出典:NHK
東京 荒川区東尾久4丁目にある和菓子店「木津屋」の冷蔵庫の中で女子大学生の木津いぶきさんが死亡しているという事件が発生しました。
今回は、この木津いぶきさんの顔画像や家族構成、行方不明のオーナーである父親と木津屋の評判、犯行動機などについて迫ってみたいと思います。

人気和菓子店で女子大生の遺体を発見
朝日新聞デジタルほか、メディア各局が以下のようなニュースを報じ、話題となっています。
7日午前0時50分ごろ、東京都荒川区東尾久4丁目の和菓子店で、冷蔵庫の中に大学1年の木津いぶきさん(18)=荒川区東尾久8丁目=の遺体があるのを警視庁の捜査員が発見した。この店を経営する木津さんの40代の父親の行方が分からなくなっており、警視庁は何らかの事情を知っているとみている。
尾久署によると、6日午後6時35分ごろ、木津さんの弟から「父が自殺しようとしている」と110番通報があった。その後に、父親から自宅に「娘を菓子店で切った」と電話があったという。
捜査員が父親を探していたところ、和菓子店内の業務用冷蔵庫(縦73センチ、横140センチ、高さ85センチ)の中から木津さんを見つけた。木津さんはひざを抱えるような態勢で、死亡が確認された。首には絞められたような痕があったという。
木津さんは両親と弟との4人暮らしで、6日朝は自宅にいたことが確認されているという。
出典:朝日新聞デジタル

遺体発見現場は和菓子の超有名店「木津屋」
では、遺体が発見された現場は一体どこなのでしょうか?
報道機関の発表によれば、遺体が発見された現場は以下のような場所であるということです。
出典:NHK NEWS WEB
こちらを調査してみた結果、以下のような場所であることが判明しました。
遺体発見現場は、東京都荒川区東尾久4-33-7にある老舗和菓子屋「木津屋」であり、あんこが上品な味で定評があるということで、特にあんドーナツが人気であるということです。
和菓子の定番から創作系の和菓子まで幅広い商品を展開しており、明治神宮にもカステラを献上しているほどの老舗和菓子屋でもあるということです。
木津屋さんじゃん・・・。明治神宮献上の羊羹売ってて、カステラが美味しい。どうして・・・
— 白金ガロン (@keto_7) 2019年7月6日
また、木津屋の立地は日暮里舎人ライナーの熊野前や赤土小学校前からおよそ10分ほどで行けるというアクセスの良さもあります。

