出典:時事ドットコム
映画「羅生門」「雨月物語」など数々の名作に出演した女優の京マチ子さんが亡くなったことが明らかとなりました。
今回は、この京マチ子さんの若い頃の写真などについて迫ってみたいと思います。
京マチ子が死去
朝日新聞デジタルほか、メディア各局が以下のようなニュースを報じ、話題となっています。
「羅生門」「雨月物語」などで、生命感にあふれ、あでやかな女性を演じた俳優の京マチ子(きょう・まちこ、本名矢野元子〈やの・もとこ〉)さんが12日、心不全のため、都内の病院で死去した。95歳だった。14日に密葬を行った。お別れの会の予定はないという。
1949年、「痴人の愛」の自由奔放な女性ナオミ役で注目。ベネチア国際映画祭の金獅子賞に輝いた翌年の黒沢明監督「羅生門」では、神々しさと強烈な自己主張を持つ武士の妻役で、白熱の演技を見せた。53年の溝口健二監督「雨月物語」が同映画祭の銀獅子賞を獲得。同じ年の衣笠貞之助監督「地獄門」がフランス・カンヌ国際映画祭のパルムドールと、出演作が相次いで国際的な賞を獲得。大映のドル箱スターであると同時に、世界に名を知られる俳優となった。
出典:朝日新聞デジタル
京マチ子について
こちらが、京マチ子さんのプロフィールです。
出典:寅さん
名前:京マチ子
本名:本名 矢野 元子(やの もとこ)
生年月日:1924年3月25日
年齢:95歳(※享年)
出身:大阪府大阪市
職業:女優
ジャンル:映画・テレビドラマ・舞台
京マチ子さんは、1936年に大阪松竹少女歌劇団(OSSK)に入団し、俳優デビューを果たしている人物で、身長160cmと当時としては大柄な体格を生かして、官能的な肉体美を武器に数々の名作に出演した稀代の名女優としても知られております。
かつて女優は脱ぐものという概念が定着しており、田中絹代さん、京マチ子さん、若尾文子さん、加賀まりこさんなどの大女優と呼ばれる人たち、艶な姿をカメラの前でさらし、裸を披露しているのです。
現代では、新垣結衣さんや石原さとみさん、北川景子さん、広瀬すずさんなどが映画で裸やヌード、濡場を披露するといったところでしょうか?
京マチ子さんを一躍スターにした作品は、黒澤明監督の「羅生門」という作品で、三船敏郎さんが主演を務めているのですが、その三船敏郎さん演じる多襄丸に襲われ犯されるという「真砂」役を京マチ子さんが演じております。
羅生門は、平安時代の乱世で、ある変死事件の目撃者や関係者がそれぞれ食い違った証言をする姿をそれぞれの視点から描き、人間のエゴイズムを鋭く追及した作品で、ヴェネチア国際映画祭の金獅子賞やアカデミー賞の名誉賞、美術監督賞(白黒部門) などの数々のタイトルを受賞したことでも知られている作品です。
▼羅生門のワンシーン
京マチ子さんはその功績が認められ、1987年には紫綬褒章を受賞しており、大正から昭和、平成そして令和という4つの時代を生き抜いた稀代の大女優でもあります。
所属をしていた大映画倒産をすると、映画から今度はドラマなどに活動の幅を広げ、1981年~1984年には「必殺シリーズ」、
1994年にはNHKの大河ドラマ「花の乱」に、そして1999年にはNHKの大河ドラマ「元禄繚乱」にも出演するなどしており、映画、舞台、ドラマなど様々な活動をしていたことで有名です。
結婚しているの?
そんな、大女優の京マチ子さんですが、結婚などはしているのでしょうか?
調べてみたのですが、一度も結婚などはされておらず、生涯独身を貫いていたということです。
昭和の激動の時代にバリバリの現役女優で、しかもこれほどのルックスと美貌、スタイルをお持ちでありますから、言い寄られたりすることもあったと思いますが、結婚相手に相応しい男性がいなかったのでしょうか?
もしかすれば、一昔前ですので、大物俳優の不倫相手あ愛人だったという可能性も考えられますが、自身の結婚歴はないということで、しっかりとして信念があったのでしょう。
官能的な演技が特徴の京マチ子さんでありますから、一夜限りの男女関係に発展したりしたこともあったのかもしれません。
若い頃の画像が超美人
ここで美人と噂の京マチ子さんの若い頃の画像についてご紹介します。
▼楽屋で喫煙をする京マチ子さん
出典:miima
▼花壇に寄り添う
出典:miima
▼宣材写真
出典:pinterest
▼体を張って女を演じる
出典:コモレバWEB
▼映画でのワンシーン
出典:夜ごとの美女
▼妖艶な体が武器
出典:原寸画像検索
やはり、どれを見ても美しい写真ばかりですよね?
こうした大女優が亡くなるのは寂しい反面、令和の時代にも新たなスターが誕生してくれることを期待するとともに、京マチ子さんのご冥福をお祈り申し上げます。
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