出典:JNN
愛知県田原市で30歳の男性が刃物で刺され死亡しているのが見つかった事件で、警察は、逃走していた27歳の山田陽平(やまだ ようへい)容疑者を逮捕しました。
今回は、山田陽平容疑者の顔画像や、犯行動機などについて迫ってみたいと思います。
兄を殺害し、仙台へ逃亡した男を逮捕
日本経済新聞ほか、メディア各局が以下のようなニュースを報じ、話題となっています。
11日午前4時ごろ、愛知県田原市神戸町の民家で、パート従業員の山田雅和さん(30)が血を流して倒れているのを母親(60)が見つけ、119番通報した。雅和さんは背中などに刺し傷があり、その場で死亡が確認された。県警は同日、同居する無職の弟、山田陽平容疑者(27)を殺人の疑いで逮捕した。
陽平容疑者は事件後に行方が分からなくなっていたが、11日正午すぎ、仙台市内の洋服店で従業員に「愛知で人を殺してきた」と話しかけ、従業員が110番通報。駆けつけた警察官が身柄を確保した。
逮捕容疑は10日から11日未明までに、雅和さんを殺害した疑い。県警によると、陽平容疑者は包丁で胸を刺したことを認め、「申し訳ないことをした。反省している」と供述している。
兄弟は母親と3人暮らし。雅和さんは1階のリビングで倒れ、背中や肩などに刺し傷があった。10日午後11時半ごろ、雅和さんの悲鳴を聞いた母親が2階から下りると、陽平容疑者は部屋の戸を閉め、「入ってこなくていい」と話したという。
陽平容疑者は事件後、乗用車でJR静岡駅近くに向かい、新幹線を乗り継いで仙台まで移動したとみられる。
田原市教育委員会は11日、事件を受けて市内の小中学校計23校を休校にした。
出典:日本経済新聞
山田陽平容疑者について
こちらが、逮捕された山田陽平容疑者のプロフィールです。
名前:山田陽平(やまだ ようへい)
年齢:27歳
職業:無職
在住:愛知県田原市神戸町
山田陽平容疑者は、10日から11日午前4時ごろにかけ、自宅で同居していた兄の山田雅和さん(30)を刃物で刺して殺害した疑いで逮捕された人物です。
顔画像が報道機関によって公開される
では、山田陽平容疑者の顔画像などは公開されているのでしょうか?
報道機関の発表によれば、山田陽平容疑者の顔画像は以下のように公開されております。
出典:NNN
出典:西日本新聞
メガネ姿の山田陽平容疑者は、「てっぺん」と書かれたTシャツを着用しておりますが、てっぺんを獲ることは出来なかったでしょう。
犯行動機は強い殺意によるもの
では、山田陽平容疑者の犯行動機は一体何だったのでしょうか?
報道機関の発表によれば、山田陽平容疑者は警察の調べに対して「申し訳ないことをした。包丁を使って刺した」と容疑を認める一方で、ものすごい強い殺意があるとのことです。
田原署捜査本部は逃走先の仙台市で殺人容疑で逮捕された弟の陽平容疑者(27)には、強い殺意があったとみている。
捜査関係者によると、首の動脈や心臓に達する傷もあり、致命傷になったとみられる。また陽平容疑者の供述通り、自宅から凶器とみられる血の付いた包丁が見つかった。
出典:共同通信
首の動脈や心臓をついている点から考えても、強い殺意は見え隠れておりますし、よっぽど殺害をしたいほどのトラブルがあったのでしょう。
トラブルの原因は兄弟喧嘩か?
JNNの取材によれば、山田陽平容疑者と亡くなった山田雅和さんの間には兄弟喧嘩が絶えなかったという情報が、2人の同級生の話より、報告されております。
「兄弟げんかが多かった。殴ったり蹴ったり」(容疑者の同級生)
出典:JNN
つまり、殴る蹴るなどの喧嘩は日常茶飯事であったということです。
おそらくですが、この喧嘩については些細なことから始まったのかもしれません。
年の近い兄弟ですし、母親とも同居をしているということで、些細なことからストレスを感じてしまうこともあったのでしょう。
事件発生現場は豊橋鉄道渥美線の神戸駅付近
では、事件が発生した現場は一体どこなのでしょうか?
報道機関の発表によれば、以下の様な場所であるということです。
出典:JNN
こちらを調査してみた結果、以下の様な場所であることが判明しました。
現場となった民家は、愛知県田原市神戸町新大坪38-7にあるお家で、豊橋鉄道渥美線の神戸駅付近であるということです。
周辺は住宅地であるということですし、漆田保育園など幼い子供が通う様な施設や教育機関もあることでも知られております。
なぜ仙台に逃走したのか?
そもそも事件が発生した現場は愛知県田原市でありますが、山田陽平容疑者が確保されたのは宮城県仙台市であるということです。
距離にしておよそ634kmであり、新幹線を乗り継いだとしてもおよそ4時間強の時間がかかります。
逃走者は北へ北へ向かうという説もありますが、東北地方であれば見つからないという根拠ない通説でも信じていたのでしょうか?
フジテレビ系列の大ヒットドラマ踊る大捜査線シリーズのスピンオフに「逃亡者 木島丈一郎」という作品があるのですが、この作中でも「逃亡者は昔から北に逃げるのが定番なんだよ」というセリフを残しております。
北へ逃げる心理として、東京・大阪などよりも人が少なく人目に付かない、警察の数も少ないなどの理由が考えられ、仙台市であれば繁華街もありますから、生活するのには苦労しないものと思われます。
そうした心理から、南へ向かうよりは北へ向かうのではないかと思われ、今回の山田陽平容疑者もそれに該当していたのではないかと推測されます。
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