので、男性はヘルメットとハーネスを装着していましたが、転落した際、命綱が装着されていなかったことが分かりました。
那須ハイランドパークは、「命綱の付け忘れが事故原因ではないかと考えている」とコメントしていて、警察は業務上過失致死の疑いも視野に、パーク側から事情を聴くなど捜査しています。
出典:TBSニュース
那須ハイランドパーク「ノボランマ」について
那須ハイランドパークは、栃木県那須郡那須町高久乙3375にある北関東最大級のレジャーランドであり、様々なコースター系アトラクションを設置していることで有名であります。
広大な敷地を利用してテレビ番組のロケ地として登場することもあり、掛け流し露天風呂のある温泉施設やそれらが併設されてある宿泊施設、サッカー場やテニスコートなどもあるなど、総合レジャー施設であることでも知られております。
そして、問題のあったノボランマとは、ボルダリングやアスレチックなどをモチーフとしたアトラクションであります。
大きな物では高さ約5m、長さ11mのアスレチック7種に挑戦!障害物によじ登ったり、穴をくぐったり、大人の方からお子様まで楽しめる安全なアスレチックです。
出典:那須ハイランドパーク
料金 | 300円 |
身長制限 | 身長制限なし |
年齢制限 | 3歳から利用可能、小学生未満保護者同伴 |
そして、こちらがノボランマの詳細動画です。
出典:カーアンドレジャーニュース
ノボランマで命綱をつけ忘れたスタッフや従業員は誰?
では、ノボランマで命綱をし忘れたスタッフや従業員は一体誰なでしょうか?
栃木県警では、業務上過失致死の疑いも視野に、当日担当した従業員に対して事情聴取を行うなどの対応をしているということで、もし仮に過失割合が大きく、過失が認められれば逮捕されることもあると思います。
現在のところ、ノボランマで命綱をし忘れたスタッフや従業員の名前や顔画像などは公開されておらず、また、特定するにも至っておりませんので、こちらに関しては詳しい情報が入り次第、随時お伝えしていこうと思います。
ノボランマで命綱をつけ忘れた衝撃の理由とは?
では、ノボランマで命綱をつけ忘れてしまった理由は一体何だったのでしょうか?
ノボランマでは、「デジタルボルダリング」と「クリッピングクライム」、エアアスレチック「エクストリームラン」が「同時に楽しむことが出来るのだそうですが、亡くなった横尾一範さんは下記画像のクリッピングクライムと呼ばれる、高さ5mの壁からジャンプして棒に乗り移るという競技をしていた際に誤って転落したと言われております。
出典:Twitter
青い矢印で示されている通り、このアトラクションを体験する人には、命綱がつけられているのが明白ですし、さらにはハーネスやヘルメットの着用も義務付けられているのです。
アトラクションの体験者は「利用中に発生したケガ、事故、損害についてはお客様の責任となります」という同意書にサインをし、その後は命綱やハーネスなどの装着の講習を受けると言います。
このクリッピングクライムは非常に危険な遊びであるため、下半身と上半身両方にハーネスをつけるのだそうで、装着するのは自分では不可能なためスタッフが必ず行うことになっております。
今回の事故では入念にチェックをしていなかったため、命綱をしておらず、結果的に死亡事故に繋がってしまったのではないでしょうか?
命綱をつけ忘れた理由としては、当時忙しくてバタバタしており、説明が不十分であったにも関わらず、アトラクションをやりたいと急ごうとしたお客さんの対応などをしていた結果、見落としてしまったなどの可能性も考えられます。
ノボランマは危険な競技
事故が発生してしまったノボランマのクリッピングクライムとは、高さ5mの壁から宙に浮いている赤い棒に飛び移る競技なのですが、命綱があったしても大変危険な競技です。
なぜなら、ノボランマ特にこのクリッピングクライムの直下の床には安全対策のマットなどが敷かれておらず、硬い床となっているため、落ちてしまえば大けがや命を落とす危険性があるからです。
命綱無しで成功したとしても、床にクッションがないため赤い棒から降りる事ができませんので、どっちみち床にクッションがない時点で非常に危険なアトラクションであることは明白です。
ノボランマの危険性を熟知しているはずのスタッフが、命綱をつけ忘れるというあり得ない行動を取っておりますので、一刻も早い事故原因の解明が求められるでしょう。
あなたにおすすめの記事

コメント