出典:NNN
東京都内などの自宅で大麻を所持したとして、警視庁組織犯罪対策5課は19日、大麻取締法違反容疑で、人気ロックバンド「Dragon Ash(ドラゴンアッシュ)」のメンバー、KenKenこと金子賢輔容疑者と、JESSEことマック・ファーデン・ジェシー・ソラト容疑者、そして金子容疑者の知人女性を逮捕しました。
今回は、kenkenと一緒にいた知人女性の正体や、大麻所持の理由などについて迫ってみたいと思います。
Dragon Ashのベーシストら3人を大麻所持で逮捕
日刊スポーツほか、メディア各局が以下のようなニュースを報じ、話題となっています。
警視庁組織犯罪対策5課は20日までに、自宅で大麻を所持したとして大麻取締法違反の疑いで、人気ロックバンド、Dragon Ash(ドラゴンアッシュ)のベース、金子賢輔容疑者(33)ら男女3人を現行犯逮捕した。
組対5課によると、金子容疑者は「大麻だとは何となく分かっていた。拾ったものだ」と供述し、容疑を一部否認している。
他に逮捕されたのは金子容疑者の友人の無職女(25)と、JESSEの名前で音楽活動している米国籍のマック・ファーデン・ジェシー・ソラト容疑者(38)。ジェシー容疑者はギタリストCharの息子で、ロックバンドのRIZE(ライズ)でボーカルを務めている。
金子容疑者と女の逮捕容疑は19日午前、金子容疑者の自宅で若干量の大麻を所持した疑い。女は「誰のものか分からない」と否認している。
ジェシー容疑者の逮捕容疑は19日午前、自宅で約4グラムの大麻を所持した疑い。
組対5課は1カ月ほど前から金子容疑者らが大麻を持っているとの情報を基に捜査していた。19日に家宅捜索し、大麻を発見した。
ドラゴンアッシュは今月17日に「Fly Over」を配信シングル曲として発売したばかり。9月11日からは全国で30公演を行うワンマンツアーを予定している。所属レコード会社では「現在、事実関係の確認中。現在や今後の仕事などについては、これから所属事務所などの関係者と協議をします」としている。
ドラゴンアッシュは、1996年(平8)に結成。「FANTASISTA」などの楽曲がヒットした。金子容疑者はKenKenの名前で活動。RIZEのメンバーでもあり、ジェシー容疑者とは古くから親交があるとみられる。
出典:日刊スポーツ
KenKenについて
こちらが、KenKenこと金子賢輔容疑者のプロフィールです。
出典:ぱずぱずブログ
名前:KenKen
本名:金子賢輔(かねこ けんすけ)
生年月日:1985年12月30日
年齢:30歳(※2019年7月現在)
出身: 東京都世田谷区下北沢
血液型:AB型
職業:ベーシスト
所属バンド:RIZE、Dragon Ash、KenKen of INVADERS、SPEEDER-X、WAGDUG FUTURISTIC UNITY、HE STALIN Z、二枚舌
家族構成:父親・ジョニー吉長(ドラマー)、母親・金子マリ(歌手)、兄・金子ノブアキ(俳優/ドラマー)
KenKenさんは世田谷区下北沢出身のベーシストで、元々はお兄さんで俳優や同じくRIZEのドラムとして活躍する金子ノブアキさんの影響でドラムをしていたそうです。
父親がドラマーであるジョニー吉長さんで、母親が歌手の金子マリさんという音楽一家に育ったKenKenさんは、世田谷区立代沢小学校に通っていた際に置いてあったドラムセットでドラムを始めたといいます。
その当時は5歳年の離れたお兄さんである金子ノブアキさんがすでにドラムを初めており、そのあまりの上手さにあっけにとられて、ドラムが飽きてしまったということです。
世界的バンドであるレッド・ホット・チリ・ペッパーズのドラマーであるチャド・スミスさんのドラム教則ビデオで観たフリーによるスラップ奏法に衝撃を受けたことがきっかけとなり、小学校に置いてあったベースで本格的にベースを始めたと言います。
自身が15歳の頃に下北沢の小さなライブハウスで音楽活動をスタートさせたKenKenさんは、2006年にお兄さんのいるRIZEヘと加入をし、人気ミュージシャンの仲間入りを果たしおります。
▼NEWS ZEROで取り上げられたKenKenの紹介映像
▼Dragon Ashのライブで活躍するKenKen
Dragon Ashへの加入の経緯
元々オリジナルメンバーではありませんが、RIZEのベーシストとして活躍をしていたKenKenさんですが、なぜDragonAshのベーシストとして活動をすることとなったのでしょうか?
