出典:JNN
入居者の高齢女性を殴り、けがをさせた疑いで、介護施設職員の伊東良介(いとう りょうすけ)容疑者が逮捕されました。
今回は、伊東良介容疑者の顔画像などについて迫ってみたいと思います。
入所者を殴った疑いで男を逮捕
朝日新聞デジタルほか、メディア各局が以下のようなニュースを報じ、話題となっています。
勤務先のグループホームで入所者の認知症の女性(85)を殴ってけがをさせたとして、警視庁はホームのパート職員伊東良介容疑者(29)=横浜市保土ケ谷区=を傷害の疑いで逮捕し、28日発表した。「なかなか歩き出してくれなくて、いらいらしてやってしまった」と容疑を認めているという。
碑文谷署によると、逮捕容疑は25日夜~26日早朝、東京都目黒区のグループホームの女性の部屋で、女性の頭や腹を複数回殴り約1週間のけがを負わせたというもの。伊東容疑者は女性の部屋がある階の担当者で、この日は夜勤だった。以前から女性の体にあざがあるのを不審に思った家族が部屋に設置したカメラに、逮捕容疑となった暴行の様子が映っていたという。署は伊東容疑者がこれまでも暴行を加えていた疑いがあるとみて調べている。
出典:朝日新聞デジタル
伊東良介容疑者について
こちらが、逮捕された伊東良介容疑者のプロフィールです。
名前:伊東良介(いとう りょうすけ)
年齢:29歳
職業:パート職員
在住:神奈川県横浜市保土ケ谷区
伊東容疑者は、先月、夜間勤務中に入居している85歳の認知症の女性の頭や腹を殴り、軽傷を負わせた疑いで逮捕された人物であります。
ちなみに、こちらが伊東容疑者の顔画像です。
出典:FNN
犯行動機について
では、伊東容疑者の犯行動機は一体何だったのでしょうか?
報道機関の発表によれば、伊東容疑者は警察の調べに対して「なかなか歩き出してくれなくて、いらいらしてやってしまった」と容疑を認めているということです。
高齢者介護の現場において、歩き出さないなどというのは日常茶飯事でありますし、それを理解した上で勤務をしなければこのようにイライライしてしまうこともあると思われます。
行動が遅くなっていくのが高齢者でありますし、イライラするのもおかしな話ですが、それの労働の対価として賃金を得られているわけですから、少しくらい我慢するということをしなければならないのではないでしょうか?
防犯カメラ設置が功を奏す
今回の事件が発覚した経緯は以下のようであるといいます。
被害に遭われた入所中の女性は認知症だったのそうで、家族は以前より顔などにあざがあるのを不審に思っていたそうです。
そこで部屋にカメラを設置したところ、伊東容疑者の犯行の一部始終が映っていたということで、このカメラを設置したことが功をそうしたとみて間違いないでしょう。
被害者の思惑にまんまとはまってしまった形になった伊東容疑者ですが、イライラをぶつけたその動画はあまりにも酷かったのではないかと推測されます。
なくならない虐待や暴力
こと介護現場において施設職員が入所者や利用者に対して暴力や体罰、虐待をする事件というのは後を絶ちません。
なぜこのような事件が後を絶たないのかと言えば、介護職の職員の賃金がものすごく低いことが挙げられます。
介護職の職員は極めて低賃金で働いており、正社員であっても給料は低いのであります。
仕事量が少ないのであれば、納得はいくのですが、伊東容疑者も動機で話していた通り「イライラ」するほど現場は厳しく、肉体労働で精神的にもストレスがかかるにも関わらず、ものすごく低賃金でしかも人手が足りていないのです。
こうした現状を打破しようと厚生労働省などが賃金アップに向けた取り組みなどをしてるそうですが、一部では改善されたもののこうした地方の末端ではまだまだ改善されておらず、こうした施設職員がストレスを溜めて暴力を振るうという悪循環が蔓延しているのです。
何れにしても、一向に無くならない虐待や暴力であるだけに、一層の波紋が広がりそうな一件です。
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