出典:東海テレビ
今年2月、名古屋市緑区のホテルで18歳未満と知りながら13歳の女子中学生とみだらな行為をしたとして48歳の兵藤正守容疑者が逮捕されました。
親子ほどの年齢差がある兵藤容疑者と女子中学生。2人はどのようにして関係を持ったのでしょうか。その真相を追いました。
女子中学生とみだらな行為
事件について東海テレビは以下のように報道しています。
13歳の女子中学生とみだらな行為をしたとして、48歳銀行員を逮捕です。
逮捕されたのは、愛知県豊橋市の銀行員・兵藤正守容疑者(48)です。
兵藤容疑者は今年2月、名古屋市緑区のホテルで18歳未満と知りながら13歳の女子中学生とみだらな行為をした疑いが持たれています。
警察によりますと、兵藤容疑者は女子中学生(13)とツイッターを通じて知り合ったということです。
家族から捜索願が出され、帰宅した女子中学生から警察が話を聞いたところ発覚しました。
調べに対し、兵藤容疑者は容疑を認めています。
出典:東海テレビ
容疑者は…
事件を受け逮捕されたのは兵藤正守容疑者でした。
兵藤容疑者について明らかになっている情報は次の通りです。
名前:兵藤正守(ひょうどう まさもり)
年齢:48歳
職業:銀行員
住所:愛知県豊橋市
銀行務勤めをしている兵藤容疑者。48歳でそれなりに社内でも重要なポストに就いていると思われますし、家庭もあると思われますがわざわざ名古屋市まで足を運んでさらに自分の子どもの年齢とあまり変わらない女子中学生に手を出すとはどのような考えだったのでしょうか。
いわゆる”エンコウ”?
兵藤容疑者と女子中学生の関係は性的行為をする代わりに兵藤容疑者が女子中学生に金銭を渡す援助交際、いわゆる”エンコウ”だと思われます。18歳未満の児童との援助交際は児童買春・児童ポルノ処罰法に違反しています。
しかし兵藤容疑者と女子中学生は利用者の多いTwitterを通じて知り合ったことが明らかになっていますが、Twitterのような大規模SNS上で犯罪行為は見逃されているのでしょうか。
実際にTwitterを覗いてみました。
出典:Twitter
出典:Twitter
”#円”というハッシュタグが援助交際を表す隠語のようです。検索してみると1日だけ大量の援助交際を呼び掛ける投稿がされていました。
おそらく兵藤容疑者もこのような手口で相手を探し、たまたま自分の条件に合った投稿を見つけて女子中学生と関係を持ったのでしょう。
パパ活とエンコウ
またこれらの投稿に援助交際とは別に”#P活”や”#パパ活”といったハッシュタグが付いていることにも目がいきます。援助交際とパパ活は何が違うのでしょうか。
パパ活を募る投稿を見てみると食事、散歩といった言葉よく使われています。つまりパパ活は男性がお金を払って若い女性とデートをする目的のことを意味するようです。
そうだとすると援助交際は金品を支払って性的行為をする、パパ活は金品を支払ってデートをするという違いがあると思われます。
これだけを見るとパパ活は法律に違反しているわけでもないのでお金を払って出会うことは本人たちの自由と思ってしまいます。
しかし援助交際とその質が似ていることから犯罪に巻き込まれるリスクは高いようです。
筆者が過去に取材した、ある女子大生は親しい友人数名がパパ活をしていると言っていた。「父親から祖父くらいの年齢の相手と食事をしたりLINEをするだけで、月に数万円手にしているみたい」という。しかし、彼女自身は「パパ活に興味はない」と話す。「相手がストーカー化して大学に来てしまったという怖い話を聞いて、絶対ありえないと思っている」からだ。
出典:東洋経済
”エンコウ”するわけ
なぜ援助交際を呼び掛ける投稿は多いのでしょうか。それには家庭の収入が原因となっているようです。
出会い系サイトでたくさんの女性と出会ってきたブロガーは援助交際に走る女性は”真面目なタイプ”が多いと述べています。
貧困な家庭に生まれ育ち学費の捻出をままならなくなってしまった結果、援助交際に走る女性が大半のようです。
インターネットの掲示板にも援助交際を考えている女性の悩みが投稿されていました。
援交しようか悩んでいます。
理由:現在高校3年生です。主なきっかけはおこずかいが貰いにくく、下着を小学生の頃から使っているものしかなく、自分にあうサイズのものがなくなってきたため。
他にも年頃なりの物が欲しくなったため。バイトが校則で禁止されているため自分でお金を稼ぐことができません。家の家計事情は把握しきれていませんが、少しきついと父は言っていました。母は遊びまくりでそんな姿をみてると父が不憫でお金をねだることを躊躇してしまいます。
援交は進んでやる気になれません。かといって欲しいものがなくなったわけではありません。
この文章を読んで思ったことを教えてください。
出典:Yahoo!知恵袋
上記のように援助交際しなければ明日を生きられない女性も多数存在しています。
しかしだからといって援助交際を容認するわけにはいきません。昨年、茨城県神栖市で東京都葛飾区の女子大生が行方不明になり遺体となって発見された事件も援助交際、パパ活を巡るトラブルだと言われています。
援助交際に応じる男性にも今回のように加害者となることも、また被害者となるリスクもある以上まず援助交際の投稿を見てを応じない気構えを持つということが必要になってくるのかもしれません。
あなたにおすすめの記事

コメント