Dragon Ashというバンドは元々、ボーカルアンドギターのKJさん、ベーシストのIKUZONEさん、ドラムの桜井誠さんの3人のオリジナルメンバーで活動をスタートさせました。
KJさんはグラビアなどで活躍したタレントのMEGUMIさんの旦那さんとして知られておりますが、優れた音楽性と感性の持ち主であり、ロックのみならずパンク、ラテン、HIP-HOP、などあらゆるジャンルを吸収してそれらを楽曲に昇華させたミクスチャーロックと呼ばれるジャンルを日本で最初に開拓した唯一無二のバンドに成長させたことでも有名です。
Dragon Ashとしての活躍が全盛期を迎えていた2012年4月24日、ベースのオリジナルメンバーであるIKUZONEさんがうっ血性心不全のため46歳という若さでこの世を去っております。
Dragon Ashのベーシスト、IKUZONEこと馬場育三が4月21日、急性心不全のため亡くなったことがバンドのオフィシャルサイトにて発表された。享年46歳。彼は同日夜に自宅スタジオで倒れているところを家族に発見され、病院に救急搬送されたが、午後10時55分、そのまま息を引き取ったという。
出典:タワレコ
そして、IKUZONEさんが最後にツイートしたと言われている投稿がこちらです。
昨日があって今日があって、繰り返してる舞い日を、少しでもね
昨日よりって今日もあって、塗り替えする舞い日を、少しでもと
祈りと実り 苦痛と恍惚 悩みと悔やみ 理想と空想
アールコールとニコチンと 愛して病まない人々が
私を活かしてして、繰れるノです 私を異化して、眩れるノです。— Ikuzone a.k.a 馬場 育三 (@Teine_IkuIku) April 19, 2012
この投稿をした5日後に亡くなってしまいます。
絶対的なベーシストを失ったDragon Ashは、その後釜としてKenKenさんに白羽の矢を立て、サポートメンバーという形で2012年よりLIVEなどに帯同していたということです。
メンバーに加入したというよりは、サポートメンバーとしてLIVEなどでベースがどうしても必要な際に助っ人的な感じでDragonAshを支えているという役割でもあります。
マンションで一緒にいた知人女性は誰?
では、KenKenさんが一緒にいたと言われる25歳の知人女性は一体誰なのでしょうか?
金子容疑者の知人で岡山県在住の無職の女(25)の3人を現行犯逮捕した。
出典:産経ニュース
報道機関の発表によれば、岡山県在住の25歳の知人女性ということですが、現行犯逮捕された当時女性はKenKenさんの自宅にいたのだということです。
岡山県在住の女性がKenKenさんの自宅マンションにいたということはかなり親密な関係に思えますので、彼女や婚約者なのではないかとも推測されます。
また、大麻を吸うだけの仲間であった可能性や、単純にRIZEやDragon Ashのファンだったという可能性も捨て切れません。
現在、KenKenさんは京都市下京区に在住ており、そこを拠点に音楽活動をしているということですが、相当女性にモテるとのこことで、彼女がいるという噂なども頻発しております。
KenKenが結婚を強く意識したという女性の存在
2017年のインタビューにおいて、KenKenさんは以下のように答えております。
「早く結婚して、子どもが欲しい。
やっぱ親父(ドラマーの ジョニー吉長さん)が死んだときに『遺伝子残さなきゃ!』っていうのはスゲー思った。
だから自分に持ってないものを持ってるような人が、やっぱいいんだけど、なかなかいないよね。
パンチのある人。誰と結婚するっていうのが全然わかんないかも」
「だから前の彼女だったんだけどね~。結婚するなら。マジで」
つまり、結婚を意識した人物がいるということですが、この女性がもしかしたら25歳の知人女性であり、その女性と寄りを戻したという形で、現在交際していたのかもしれません。
大麻や薬物と音楽業界の関わり
ピエール瀧さんがコカインを使用していたとして大きな激震が走った音楽業界でありますが、大麻や薬物などと音楽業界は深い関わりがあると言われております。
Dragon Ashというバンド名も実は「drag on ash(だらだらしてると灰になっちまうぜ)」という熟語が由来であり、KJさんはDRAG ONにしたかったのですが、drag(薬物)を連想させるためにドラムの桜井誠さんがashが付け足したということです。
HIP HOPクルー・ヒルクライムのDJ・KATSUさんやラッパーのD.O.さん、KAT-TUNの田口淳之介さんなども大麻所持で逮捕されており、古くはシンガーソングライターの槇原敬之さん、チャゲ&飛鳥のASKAさんなども覚せい剤使用の疑いで逮捕されております。
中毒性のある音楽や、一般的に大ヒットを生み出す曲というのは一般の感覚では到底作ることが難しく、薬物によってハイになった状態の時に素晴らしい楽曲や詩が舞い降りてくると言われております。
そうした音楽を作曲するという意味で薬物を使用したり、演奏者はライブでの緊張感を和らげたりするために使用したりもするそうです。
音楽業界と切っても切り離させないのが大麻や薬物ですが、やはりコンプライアンスが重視される昨今では、もう少しクリーンな活動を心がけたほうが良さそうです。
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