被害者はオーナーの娘・木津いぶき
では、亡くなった被害者である木津いぶきさんは一体どのような人物なのでしょうか?
こちらが、そのプロフィールです。
名前:木津いぶき(きづ いぶき)
年齢:18歳
職業:大学生
在住:東京荒川区東尾久8丁目
家族構成:父親、母親、弟
木津いぶきさんは7日未明、木津屋の業務用の冷蔵庫の中でかがんだ状態で死亡が確認された人物で、首には圧迫されたような痕があったということです。
大学生であるということですが、どこの大学に通っていたのかは明らかになっておりません。
木津いぶきさんの顔画像が報道機関によって公開される?
では、木津いぶきさんの顔画像などは公開されているのでしょうか?
報道機関の発表によれば、未だ木津さんの顔画像に関しては公開されておりませんし、SNSに関しても発見することが出来ませんでした。
こちらに関しては詳しい情報が入り次第、随時お伝えしていこうと思います。
しかしながら、こうした物騒な事件の場合には、報道機関によって真っ先に被害者の顔画像や情報などが公開される傾向にありますから、おそらくこの事件でも公開されることと思います。
続報:報道機関によって木津いぶきさんの顔画像が公開されました。
出典:FNN
おそらく、幼少期の頃の写真だと思いますが、非常に可愛らしく、現在は美形の顔立ちだったのではないかと考えられます。
犯人は木津屋オーナーの父親
では、木津いぶきさん殺害事件でありますが、一体誰が犯人なのでしょうか?
報道機関の発表によれば、犯人は木津屋のオーナーであり店を経営する父親であるということです。
事件の発覚前、父親は母親に「娘を店で切った。死にたい」と電話した後、連絡が取れなくなっているということで、警視庁が行方を追っています。
出典:TBS
警視庁によりますと、女性はこの店のオーナーの娘・木津いぶきさんだということです。警視庁によりますと、木津さんの父親と連絡が取れなくなっていて、父親が何らかの事情を知っているとみて行方を捜しています。
出典:ANN
つまり、犯人は木津屋のオーナー兼、いぶきさんの父親であり、現在は行方をくらましているということです。
未だオーナーの父親に関しても名前や顔画像などは公開されておりませんので、こちらに関しても詳しい情報が入り次第、随時お伝えしていこうと思います。
木津屋やオーナーである父親の近隣からの評判が良好
木津屋やオーナーである父親についてですが、近隣住民の話によれば、その評判は非常に良好であるということです。
このお店はたまに利用しますが、主人が1人で接客していて、普通のおじさんという感じで、事件のニュースを聞いて驚いています。自分も子どもがいて、ふだん通っている道なので複雑な気持ちです
出典:NHK NEWS WEB
このお店は昔からの老舗で対応も悪くなく、彼岸などのときに利用していました。主人は下町の人であまり気をつかわないで、いい感じの人でした。娘さんについては、この辺で見たことはありませんでしたが、冷蔵庫の中で見つかったということで、なぜ?という気持ちです
出典:NHK NEWS WEB
この証言で一つ気になるのが、娘さんについてこの辺で見たことはなかったという証言です。
この件に関しては後述をしますが、一般的なお店であれば、店主の娘がお店を手伝うなどということも考えられますし、近隣住民から愛される存在になってもおかしくはないですから、その娘さんであるいぶきさんの存在が希薄だというのは違和感を感じざるを得ません。
犯行動機は無理心中を図ったか?
では、娘さんである木津いぶきさんを殺害した動機は一体何だったのでしょうか?
前述した通り、「娘を切った、死にたい」という文言を母親に残していることから、オーナーの父親はすでに自殺を図っているのかもしれません。
家族の誰かを殺害し、自分も死ぬとなれば、考えられるのが無理心中なのですが、母親も弟の安否確認が取れているという現状を考えればその可能性は低いのではないかと思われます。
最愛の娘を殺害しなければならないほど、強い殺意があったということでしょうか?
過去の事例から犯行動機を推理
2019年6月には、元・農林水産事務次官の熊沢英昭容疑者が自宅で息子を殺害したという事件が発生しましたが、この際の犯行動機として周りに迷惑をかけたくなかったということを挙げております。
元農林水産事務次官の熊沢英昭容疑者(76)が東京都練馬区の自宅で長男(44)を殺害したとされる事件で、熊沢容疑者が警視庁の調べに対し、「長男は引きこもりがちで、家庭内で暴力を振るうこともあった」という趣旨の供述をしていることが同庁への取材でわかった。「周囲に迷惑をかけたくないと思った」とも話しているという。
出典:朝日新聞デジタル
つまり、自己保身や世間の目が気になっていたため殺害をしてしまったということです。
これを踏まえて今回の事件に当てはめてみると、娘さんであるいぶきさんに何かしらの問題があり、それが成人に近づくにつれてどんどんと大きくなっていき、最終的に嫌になって殺害をしてしまったという可能性が考えられます。
こちらはあくまで可能性ですので、いぶきさんに生前、トラブルや社会に晒したくないような問題があったという訳ではないと思われます。
しかしながら、娘さんをこの辺で見たことがないという近隣住民の話を鑑みると、いぶきさんは引きこもりがちだったという線も十分にあり得ると思います。

木津いぶきさんが精神を病んでいた可能性は?
元・農林水産事務次官の熊沢英昭容疑者が殺害した熊澤英一郎さんの場合には、アスペルガー症候群や、統合失調症という精神的な病に犯されていたということで、それも犯行を助長させてしまったのですが、今回もしかすれば、そうした精神的な病を抱えていたたのかもしれません。
何れにしても、老舗和菓子店で発生した事件でありますので、一層の波紋が広がりそうな一件です。

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