出典:NNN
23日午前7時20分ごろ、千葉県木更津市江川の県道交差点で、横断歩道を渡っていた登校中の小学3年の女児2人が軽乗用車にはねられ、近くに住む安藤音織(あんどう ねおり)さんが亡くなり、もう1人の女児も重傷を負うという事故が発生しました。
今回はこの事故で車を運転していた高山登容疑者の顔画像や、安藤音織さんについて迫ってみたいと思います。
安藤音織さんが死亡
共同通信ほか、メディア各局が以下のようなニュースを報じ、話題となっています。
千葉県木更津市江川の県道交差点で、登校中の市立岩根小3年の女子児童2人が軽乗用車にはねられ死傷した事故で、県警は23日、死亡したのは近くの安藤音織さん(8)と明らかにした。重傷だったもう1人の女児(8)は命に別条はない。
県警は、自動車運転処罰法違反(過失傷害)容疑で軽乗用車の自称アルバイト高山登容疑者(49)=同市請西東=を現行犯逮捕。2人は青信号の横断歩道を歩いており、県警は容疑者が赤信号を無視した疑いがあるとみて、同法の過失致死傷容疑に切り替えて当時の状況を調べる。
県警によると、高山容疑者は「ボーッとして信号を見ていなかった」などと供述している。
出典:共同通信
現場は?
では、事故が発生した現場は一体どこなのでしょうか?
報道機関の発表によれば、以下のような場所であるということです。
出典:NHK NEWS WEB
出典:朝日新聞デジタル
この現場を検索してみた結果、以下のような場所であることが明らかとなりました。
こちらは、県道87号線(袖ヶ浦中島木更津線)の道路で、木更津方面側にしか横断歩道のない場所でありますので、歩行者が少ないということから、横断歩道は押しボタン式で信号が変わるというシステムのようです。
現場は、陸上自衛隊木更津駐屯地のすぐ側であり、片側二車線の道路で中央分離帯もある道路ですので、横断するには横断歩道を渡る必要があるのです。
はねられた2人は、以下のようなルートを通って木更津市立岩根小学校に登校途中にはねられてしまったのです。
現場付近は民家が多く立ち並んでいる地域であり、この道路を渡らなければ登校出来なかったということでしょう。
高山登容疑者について
こちらが、逮捕された高山登容疑者のプロフィールです。
名前:高山登(たかやま のぼる)
年齢:49歳
職業:アルバイト(※自称)
在住:木更津市請西東
高山容疑者は、23日午前7時20分ごろ、千葉県木更津市江川の県道で、登校途中の小学3年生の女の子2人が横断歩道を歩いて渡っていたところを撥ねた疑いで逮捕された人物です。
ちなみに、高山容疑者の顔画像などは公開されておらず、また、特定するにも至っておりませんので、こちらに関しては詳しい情報が入り次第、随時お伝えしていこうと思います。
被害者について
こちらが、亡くなった安藤音織さんのプロフィールです。
名前:安藤音織(あんどう ねおり)
年齢:8歳
所属:木更津市立岩根小学校
学年:3年生
在住:千葉県木更津市江川
安藤音織さんは、ぼーっとして前を見ていなかった高山登容疑者が運転する軽自動車にはねられ、亡くなってしまった人物で、現場から1.2kmほど離れた木更津市立岩根小学校に通う3年生の生徒さんです。
この春、小学3年生になったばかりの音織さんは絵を描くのが好きで、明るい性格の子だったのだそうで、亡くなった悲しみを祖父は以下のように表現をしております。
「何やってもうちの娘はかえってこない。何も言いようがない」
事故現場は押しボタン式の信号
この事故が発生した事故現場について言及して参りましたが、押しボタン式であり、事故当時は方向者側が青信号で車道側が赤信号であったと言います。
小学校では横断歩道を渡る際には、「右、左、右」を執拗に確認するように口酸っぱく注意されますが、それは信号のない横断歩道が原則であり、信号がある場合はある程度その基準は緩んでしまいます。
なぜなら、基本的に信号を遵守するのは当然であるという考えがあり、もちろんドライバーは赤信号であれば停止するのがルールであり大原則であるからです。
そうなれば、小学生たちは青信号になった途端左右の確認をせずに渡ったということも考えられますし、まさか右側から来る車が停止線で停止することなく自分達に突っ込んでくるなどとは夢に思わなかったはずです。
信号も何もない道路であったとしても、横断歩道で歩行者が渡っている際に車は停止するのがルールですので、基本的に歩行者は安全が確保されているはずなのですが、このように「ぼーっとしているドライバー」が世に蔓延っているとなると、歩行者が自分の身を守るように細心の注意を払わなければならない窮屈な世の中となってしまうことは否めません。
片側二車線で見通しも良く、横断歩道にも信号機が付けられている安全な道路であってもこのように死亡事故が起きてしまうのですから、未然に防ごうとするのであればドライバーに委ねるのではなく、自分たちで安全の確認をしていかなければならないことでしょう。
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