出典:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190402-00010000-tvkv-soci
2日早朝、相模原市緑区の住宅で弟をバールで殴って殺害しようとしたとして県警は兄の柴山侑輝容疑者を逮捕しました。
柴山容疑者が「目つきが悪かった」という理由で実の弟を殺害しようとしました。
柴山容疑者と弟の間に一体何があったのでしょうか。事件の真相を追いました。
弟をバールで
事件についてはtvkが以下のように報道しています。
2日朝早く、相模原市緑区の住宅で弟をバールで殴って殺害しようとしたとして県警は22歳の兄を逮捕しました。
殺人未遂の疑いで逮捕されたのは相模原市緑区太井の自称、会社員、柴山侑輝容疑者です。 県警によりますと柴山容疑者は2日午前5時半頃、自宅で寝ていた20歳の弟の頭などをバールで殴って殺害しようとした疑いが持たれています。 弟は病院に搬送され頭や両足などを打撲する重傷を負いましたが、命に別状はないということです。 調べに対し柴山容疑者は「弟の目つきが悪かったのでバールで何度も殴って殺そうとした」などと容疑を認めていて、県警が当時の状況などを詳しく調べています。
出典:Yahoo!ニュース
兄を逮捕
事件を受けて逮捕されたのは被害に遭った男性の兄である柴山侑輝容疑者でした。
柴山容疑者について明らかになっている情報は以下の通りです。
名前:柴山侑輝(しばやま ゆうき)
年齢:22歳
職業:会社員(自称)
住所:神奈川県相模原市緑区太井
柴山容疑者のい顔写真やSNSの捜索を試みましたが発見には至りませんでした。情報が入り次第、追記したいと思います。
現場は…
事件現場となったのは”神奈川県相模原市緑区太井”という地域にある住宅でした。
津久井湖という湖の畔にあるこの地域はマンションやアパートといった集合住宅より戸建て住宅が多く、柴山侑輝容疑者は両親のいる実家に住んでいたと考えられます。
精神疾患?
事件を伝える報道のコメントには以下のようなものがありました。
この兄は、精神を病んでいたのか?
弟を殺したいほど憎いなら、自称でも、会社員で社会人なら自分が家を出るという選択肢はなかったのか。
もちろん精神疾患で罪が軽くなるのは、やめて欲しいですが。
出典:Yahoo!ニュース
弟、助かってよかった!
しかし、目つきが悪いからって理由で殺そうとする兄の精神がおかしい(-_-;)
もしかしたら、兄が殺される側になっていたかも知れないよ。
血の繫がった兄弟。仲良くできないもんかねー
>_< 親が悲しむぜ
出典:Yahoo!ニュース
上記のように柴山侑輝容疑者の精神状態を疑うコメントがいくつも散見されました。
確かに”目つきが悪い”、その理由だけで就寝中の弟を襲うというのは異常というしか他ありません。
では精神異常なのであるとした場合、どのような病気にかかっていたのでしょうか。
統合失調症?
統合失調症と日本人の100人に1人が罹患するといわれている精神疾患です。この”100人に1人”という割合は少なくも感じるかもしれませんが、病気の罹患率の中ではとても高い割合を示しています。
統合失調症の発症原因は現在も詳しくわかっていませんが進学、独立、結婚など住環境の変化がきっかけになることが多いようです。
症状としては幻覚、幻聴のほか会話が成立しなかったり悪口を言われてもないのにそう受け取ってしまう妄想障害もあります。
このような症状があるために他人と上手くコミュニケーションが図れず、日常生活を送ることが困難になってしまうのです。
統合失調症に罹患しているのだとした場合柴山容疑者は弟と目が合った時に”睨まれた”、”弟は怒っている”という症状からくる妄想障害に囚われてしまい、その不安を取り除くために犯行に及んだのではないでしょうか。
統合失調症だった場合…
柴山容疑者は殺人未遂容疑で逮捕されましたが、実際柴山容疑者が統合失調症であった場合どのような判決が下るのでしょうか。
2014年に千葉県で統合失調症の男に男性が刺殺された事件を見てみましょう。
睦沢町で2014年2月、井戸掘削会社社長の男性=当時(61)=が自宅に侵入してきた男に刺殺された事件で、殺人などの罪に問われた無職の男(64)に対し、心神喪失として無罪を言い渡した千葉地裁判決について、千葉地検は30日、控訴を断念したことを明らかにした。控訴の期限の同日が過ぎれば、男の無罪が確定する。
地検は「判決の内容を精査、検討したが、原判決を覆すことは困難と判断した」とコメント。今後、心神喪失者等医療観察法に基づく措置を地裁に申し立てる。
千葉地裁は16日、男の殺害行為を認めたうえで、「統合失調症の影響を強く受けており、行動を制御することが困難だった。心神喪失状態だったとの合理的な疑いが残る」と述べ、男を無罪とした。検察側は「男は心神耗弱の限度で責任能力はある」と主張し、懲役10年を求刑していた。
出典:千葉日報
もし柴山容疑者が精神鑑定で統合失調症と診断された場合は上記のような統合失調症罹患者は無罪という判例がでているため無罪になる可能性が高いと思われます。
重大な事件にもつながりかねない精神病。自分のためにも他人のためにもメンタルヘルスケアを欠かさないようにしたいものですね。
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