出典:NNN
20日午後4時半すぎ、神奈川県小田原市で走行中の東海道新幹線の車内に「ハサミを持っている男がいる」と乗務員から110番通報が入り、大きな話題となっています。
今回は、この東海道新幹線車内でハサミを所持していた犯人について迫ってみたいと思います。
東海道新幹線車内でハサミを所持した男を逮捕
日テレニュースほか、メディア各局が以下の様なニュースを報じ、話題となっています。
神奈川県を走行中の東海道新幹線の車内で、ハサミで壁に傷をつけたとして50代の男が逮捕された。
捜査員に連行される白髪頭の男。新幹線の壁にハサミで傷をつけたとして逮捕された。
警察によると、20日午後4時半すぎ、神奈川県を走行中の、上りの東海道新幹線の車内で、乗務員から「ハサミを持った男がいる」との通報があった。
新幹線は午後4時40分頃、小田原駅に停車し、警察官が乗り込んだところ、50代の男が乗務員にハサミを渡した状態で立っていたという。
男はハサミで車内の通路の壁を傷つけたとして器物損壊の疑いで逮捕された。
けが人はなく、JR東海によると運行への影響も出ていないという。
出典:日テレニュース
犯人について
では、犯人の男性は一体どの様なものなのでしょうか?
この男性は50代後半であるということで、東海道新幹線こだま660号の上り線の車内でハサミを所持していたということです。
そして日テレニュースによれば、犯人についての顔画像などが公開されております。
出典:ANN
遠くて分かりづらいかと思いますが、捜査員に囲まれている白毛の男性がこの班員であるとのことですが、犯人については名前や職業などの情報は公開されておらず、また、特定するにも至っておりませんので、こちらに関しては詳しい情報が入りし、随時お伝えしていこうと思います。
犯行動機は?
では、この犯人の男性の犯行動機は一体どの様なものなのでしょうか?
報道機関の発表によれば、車内の壁をはさみで傷つけたとして、器物損壊の疑いで逮捕されておりますので、なんらかの意志を持ってハサミを所持していたのだと思われます。
ハサミは凶器ともなり得ますが、包丁ほど危険ではなく、一般的にはあまりないのですが、所持している人がいてもおかしくないアイテムです。
裁ちバサミなどの大きなものであれば所持の理由を疑われますが、爪切りバサミなどの小さなものであれば、カバンに入っている事は珍しくないために、そうした理由から持っていてもおかしくはありません。
しかしながら、新幹線の車内でハサミそのものを持ってウロウロしたり、壁を傷つけるなどの行為は一般的ではなく、常軌を逸しているとしか思えませんので、誰かを殺傷するために振りかざしていたのではないかと思われます。
過去には悲惨な事件も
2018年6月には、東海道新幹線内で乗客の男女3人が男に刃物で殺傷されるという事件が発生しており、22歳の無職の男性が逮捕されるという極めて悲惨な事件が発生しております。
この際に逮捕された人物は「むしゃくしゃしていた。誰でもよかった」などという供述をしており、心理的に誰かを傷つけたかった破壊衝動などが原因によって事件を引き起こしております。
東海道新幹線の車内で刃物というニュースを聞けば、記憶の新しいこうした悲惨な事件もあるだけに、人々が敏感に反応するのは無理もありません。
2018年6月の事件では、逮捕された22歳の男性は殺傷したいがために凶器を準備し、そして新幹線に乗り込んでおりますので、そうした前例もあるために今回の容疑者の男性についてももしかすれば殺傷したかったのかもしれません。
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