令和の由来と万葉集「初春の令月」の意味がこちら!日本古典から初出典の真相も

Twitterで話題

出典:nikkei

スポンサーリンク

菅義偉官房長官は1日午前11時40分ごろ、首相官邸で記者会見し新しい元号を発表しました。

新元号は”令和(れいわ)”。

どのような由来があるのか、そして令和になることでどのようなことが話題になっているのかまとめましたのでご覧ください。

続報:中国古典由来の真相はこちらから↓

令和は張衡の漢詩「帰田賦」が出典!張衡は1900年前に高度な地震感知器も発明していた

由来は万葉集

1日午前11時半過ぎ、菅義偉官房長官から新元号の発表が行われました。

 政府は1日午前、「平成」に代わる新元号を「令和(れいわ)」と決定した。菅義偉(すが・よしひで)官房長官が記者会見で発表した。新元号を記した政令は同日中の天皇陛下による署名・公布後、皇太子さまが新天皇に即位される5月1日午前0時に施行される。皇位継承前の公表は憲政史上初めてで、改元に伴う国民生活への影響を最小限にすることを重視した。645年の「大化」から数えて248番目の元号となる。

菅氏の記者会見に続き、安倍晋三首相も正午ごろ記者会見し、談話を発表。新元号の意義を自ら国民に説明する異例の対応で臨む。

天皇一代で元号一つを定める「一世一元」制が確立した明治以降は、天皇崩御に伴い改元した。今回は一代限りの譲位を可能とする皇室典範特例法に基づく。政府は譲位が天皇の政治関与を禁じた憲法に抵触しないよう平成改元時の元号選定手続きを原則踏襲した。

1日は菅氏の会見に先立ち、政府が各界有識者の懇談会で複数の原案を示し意見を求めた。原案は国文学、漢文学、日本史学、東洋史学の専門家が考案した候補名から絞り込んだ。衆参両院の正副議長に意見を聴き、全閣僚会議を経て臨時閣議で政令を決定した。

出典:産経ニュース

また現天皇陛下の御退位に伴う改元は1818年以来およそ200年ぶりとのことです。

続報:中国古典由来の真相はこちらから↓

令和は張衡の漢詩「帰田賦」が出典!張衡は1900年前に高度な地震感知器も発明していた

スポンサーリンク

万葉集とは?

そもそも万葉集とはどのようなものなのでしょうか。

古代の和歌集。 20巻。長歌,短歌,旋頭歌など 4536首の歌を収める。編者は不明であるが,大伴家持の手を経ていることは確かであろう。成立の時期は奈良時代末期と考えられるが,平安時代前期に手が加えられている可能性もある。現存最古の和歌集。舒明朝以降,天平宝字3 (759) 年までの歌を収めるが,年代的もしくは段階的に記紀歌謡とほぼ同じと認められる歌もある。額田王 (ぬかたのおおきみ) ,柿本人麻呂,高市 (たけちの) 黒人,山部赤人,大伴旅人,山上憶良 (やまのうえのおくら) ,高橋虫麻呂,大伴坂上郎女 (さかのうえのいらつめ) ,大伴家持らが代表的歌人であるが,これらの皇族,貴族,官僚歌人のほか農民などの歌もあり,地域的にも,大和を中心とするが地方の歌も多く,奈良時代およびそれ以前の歌の総結集であり,日本最大の古典として現代にいたるまで広く愛読されている。

出典:コトバンク

最古の歌集である万葉集。歌人のほか現在の関東地域の一般人が詠んだ歌をまとめた”東歌”など幅広い読み手の歌が収められているのが特徴の歌集です。

続報:中国古典由来の真相はこちらから↓

令和は張衡の漢詩「帰田賦」が出典!張衡は1900年前に高度な地震感知器も発明していた

”梅花の歌三十二首”?

”令和”はこの万葉集の中に収められている梅花の歌三十二首のその序文が由来となっています。

天平二年正月十三日に、師(そち)の老(おきな)の宅(いへ)に萃(あつ)まりて、宴会を申(ひら)く。時に、初春(しよしゆん)の令月(れいげつ)にして、気淑(よ)く風和(やはら)ぎ、梅は鏡前(きやうぜん)の粉(こ)を披(ひら)き、蘭(らん)は珮後(はいご)の香(かう)を薫(かをら)す。加之(しかのみにあらず)、曙(あけぼの)の嶺に雲移り、松は羅(うすもの)を掛けて蓋(きにがさ)を傾け、夕の岫(くき)に霧結び、鳥はうすものに封(こ)めらえて林に迷(まと)ふ。庭には新蝶(しんてふ)舞ひ、空には故雁(こがん)帰る。ここに天を蓋(きにがさ)とし、地を座(しきゐ)とし、膝を促(ちかづ)け觴(かづき)を飛ばす。言(こと)を一室の裏(うら)に忘れ、衿(えり)を煙霞の外に開く。淡然(たんぜん)と自(みづか)ら放(ひしきまま)にし、快然と自(みづか)ら足る。若し翰苑(かんゑん)にあらずは、何を以(も)ちてか情(こころ)を述※1(の)べむ。詩に落梅の篇を紀(しる)す。古(いにしへ)と今(いま)とそれ何そ異(こと)ならむ。宜(よろ)しく園の梅を賦(ふ)して聊(いささ)かに短詠を成すべし。

