出典:Yahoo!ニュース
22日午前、福岡県県糸島市で女子中学生をワゴン車で轢き重傷を負わせたとして福岡県警は久保達也容疑者を逮捕しました。
久保容疑者は女子中学生をはねた後、現場から逃走しました。なぜ久保容疑者は現場が走りさったのでしょうか。その真相を追求するとともに、ひき逃げした場合の刑罰はどれくらい重くなるのか見てみたいと思います。
ひき逃げ容疑で男逮捕
事件については九州朝日放送をはじめ各メディアが以下のように報道しています。
22日朝、福岡県糸島市で、自転車に乗って通学中の女子中学生を車ではねて重傷を負わせ、そのまま逃げたとして、53歳の男が緊急逮捕されました。
22日夜、ひき逃げなどの疑いで緊急逮捕されたのは、糸島市前原西の自称大工・久保達也容疑者(53)です。
警察によりますと、久保容疑者は22日午前8時前、糸島市志摩小金丸で、無免許で普通乗用車を運転し、横断歩道を自転車で渡っていた中学1年の女子生徒(12)をはねてけがをさせ、そのまま逃走した疑いがもたれています。
女子生徒は頭などを強く打ったほか、左腕を骨折するなどの重傷です。
22日夕方、久保容疑者が知人に連れられて近くの交番に出頭し、警察が調べたところ、ひき逃げの疑いが強まったため、緊急逮捕したということです。警察の調べに対し、「間違いありません。」と、容疑を認めているということです。
出典:Yahoo!ニュース
容疑者は…
女子中学生をはね、現場から逃走した車を福岡県警は追っていましたが22日夜、近くの交番に出頭してきた久保達也容疑者を逮捕しました。
久保容疑者について明らかになっている情報が次の通りです。
名前:久保達也(くぼ たつや)
年齢:53歳
職業:大工(自称)
住所:福岡県糸島市前原西
久保容疑者の顔写真、SNSなどについて捜索を試みましたが発見には至りませんでした。
新しく情報が入り次第、追記します。
危険な現場?
近隣住民の話では…
ひき逃げ事故が発生した現場は福岡県糸島市の志摩中学校の目の前でした。
事故は地図で確認できる通り、直線の見通しの良い道路で発生しました。
被害に遭った女子中学生は中学校前の横断歩道を自転車で横断中に久保達也容疑者の運転するワゴン車にはねられました。
近隣住民の話では信号もないためスピードを出す車が普段から多い道路だったようです。
どうなる刑罰
重ねた”無免許”と”ひき逃げ”
久保達也容疑者は警察での取り調べで「無免許で運転し、事故を起こした」と供述しています。おそらく無免許で運転していた事実の発覚をおそれて久保容疑者は走り去ったのだと思われます。
ではこの場合久保容疑者はどれくらいの刑罰を受けることになるのでしょうか。
まずひき逃げという行為の刑罰ですが、ひき逃げは過失運転傷害と救護義務違反に問われます。
この二つの罪は同時的併合罪という2つ以上の罪を犯した場合、一番重い罪の刑罰にその刑罰の半分を上乗せすると刑法で定められています。
ひき逃げの場合重い罪は過失運転傷害罪になります。自動車運転処罰法第5条で過失運転傷害罪は懲役7年以下、または100万円以下の罰金と定められていますので同時的併合罪により懲役は最大10年6ヶ月となります。
さらに無免許であった場合は自動車運転処罰法第6条で刑を加重すると明記されてます。このことから久保達也容疑者が今後起訴され判決を下されるのであれば最大で懲役10年6ヶ月以上が科されることになります。
まとめ
ここまで福岡県糸島市で発生した女子中学生ひき逃げ事故についてまとめてきました。
自動車に乗る以上100%事故を起こさない、ということはありません。しかしもし仮に事故を起こしてしまった場合、その場に留まり被害者を救護するということは100%可能だと思います。
今回、ひき逃げ事故を起こした久保達也容疑者は救護もできていない上、運転免許も持っていないという耳を疑うような状況でした。さらに警察への出頭も友人に付き添われてくるという53歳まで何を学んできたのだろうと情けなく感じる人物でした。
実刑判決が下されるにしろ執行猶予が付くにしろ二度と自動車のハンドルは握ってほしくありません。
あなたにおすすめの記事

コメント