出典:JNN
長男を金づちで殴り包丁で刺したとして、埼玉県警狭山署は5日、殺人未遂の疑いで狭山市狭山、母親の無職尻引絵里(しりびき えり)容疑者を逮捕しました。
今回は、この尻引絵里容疑者の顔画像やSNS、犯行動機などについて迫ってみたいと思います。
小6男児をトンカチで殴る
毎日新聞他、メディア各局が以下のようなニュースを報じ、話題となっています。
5日午後6時半ごろ、埼玉県狭山市狭山の民家の住民から「近所の子どもがトンカチで殴られたと言っている」と110番があった。県警狭山署員が通報者宅に駆けつけると、頭や下腹部から血を流した小学6年の男児(11)が保護されており、署員は近くの男児宅にいた母親の尻引絵里容疑者(38)を殺人未遂容疑で現行犯逮捕した。男児は病院に搬送され、意識はあるが全治不明だという。
容疑は同日午後6時25分ごろ、自宅で長男である男児の頭を金づちで殴り、小型の刃物で下腹部を刺したとしている。同署によると、尻引容疑者は容疑を認め、「頭をハンマーで数回殴り、その後ナイフで刺した」と供述しており、動機や経緯を調べている。
尻引容疑者は4人暮らしで、事件当時は男児と2人だけだった。
出典:毎日新聞
尻引絵里容疑者について
こちらが、逮捕された尻引絵里容疑者のプロフィールです。
名前:尻引絵里(しりびき えり)
年齢:38歳
職業:無職
在住:埼玉県狭山市狭山
尻引絵里容疑者は、5日午後6時半ごろ、自宅で長男の頭部を金づちで殴打、腹部を小型包丁で刺して殺害しようとした疑いで逮捕された人物です。
顔画像やSNSは?
では、尻引容疑者の顔画像やSNSは存在しているのでしょうか?
報道機関の発表によれば、尻引容疑者の顔画像が公開されておりました。
出典:JNN
また、尻引容疑者のSNSを調べてみた結果、本人のものらしきアカウントを発見することができ、そこには夫と2人の子供、愛犬と一緒に撮影された家族が公開されておりましたので、ご紹介します。
出典:Facebook
一見すると仲睦まじい様子も見受けられるのですが、なぜこのような残忍な犯行に及んでしまったというのでしょうか?
犯行動機について
報道機関の発表によれば、警察の調べに対して尻引容疑者は容疑を求めた上で「頭をハンマーで数回殴り、その後ナイフで刺した」との供述をしております。
基本的に躾と称して親が子に手をあげることがあるとは思いますが、それが度を越すと道具などを使って殺傷行為に発展してしまうのではないでしょうか?
子供の虐待を防止する活動を続けるオレンジリボン運動の公式ホームページによれば、虐待により死亡した子供の加害者というのは圧倒的に母親が多いという統計データも公開されております。
出典:オレンジリボン
児童虐待の相談件数は年々増加傾向にあるのだそうで、中でも0歳から1歳までの乳幼児に多くみらると言います。
今回、尻引き容疑者の被害に遭われた長男は11歳であり、まともに会話ができたりコミュニケーションをしっかりと取れる年齢であると思いますから、そうした子供を虐待するというのは泣き止まない赤ちゃんに対する子育てのストレスなどは原因ではなさそうです。
家庭内のルールを守っていなかったり、宿題をやっていないという問題や、家庭のルールを守っていなかったために母親である尻引き容疑者から叱責の意味を込めてこのようにトンカチで殴られ、包丁で刺されてしまったのではないでしょうか?
近所の家に逃げ込まなかったから…
この事件は、トンカチで殴られて包丁で刺された長男が近所の家に逃げ込んだことによって発覚しているのですが、もしもこの事件で、近所の家に駆け込むことが出来なかったら、おそらく死亡していたのではないかと考えられます。
幸いにも命に別状はないということで、急所が外れていたということですが、少しでも発見が遅れてしまったり、近所の人が対応出来ないとなると、命の危険を脅かしてしまう可能性も十分に考えられたでしょう。
家庭も崩壊する
逮捕されたのは母親ということですが、尻引き容疑者は夫と息子2人の4人暮らしであるということで、この事件をきっかけに家庭は崩壊するのではないかと思われます。
それによって長男・次男共に学校側でいじめられることも懸念されますし、夫は会社や近隣住民などの社会生活で生きにくくなる可能性もあります。
一つの事件を引き起こしてしまったために、家庭が崩壊するのはあまりにも不憫ですし、しっかりと理性を保てればこのような悲惨な事件は発生しなかったと思われますので、トンカチで殴る前に少し冷静になれなかったのかな?とも思われます。
何れにしても、トンカチで殴った事件であるだけに、一層の波紋が広がりそうな一件です。
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