出典:TBS NEWS
10日午前11時ごろ、神奈川県横浜市港南区にあるパチンコ景品交換所で従業員の男性が暴行を加えられた末、現金およそ1200万円が奪われるという事件が起きました。犯人は未だ逃走しています。
犯人の正体はどんな人物なのでしょうか。そして現在どこへ逃走を図っているのでしょうか。被害に遭った景品所を確認すると共に真相を推測してみたいと思います。
約1200万円奪われる
事件についてはJNNをはじめ各メディアが以下のように報道しています。
10日午前11時ごろ、横浜市港南区のパチンコ景品交換所で、従業員の男性が殴られ、現金およそ1200万円が奪われました。警察は、強盗傷害事件として逃げた男3人組の行方を追っています。
10日午前11時ごろ、港南区日野南のパチンコ景品交換所で、従業員の71歳の男性が顔を殴られ、室内にあった現金およそ1200万円が奪われました。男性は顔を打撲する軽いけがをしました。
警察によりますと、男性は外に出ていて、出入り口から中に入ろうとしたところ、マスクやニット帽などをかぶった3人組の男が押し入ってきたということです。
3人組はJR港南台駅の方向に逃走したということで、警察は、強盗傷害事件として行方を追っています。
出典:TBS NEWS
現場は?
まず事件の被害に遭ったパチンコの景品交換所の場所を確認してみましょう。
報道では”神奈川県横浜市港南区日野南”という住所が明らかになっています。
出典:TBS NEWS
件の景品交換所は”グランドホール港南”というパチンコ店の敷地内にある小さい建物に構えていました。
パチンコ店と景品交換所は違う?
パチンコ店に行かれたことのない方はご存知ないと思いますが、パチンコ店と景品交換所は全く違うお店という扱いになっています。
なぜそのような構えを取っているのか、それには日本の法律が深く関わっていました。
日本には賭け事で金銭のやり取りをすると”賭博罪”という罪に問われてしまいます。
第185条
賭博をした者は、50万円以下の罰金又は科料に処する。ただし、一時の娯楽に供する物を賭けたにとどまるときは、この限りでない。
つまりパチンコに行って得たパチンコ玉をパチンコ店内で現金と交換するとそれは賭博罪にあたってしまうのです。
ですので賭博罪から免れるためにまずパチンコの玉と店内で印になるものと交換し、印を景品交換所に持っていき現金と交換する仕組みになっているのでした。
誰が狙ったのか…
では一体誰が景品交換所を襲撃したのでしょう。
パチンコについての知識を綴っているサイトではこの景品交換所という建物を見つけることは困難であると言われていました。
三店方式の項でも説明しましたが、建前としてパチンコ屋と換金所は無関係です。
なので、換金所の場所を店員さんに聞いても、まず教えてくれないでしょう。
少し前まではほのめかす程度はしてくれたものの、最近は指導が厳しくなっているようで、ヒントすらもらえないケースが多くなっています。
つまり、自分で探すしかないのです。
犯人3人は警備員を背後から襲い現金を奪っているので、この建物が景品交換所であることを知っていた可能性は高いと思われます。
そのため犯人像はグランドホール港南と景品交換所をよく知っている人物であることが推測できます。
このことから”グランドホール港南で働いていた人物”もしくは”グランドホール港南にパチンコを打ちにきていた人物”なのではないでしょうか。
どこへ逃げた…
報道によると犯人3人はJR港南台駅の方面に逃走をしたようです。
その時の特徴について見てみましょう。
・ニット帽を被っている
・マスクをしている
以上が明らかになっている情報です。事件当時、横浜市は季節外れの寒気の影響で気温も低く雨が降っていました。この状況ではニット帽を被った、マスクをした人物が周辺をうろついていても違和感はありません。
さらに事件現場から港南台駅へ続く道は住宅街や集合住宅が密集している地域のため防犯カメラの数が少なく足取りを追うことは困難かと思われます。
しかし同じような格好の3人、そして1200万円という荷物を持っているためそこまで遠くには逃走を図ってはいないと思います。
あくまでも推測ですがJR港南台駅を使用していたのならば横浜市街地など人通りの多い方角へ逃走し、息をひそめているのではないでしょうか。
いづれにせよ周辺の住民の方々は落ち着かないと思いますので一刻も早い確保を願っています。
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