出典:万葉集入門

安倍首相の談話の中で”令和”には「明日への希望と共に日本人一人一人が大きな花を咲かせる」という願い込められているとのことです。

またこれまで元号は中国の古典から引用されていたのに対し初めて日本の古典から引用となった令和。その理由は四季折々の歌が収められ、日本人の生活がありのまま描かれたいたためだと話されています。

続報:中国古典由来の真相はこちらから↓

令和は張衡の漢詩「帰田賦」が出典!張衡は1900年前に高度な地震感知器も発明していた

スポンサーリンク

予想されていたのか?

では、新元号の令和は予想はされていたのでしょうか?

まずはここで発表される前の予想を見てみましょう。

出典:まぐまぐ

この中では安という字と、永という字、明るいなどの字が人気であることがわかりますが、令和という文字はなく、予想されていなかったという結果になります。

しかしなが、Twitterには2016年に新元号を予想していた人物がいるとされております。

それがしゃん(@syaaaan_)さんという方で、そのツイートがこちらです。

出典:Twitter

投稿したのは、@syaaaan_さんという方で、なんと新元号が発表されるおよそ3年も前の2016年7月13日に「明治大正昭和平成令和 違和感ないね!」という内容のツイートをしているのです。

このツイートは、コラ画像などではなく完全に2016年に投稿されたものであり、新元号をピタリと言い当てているだけに、多くの反響がなされているのです。

どのような確率になるのか?

予言や未来人という可能性については後述しますが、そうでなかった場合、「令」と「和」の組み合わせを実施したらどのような確率となるのでしょうか?

現在、日本で使用されている常用漢字は2136字あり、令と和はそれに当てはまりますので、2136字×2136字という計算式が成り立ちます。

つまり、456万2496字ということになるのですが、およそ450万の組み合わせの中からそれぞれ令と和を順番までもピタリと当てる確率は、0.000000222222222%となるのですが、令和という漢字を選んだ理由などは明らかとなっておりません。

ちなみにこの確率は、2018年の年末ジャンボ宝くじの一等が当たる確率が0.000005%でありますので、それよりはるかに確率が低いことが伺えます。

スポンサーリンク

令和の意味は?

安倍総理は記者会見で、以下のような言葉を述べております。

「人々が心を寄せ集め文化を育む。
万葉集は日本最古の和歌集であり、天皇や皇族・貴族だけでなく、防人や農民など幅広い人が呼んだ。

つまり長い歴史と文化を育んだ和歌集と言える。そんな日本の国柄を引き継いでいく。

厳しい寒さのあとに春の訪れをつげ、見事に咲き誇る梅の花のように、
日本人が明日への希望を持つと共に、花を咲かせるような日本でありたいとの願いがある。

文化を育み自然の美しさを愛でることに感謝をしながら、平和で希望に満ちた未来を切り開く。」

出典:総理官邸

歴史ある我が国日本において、天皇や皇族といった貴族だけが優遇されるのではなく、万葉集のように全ての人々が平等に平和で愛に溢れて世界を目指していくということと、自然文化の美しさなど愛せるようにという願いが込められているということです。

安倍首相は新元号発表を前に「2019年は歴史の大きな転換点にあり、日本には色褪せることのない価値がある。日本は変わっていかなければならない。変わることを前向きに考えていこうと。」というコメントを残しております。

安倍首相は、良くも悪くも変革を恐れないという強い信念があり、憲法改正にも積極的な姿勢を見せるなど変化に対しては積極的な姿勢を持っております。

令和の前の元号である”平成”は中国古典「史記」中にある「内平外成」、「書経」の「地平天成」から採用されているのですが、今回日本古典である万葉集からの出典をした経緯については、今度もの激動の時代や変化にも恐れずに対応していこうという政府と日本国民との思いを体現しているのではないでしょうか?

スポンサーリンク

Twitter上の反応

以下、Twitterの反応をまとめております。

まとめ

前向きな願いが込められた新元号”令和”。これまで様々な候補が挙げられていましたが予想とは全く異なる元号でした。

しかしこの元号に込められた願い通り、日本人一人一人が活躍できる、そして梅のように花を咲かせる時代になること祈っています。

スポンサーリンク

あなたにおすすめの記事

 

令和の本当の意味や由来、万葉集の原文がこちら!梅の花の歌や32種の序文全文も掲載
...

コメント