出典:https://www.fnn.jp/posts/2019040200000009SUT
静岡県東部で小学校低学年の女の子の体を触るなどわいせつな行為をしたとして静岡県警は柳橋和雄容疑者を逮捕しました。
被害者にトラウマを遺す卑劣な犯罪である性犯罪。もし性犯罪に遭ってしまったときはどこに相談すればいいのでしょうか。
被害者の事件後の暮らしについてまとめました。
低学年女子児童の体触る
事件についてはFNNが以下のように報道しています。
小学校低学年の女の子の体を触るなど、わいせつな行為をしたとして、69歳の無職の男が逮捕されました。
2人に面識はないということです。
強制わいせつの疑いで逮捕されたのは、沼津市大岡の無職・柳橋和雄容疑者(69)です。
警察によりますと柳橋容疑者は、今年2月下旬、県東部で小学校低学年の女の子の体を複数回触るなど、わいせつな行為をした疑いがもたれています。
警察は柳橋容疑者の認否を明らかにしていません。
柳橋容疑者と女の子に面識はなく、女の子の親からの相談で犯行が発覚したということです。警察は当時の状況や余罪について詳しく調べる方針です。
出典:FNNPRIME
容疑者は…
事件を受けて逮捕されたのは柳橋和雄容疑者でした。
柳橋容疑者のプロフィールは以下の通りです。
名前:柳橋和雄
年齢:69歳
職業:無職
住所:静岡県沼津市大岡
柳橋容疑者の顔写真、SNSの捜索を試みましたが発見には至りませんでした。
柳橋容疑者が沼津市以外で事件を起こしていた場合、事件を管轄する警察署に送致される瞬間をメディアが報じる可能性もありますので新しい情報が入り次第、追記します。
事件現場はどこ?
柳橋容疑者が事件を起こした現場については”県東部”という情報しか明らかになっていません。
そこで柳橋容疑者の自宅から事件現場を推測したいと思います。
沼津市大岡はJR沼津駅から北東部に位置する地域です。
東側には新幹線も停まるJR三島駅のある三島市市街地があり、北部には高級住宅街が立ち並ぶ長泉町下土狩があります。また地域を通る国道1号線から国道246号線に入れば裾野市や御殿場市にアクセスが可能という非常に交通の便がいい場所です。
では事件現場はどこなのか。
おそらく柳橋容疑者は人目を忍んで犯行に及んだと思われますので三島市街地のように人通りが多い場所ではなく、閑静な住宅街が多い上記でも挙げた長泉町を犯行現場に選んだと思われます。
被害者への取り組み
性被害に遭った時は…
今回柳橋容疑者が起こしたわいせつ事件、被害者は小学校低学年の女子児童だったということにインターネットを中心に波紋を呼んでいます。
しかし毎年認知される強制性交事件、強制わいせつ事件の被害者は認知された事件数の半分が20歳未満の未成年だと言われています。
学校の教職員向けに生徒が性被害者になってしまった場合の接し方を説いているサイトでは性被害者になってしまった場合の被害者が採るべき行動を載せています。
- 病院に行って診療を受ける
- 被害に遭った時の身につけていたものを未使用の袋などに入れて取っておく
- 勇気のいることですが、警察に届ける
出典:学校保健
しかしWebサイトでは同時にこの”取るべき行動”を取る難しさも載せています。
性被害に遭った女性の中で上記の行動を直ちにとることのできる女性は全体の10%をいないと言われていますが、その原因は自身が脅威にさらされた時に起きるストレス反応が女性は「絆反応」を示すからだそうです。
精神医学分野では,ストレス反応の男女差について,最近,日本でも紹介されてきています。男性に特徴的な「闘争・逃走反応」ではなく,女性は「思いやり・絆反応」を示すとされています。「思いやり・絆反応」というのは,原始的な反応です。原始時代は男は外で狩猟・戦争をし,女は集落を守って結束するのが大事だったから,当然,危機への対応も違うということです。
そのため性犯罪の加害者を責めるのではなく自分が我慢すれば…という心理状態に陥ってしまうのです。
しかしそのままでは性被害に遭った事実が何も解決せず性被害者はPTSDなど精神的な病を発症してしまう可能性が高くなります。
だからこそ性被害に遭った時は直ちに警察などの公共機関へ連絡、それが不可能な場合は両親や友達など身近な人に相談することを被害者のケアをしている各Webサイトは推奨しています。
また友人から、子どもから性被害に遭ったことを告白された時はその行為を褒めることが最善の行為になります。
言葉掛けは、あなたは何も悪くない、悪いのは加害者だと繰り返してください。被害に遭うきっかけになった行動を注意したり、なぐさめたり、アドバイスしたり、元気そうだとか、この程度で済んで良かったなどの安易な言葉は、セカンドレイプになるため、決して言わないでください。
出典:学校保健
性犯罪は認知数を多いですが、一方で被害者が被害に遭ったことを打ち明けられずに事件そのものが闇に葬り去られてしまうケースも多い犯罪になります。
誰もが犯罪に遭うリスクがある以上、普段から性犯罪に対して意識する必要があるのかもしれません。
あなたにおすすめの記事

コメント