出典:Yahoo!ニュース
首都圏に園を構える認可外保育施設「バディスポーツ幼稚園」。スポーツと保育を通じて健康で明るく伸びやかな子どもを育てることを理念とした同園の横浜市にある教室で、男性保育士が暴力を振るっていたことが明らかになりました。
暴力が明らかになってのは11日、同園に通う子どもの保護者から「子どもが暴力を受けている」と連絡があったことがきっかけでした。
同園が防犯カメラを確認したところ今年4月ごろから計9人の児童に暴力があったことが確認されました。
なぜ男性保育士は暴力に走ったのでしょうか。男性保育士の素性と、バディスポーツ幼稚園の環境についてもまとめましたのでご覧ください。
9人に暴行、男性保育士は解雇処分
神奈川県横浜市にあるバディスポーツ幼稚園で保育士が生徒に暴行を加えた事件についてはNHKをはじめ各メディアが以下のように報じています。
横浜市の認可外保育施設で20代の男性保育士が複数の子どもに暴力を振るっていたことがわかりました。施設はこの保育士を解雇するとともに警察に事情を説明しているということです。
今月11日、横浜市緑区にある認可外保育施設「横浜バディスポーツ幼児園長津田校」で、保護者から「子どもがたたかれたと言っている」という連絡が施設にありました。
施設側が教室に設置されている防犯カメラの映像を確認したところ、23歳の男性保育士が3歳の男の子の顔をたたく様子が映っていて、さらに本人から事情を聴いたところ、ことし4月ごろから複数の子どもに暴力を振るったり、大声を出すなどの威圧的な態度をとったりしたことを認めたということです。
施設によりますと、この保育士は4年前から勤務し、「日頃のストレスが重なった。教えてもできない子どもがいたときにいらいらしてやってしまった」などと話しているということです。
施設は男性保育士を諭旨解雇にし、警察にも事情を説明しているということです。
横浜バディスポーツ幼児園の菊池剛園長はNHKの取材に、「被害にあった子どもや保護者に対して本当に申し訳ない。子どもたちの心のケアにあたるとともに再発防止に取り組んでいきたい」と話しています。
出典:NHK NEWS WEB
23歳の男性保育士の素性
暴行が発覚したのはバディスポーツ幼稚園長津田校に通う子どもの保護者から同園に「子どもが暴力を受けた」と連絡があったことがきっかけでした。
連絡を受けた同園が調査を行ったところ23歳の男性保育士が今年の4月から9人の生徒に暴力を振るっていたことがわかりました。
この男性保育士についてですが保護者から警察に被害届が出されていないのか刑事的な手続きは踏まれていません。そのため氏名も公表されてなく素性は不明です。
一方でバディスポーツ幼稚園はホームページ上にスタッフの紹介を掲載しています。
その一覧に掲載されているスタッフと問題が発覚した長津田校の画像に同一人物だと思われる男性の姿がありました。
その男性が生徒に暴力を振るった保育士の可能性がありますが今のところ確証は得られていないため掲載は控えさせていただきます。
スポーツに特化した幼稚園でサッカー日本代表も排出
生徒への暴行が発覚したバディスポーツ幼稚園とはどのような施設なのでしょうか。
同園はスポーツを通じて心身の育成を果たすことを目的とした保育施設で関東首都圏に施設を構えています。
その他スポーツクラブを開設しており園外からたくさんの子どもがスポーツを学びに来ていました。
同園が経営するスポーツクラブはその競技内で非常に強豪クラブであることが多く、そのため同園を卒業してプロのスポーツ選手になった人も数多く存在します。
川内優輝
出典:産経ニュース
埼玉県春日部市にある公立高校の事務職に勤務して数々のマラソン大会で入賞を果たした公務員ランナーである川内優輝さんもバディスポーツ幼稚園の卒業生です。しかし在籍当時はそこまで走ることは得意ではなかったと言われています。
武藤嘉紀
出典:毎日新聞
慶応義塾大学在籍時に日本代表デビューを果たしたサッカー選手の武藤さんも同園の卒業生です。
現在はイングランドのプレミアリーグ1部、ニューカッスル・ユナイテッドFCに所属しています。
動画サイトに掲載されている同園の入園説明動画にも登場していました。
過去にはテレビで取り上げられたこともある
バディスポーツ幼稚園はその珍しい育成理念から度々報道番組にも取り上げられてきました。
朝は3kmのランニングから始まり、運動会は年に3回開催するなどスポーツに重点を置いていることがプログラムからもわかります。
子どもも通わせている保護者からは子どもの体が強くなったなど好評は得ていたようです。
暴行は起こりそうな雰囲気はあった
しかし一方で卒園するのに”条件”を課していたりと厳しい園則を設けてもいました。
卒園式は子どもたちが一人一人保護者の前で実技を披露していきますが逆上がり、跳び箱6段、三点倒立の3つができなければ卒園は認められないようです。
この様子はとある民放のバラエティ番組でも取り上げられましたができない子どもが一人でもいると連帯責任を取らせたりする様子が放送され、まるで軍隊のような光景だったと感想があふれかえりました。
さらには子どもを厳しい言葉で叱責したりと口コミサイトでは同園への批判も相次いでいました。
バディへの入園はおすすめできません。私が保護者なら絶対に通わせない!です。
新潟県の湯沢町へ移住して、スキー場でバディのレッスンを観がかけるようになって5年目になりますが、あまりにも見るに耐えられない光景と聞くに耐えられない指導者らの言葉に頭が沸騰するほどの怒りしかありません。英才教育という言葉よりも、指導風景は虐待と暴力です!
スキーのレッスンで転倒するなどの怪我よりも、トイレ休憩も数メートルも無理やり手や身体を引きずられている子供達がいましたし、罵詈雑言を浴びせられトイレや休憩まで禁止されていた子供達もいました。厳しい指導と虐待暴力は全く違うことです!何年も同じ行為を見ています!いますぐ、バディの指導体制 指導方法を改めてください。
わたしは年寄りで厳しい方ですが、述べた双方の違いくらいわかりますよ。
出典:みんなの保育園情報
体力重視園のため、先生も体力重視なのか、若い方ばかり、コロコロ先生が変わる。子供ながら軍隊のようです。中学生になって悪質ないじめを繰り返す子が多く、保護者会でも本当に評判が悪いです。「あの子バディだから仕方ないよね」と陰口をたたかれます。勿論良い子も沢山居るのですが、、、中途半端なお金持ち家庭層が多く、子供の相手をするのが面倒だと思っている方が多いのは事実かと思います。
出典:みんなの保育園情報
”できない子でもいずれできるようになる”というのが同園の理念だったようですが、その過程は指導者の恐怖で成り立たせていたようです。
このことから今回発覚した事件は氷山の一角という可能性が高いと思われます。バディスポーツ幼稚園は苦情を受け止め調査に当たるべきなのではないでしょうか。
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