出典:FNN
今月5日、千葉県銚子市の歩道で84歳の女性がはねられ死亡したひき逃げ事件で、26歳の藤田悠耶(ふじた ゆうや)容疑者が逮捕されました。
今回は、藤田悠耶容疑者の顔画像などについて迫ってみたいと思います。
84歳女性をひき逃げで男を逮捕 銚子市
TBSニュースほか、メディア各局が以下のようなニュースを報じ、話題となっています。
今月5日、千葉県銚子市の歩道で84歳の女性がはねられ死亡したひき逃げ事件で、26歳の男が逮捕されました。
ひき逃げなどの疑いで逮捕されたのは、銚子市の会社員、藤田悠耶容疑者(26)です。藤田容疑者は、今月5日、銚子市清水町の歩道で、工藤朝子さん(84)を車ではねて死亡させ、逃走した疑いがもたれています。
警察によりますと、工藤さんと藤田容疑者に面識はなく、防犯カメラの捜査などから藤田容疑者が浮上したということです。取り調べに対し藤田容疑者は容疑を認め、「仕事帰りに運転中、歩行者をはねてしまった。怖くなって逃げてしまった」と供述しているということです。
出典:TBSニュース
藤田悠耶容疑者について
こちらが、逮捕された藤田悠耶容疑者のプロフィールです。
名前:藤田悠耶(ふじた ゆうや)
年齢:26歳
在住:千葉県銚子市
職業:会社員
藤田悠耶容疑者は、3月5日、銚子市清水町で、歩行者の84歳の女性を車でひき逃げして死亡させた疑いで逮捕された人物です。
ちなみに、藤田容疑者に関しては顔画像などの情報は公開されておらず、また、特定するにも至っておりませんので、こちらに関しては詳しい情報が入り次第、随時お伝えしていこうと思います。
犯行動機は?
では、犯行動機は一体何だったのでしょうか?
報道機関の発表によれば、警察の調べに対して藤田容疑者は「仕事帰りに運転中、歩行者をはねてしまった。怖くなって逃げてしまった」と容疑を認めている供述をしているという事です。
ひき逃げ犯の大半は、怖くなって逃げたという事を理由にしている場合がほとんでありますし、今回のケースも例外ではありませんから、捕まるのが怖かったのでしょう。
しかしながら、現場から逃げるという行為をしてしまうだけで罪は重くなりますし、起訴され裁判となった場合でも裁判官の印象もよくありません。
もちろん、自動車による人身事故の場合には救護義務が発生しますから、その場から逃げる様なことは絶対にあってはならないのですが、怖くなるという心理も分からなくもありません。
ひき逃げは絶対にNG
ひき逃げで死亡事故となった場合、容疑者の検挙率は95%。重傷事故で60%となっています。
さらに、ひき逃げは単なる人身事故では済まされず、自動車運転致死傷行為処罰法により、過失運転致死傷罪や危険運転致死傷罪という罪状での起訴などがされます。
容疑者の過失度合いにもよりますが、ひき逃げの刑事罰と内容は以下のように定められています。
罪状・違反名 | 刑罰内容 |
---|---|
救護義務違反 危険防止措置義務違反 | 10年以下の懲役または 100万円以下の罰金 |
事故報告義務等違反 | 3ヶ月以下の懲役または 5万円以下の罰金 |
現場に留まる義務違反 | 5万円以下の罰金 |
自動車運転致死傷罪 過失運転致死傷罪 | 7年以下の懲役もしくは禁錮または 100万円以下の罰金 |
危険運転致死傷罪 | 死亡:20年以下の懲役 負傷:15年以下の懲役 |
殺人罪 | 死刑 無期懲役 懲役5年以上 |
ひき逃げでも死傷者の数が多く運転手の過失が甚大であると「殺人罪」として扱われる他、免許の行政処分に関しては、もちろん一発で免停になりますし、被害者が死亡している場合はおよそ7年もの間免許を取得することが出来ません。
もっとも、人身事故(被害者死亡)の場合には、加害者側は遺族への償いなどをするので精一杯であり、免許を再取得するという気持ちにならないのだそうです。
また、ハンドルを握ると事故当時の状況がフラッシュバックし、トラウマになることで、運転することがそれ以降不可能になることもあるのだとか。
人身事故を起こしてしまった場合、救急車を呼び、警察に連絡をするなど迅速な対応をする事によって、助かる命があるかもしれませんし、何より裁判で誠意が見られるとして刑期が軽くなるなどの処置もされる可能性があります。
ですが、飲酒運転ということで、5年以下の懲役または、100万円の罰金刑が刑事罰として課される他、行政処分として違反点数35点で一発免停、さらには3年間は免許を取得することは出来なくなるという厳しい処罰が待ち受けています。
交通事故で家族を亡くす辛さ
交通事故といのは、歩行者、運転者共に気をつけていれば基本的に起こることはまずないのですが、それでもやはり、人間が操作をしているほか、お酒を飲んで歩いていたり、交通状況や気象状況によっては止むを得ず事故に発展してしまう恐れもあるでしょう。
ですが、交通事故で命を落とすというのは、本人にとっても辛いことなのですが、残された遺族にとっても極めて辛く、不測の事態でありますから、何とも煮え切らない歯痒い思いをすることになってしまいます。
大切な家族や友人が一瞬の判断ミスによって命を落としてしまうのは、残念でありますし、さらに怖くなったからといって現場から逃げる様な事をされては、容疑者に対して許したくないという感情が湧き出てくるのも無理はありません。
いずれにしても、亡くなった工藤朝子さんには心よりご冥福をお祈り申し上げます。
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