出典:産経新聞
19日夕方、山形県東根市にあるマンションの一室で、この部屋に住む医師と見られる女性が死亡しているのが見つかりました。
遺体で発見されたのは矢口智恵美さん。県内で眼科医師を務めていたと見られています。
現在、警察によって殺人事件の可能性も視野に入れて捜査が進められています。ではなぜ矢口さんは事件に巻き込まれたと考えられるのでしょうか。
その理由を追求しました。
マンション室内で女性死亡
女性の遺体が発見されたことについては産経新聞をはじめ各メディアが以下のように報道しています。
19日午後5時50分ごろ、山形県東根市さくらんぼ駅前にあるマンションの医師、矢口智恵美さん方で、女性が倒れているのを矢口さんの弟が見つけ110番した。女性は50代ぐらいで死亡が確認された。県警村山署は殺人事件の可能性もあるとみて捜査。連絡が取れなくなっている矢口さんとみて身元確認を急ぐ。
同署によると、矢口さんは6階建てマンションの2階の部屋に1人暮らし。
出典:産経新聞
被害者は…
医師?
19日午後6時ごろ、山形県東根市の”さくらんぼ東根駅”近くにあるマンションの一室から遺体で発見されtのは矢口智恵美さんでした。
名前:矢口智恵美(やぐち ちえみ)
年齢:50代
職業:医師(眼科)
矢口さんは東根市に隣接する村山市内で眼科医院を開設していました。
山形県村山市には眼科は矢口眼科クリニックを含めて2軒しかなく、同クリニックは何時間も診察までに待たされるところだったようです。
しかし同クリニックは待合室を2ヶ所用意するなどの配慮をしていて非常に評価の高い医院でした。
現場はマンション
さくらんぼ東根駅近く
では矢口智恵美さんが遺体で発見されたマンションはどこにあるのでしょうか。
これまでに明らかになっていることはさくらんぼ東根駅の近く、住宅やホテルがある一帯ということだけです。
さらに産経新聞ではマンションの外観を撮影していました。
出典:産経新聞
これらの情報を元にマンションの特定を試みたところホテルがあるさくらんぼ東根駅の東口に”サンライズマンションビル”というマンションを発見しました。
サンライズマンションビルはさくらんぼ東根駅付近の中では高い建造物でした。いくつかの部屋を賃貸に出しているようですが、2LDK で1ヶ月6.4万円でした。
TVインターホンは設置されていますがオートロックマンションではないようでセキュリティは万全だったのかというとそこは首をかしげざるを得ません。
しかし家賃6.4万円は付近の賃貸の相場よりも高く、遺体で発見された矢口智恵美さんが高水準の生活を送っていたことが見てとれます。
ちなみに、こちらが矢口さんの顔画像です。
出典:NNN
なぜ遺体で発見?
事故?事件?
遺体で発見された矢口智恵美さん。その死因については事件に巻き込まれたのか、それとも事故なのか警察の捜査が進められていますが未だ明らかになってはいません。
事件なのか、事故なのかその真相を考察したいと思います。
まず事件についての可能性ですが矢口さんが周囲の人物とトラブルになっていたか見てみましょう。
先生やスタッフの方の対応
女医さんがお一人での診療です。先生が子供の対応がお上手で、小児科でギャンギャンの娘が目の診察で泣きもせずにあっという間に診察を受ける事ができました。 診察時間はお昼間近や夕方を選べば、待ち時間なく見てもらえます。
この病院の良いところ、オススメポイント
女医さんが優しく、薬が院内で渡してもらえること。
出典:WOMEN’S PARK
出張時に目の調子が悪くて受診しました。先生がきさくでやさしく初めてでしたがなんでも相談しやすい雰囲気で助かりました。目にゴミが入っていたのですがあっという間にとってくださり結膜炎にもなっていたので目薬などを処方してもらいましたがすぐによくなり本当にこちらを受診してよかったです!
出典:エキテン
矢口さんが解説していた矢口眼科クリニックに寄せられていたコメントですが、矢口さんの人柄については高評価を寄せる方が多くいらっしゃいました。
これらのコメントを見る限りでは矢口さんが周囲の人とトラブルを抱えていた可能性は低いと思われます。
突然死が急増する世代
事件ではないとするとほかに考えられ死因は病死です。
特に矢口さんのように50代を超えた女性は心筋梗塞や脳梗塞など突然死に繋がる病気に罹りやすい年代だとされています。
その原因としては女性ホルモンが減少するためだと言われています。
原因は、閉経による女性ホルモン・エストロゲンの減少です。
エストロゲンにはさまざまな働きがあり、動脈硬化を予防する善玉コレステロールを増やし、動脈硬化を促進する悪玉コレステロールの増加を抑えることもそのひとつです。
閉経によりエストロゲンが産生されなくなることで、血液中の善玉コレステロールが減少し、悪玉コレステロールや中性脂肪が急上昇し、動脈硬化が進んだり、脂質異常症を発症したりします。
さらにエストロゲンは、血管の柔軟性を維持する働きも持っていますが、それがなくなるために血管が脆くなり虚血性心疾患や脳血管疾患を起こしやすくなるのです。
出典:心臓画像クリニック飯田橋
さらに女性の心筋梗塞、脳卒中は男性と比べると症状が現れにくく気づきにくいという特徴を持っています。
これらのことから矢口さんは心筋梗塞、あるいは脳卒中で亡くなったのではないでしょうか。
加齢を重ねることによって重大な病気に罹るリスクというものは大きくなります。自分の命を突然死から守るためには日頃からのメディカルチェックが不可欠です。
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