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4日、愛知県一宮市で男性が死亡したひき逃げ事件で、清須市に住む早川和臣(はやかわ かずおみ)容疑者が逮捕されました。
今回は、早川和臣容疑者の顔画像やひき逃げを引き起こした現場、被害者の末竹亘さんなどについて迫ってみたいと思います。
事件の概要
TBSニュースほか、メディア各局が以下のようなニュースを報じ、話題となっています。
4日、愛知県一宮市で男性が死亡したひき逃げ事件で、清須市に住む34歳の男が逮捕されました。
逮捕されたのは、清須市清洲の会社員・早川和臣容疑者(34)です。
一宮警察署によりますと、早川容疑者は4日午前2時ごろ、一宮市牛野通の県道で岐阜県可児市の会社員・末竹亘さん(48)をはねて、そのまま逃げた疑いがもたれています。
末竹さんには引きずられたような痕があり、胸を強く打っていて病院で死亡しました。
警察が近くの防犯カメラの映像を解析するなどした結果、早川容疑者が浮上。早川容疑者は「人をはねたとは思わなかった」と、容疑を一部否認しています。警察は、事件の経緯を詳しく調べています。
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早川和臣のプロフィール
こちらが、逮捕された早川和臣容疑者のプロフィールです。
名前:早川和臣(はやかわ かずおみ)
年齢:34歳
職業:会社員
在住:愛知県清須市清洲
早川和臣容疑者は、4日午前2時ごろ、愛知県一宮市牛野通4丁目の交差点付近で、歩いていた岐阜県可児市の会社員・末竹亘さんを車ではねて逃走し、死亡させた疑いで逮捕された人物です。
早川和臣の顔画像がSNSより判明か?
では、早川和臣容疑者の顔画像などは公開されているのでしょうか?
報道機関などの映像を確認しましが、早川和臣容疑者については顔画像などは公開されておりませんでした。
そこで、TwitterやFacebook、InstagramなどのSNSを確認してみましたが、特定するにも至りませんでしたので、こちらに関しては詳しい情報が入り次第、随時お伝えしていこうと思います。
早川和臣のひき逃げの理由が酷すぎる
報道機関の発表によれば、早川和臣容疑者は警察の調べに対して「人をはねたとは思わなかった」と容疑を否認する供述をしております。
つまり、何かにぶつかったにも関わらず、人だと思わなかったために逃走をしたということです。
そこでまず、早川容疑者が乗っていたとされる事故車両を見てみましょう。
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ボンネット部分が大きく破損をしているのが見受けられると思いますが、車を運転していてこれほどの衝撃があった場合に、人間でなくても何かしらにぶつかったという自覚や認識がないこと自体おかしな話です。
人身事故や物損事故というのは、ぶつかった時点で警察に報告するのが義務付けられており、これほどボンネットが大きく破損する事故を引き起こしておいて、その場から逃走をしているということは、確実に人をはねたことを認識しているでしょう。
もしも人ではなく何かにぶつかったとするのであれば、必ずその場でボンネットを確認するはずですし、警察に連絡をして保険会社から車両保険などを適用させてもらうようにするはずですから。
そして、認識をしていたとし早川和臣容疑者が逃走した最大の理由は、おそらく「怖くなったから逃げた」ということでしょう。
ひき逃げ犯のおよそ8割がこの理由で現場から逃走しているというデータもありますので、早川容疑者もまさしく怖くなったから逃げたとみて間違いないでしょう。
早川和臣が事故を起こした現場は一宮市・牛野通の県道
では、早川和臣容疑者の事故現場は一体どこだったのでしょうか?
報道機関の発表によれば、以下のような場所であったということです。
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こちらを調査してみた結果、以下のように場所を特定することができました。
現場は、愛知県一宮市下川田町5丁目9-5にある「愛知県道190号名古屋一宮線」こと通称「牛野道り」沿いにある変則的な交差点であります。
十字路というよりは、Xの文字に近いような形の交差点で、牛野道りはここの交差点以外にも事故が多発する道路であることでも知られております。
牛野通交差点で某運送会社のトラックと自転車おばちゃんの事故の瞬間をみてしまった!(◎_◎;) 安全運転しましょう。
— たー (@tar0417) 2012年2月28日
22号下り、牛野通、エイデン間、車両5台絡む事故(>_<)
今ギリギリ1車線通れる感じ(>_<)— ともや (@vtomoyav) 2011年8月24日
早川和臣は飲酒運転だった可能性が
早川和臣容疑者が事故を引き起こしたのは、4日の午前2時ということで、土曜日夜から日曜日の未明での出来事であります。
この時間帯に乗用車を運転していること自体珍しいと思うのですが、車社会であればありえるかもしれません。
しかしながら、飲酒をした帰りにそのまま車を運転していたとするのであれば、飲酒運転で事故を引き起こしたということになります。
なぜ飲酒運転の可能性があったのかといえば、以下のようなことが考えられます。
- 深夜2時という時間帯
- ボンネットが大きく破損している事故でも「人をはねたとは思わなかった」と証言
- アルコールを抜くために逃走
つまり、飲酒運転をして事故を起こしてしまったため、アルコールを抜くために逃走したのではいかと考えられるのです。
もしも素面であれば、これほどボンネットが破損している状態の衝撃が加わった場合、必ず気がつくでしょうし、車外に降りて確認をするはずです。
また、深夜2時という時間帯に人が歩いているとは思わなかった可能性も考えられますが。
ひき逃げの行為そのものに対する罰則は無い
ひき逃げを起こした際の法律による罰則というものはひき逃げという行為そのものにはありません。
ひき逃げを起こした場合はまず自動車で他人を死傷させてしまった過失運転致死傷罪、危険運転致死傷罪に問われます。そして逃げたことによる負傷者救護義務違反罪にも問われるという二重の罪状にかけられることになります。
今回のひき逃げ事件、もし仮に早川容疑者が飲酒運転して場合はどのような刑罰になるのでしょうか。
まず、早川容疑者が確保され飲酒運転を認めた場合は負傷者救護違反に危険運転過失致死罪が適応されると思われます。
危険運転過失致死罪については刑法208条第1項で定められています。
- 第208条の2
- アルコール又は薬物の影響により正常な運転が困難な状態で自動車を走行させ、よって、人を負傷させた者は15年以下の懲役に処し、人を死亡させた者は1年以上の有期懲役に処する。その進行を制御することが困難な高速度で、又はその進行を制御する技能を有しないで自動車を走行させ、よって人を死傷させた者も、同様とする。
出典:Wikibook
刑法によると早川容疑者はこのままだと最低でも1年の刑に服さなければならないようです。
ひき逃げでも死傷者の数が多く運転手の過失が甚大であると「殺人罪」として扱われる他、免許の行政処分に関しては、もちろん一発で免停になりますし、被害者が死亡している場合はおよそ7年もの間免許を取得することが出来ません。
もっとも、人身事故(被害者死亡)の場合には、加害者側は遺族への償いなどをするので精一杯であり、免許を再取得するという気持ちにならないのが一般的であると言われております。
また、ハンドルを握ると事故当時の状況がフラッシュバックし、トラウマになることで、運転することがそれ以降不可能になることもあるのだとか。
しかしながら、ひき逃げという行為は自身の罪を潔く認めず、その場から現実逃避するだけの最低の行為でありますので、決してやってはいけない行為であることは明白です。
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