池江璃花子の骨髄バンクドナー登録には注意が必要!過去には死亡事故も発生

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出典:www.jmdp.or.jp

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競泳女子日本代表の池江璃花子選手が白血病を告白した問題にて、骨髄移植のドナー登録を促す骨髄バンクのへの問い合わせが増えているということです。

今回は、骨髄バンクのドナー登録などについて迫ってみたいと思います。

骨髄バンクに問い合わせが殺到

スポニチアネックスほか、メディア各局が以下の様なニュースを報じ、話題となっています。

公益財団法人の日本骨髄バンクが12日、公式ツイッターを更新。競泳女子の池江璃花子(ルネサンス)が白血病を公表したことを受け、骨髄バンクに関する「たくさんの問い合わせ」を受けていると報告した。
「競泳の池江選手に関しての報道があり、たくさんのお問い合わせをいただいています」と説明。「まだまだドナーは足りていません。皆様のお力添えをお待ちしております。ドナー登録はお近くの献血ルーム等へ 申込書の記入と2mlの採血だけでOKです」と呼び掛けた。

過去に骨髄ドナーとして移植手術に臨み、自身の骨髄を提供した俳優の木下ほうか(55)も自身のツイッターで、日本骨髄バンクのツイートをリツイートしている。

出典:スポニチアネックス

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池江璃花子選手について

関連画像

出典:nikkan-gendai.com

こちらが、池江璃花子選手のプロフィールです。

名前:池江璃花子(いけえ りかこ)

泳法:自由形、バタフライ

所属:ルネサンス

生年月日:2000年7月4日

年齢:18歳(※2019年2月現在)

生誕地:東京都江戸川区

身長:171cm

体重:57kg

池江璃花子選手は、自宅の風呂場で水中出産によって誕生すると、兄姉の影響で3歳10ヶ月から水泳を始め、5歳の時には、自由形・平泳ぎ・背泳ぎ・バタフライの4泳法すべてで50mを泳げるようになるなど、この頃より天才スイマーとしての片鱗を見せていることでも知られています。

東京ドルフィンクラブ江戸川スイミングスクールで3歳から中学1年まで練習に励んでおり、小学3年頃から全国レベルの大会に出場するようになると、2010年のJOC春季ジュニアオリンピックカップでは小学校3年生ながら第3位に輝く奇跡なども見せております。

中学も高校も大きな記録を樹立しており、日本史上最多7種目での五輪出場、9種目の日本記録保持者となるなど、女子の競泳界では圧倒的な力を誇るなど、国内では無敵状態であり、2018年8月アジア競技大会ジャカルタに出場した際には、50m、100m自由形、50m、100mバタフライ、400mフリーリレー、400mメドレーリレーの6種目で優勝し、日本人初となるアジア競技大会6冠を達成して大会MVPに輝いていることでも知られています。

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白血病について

では、池江選手が発症した白血病は一体どの様なものなのでしょうか?

白血病とは原因もなく、血液中の白血球が無制限に増殖する病気のことで、別名血液のがんとも言われております。

日本血液学会によれば、白血病は以下の様なことがあると言われております。

『白血病は遺伝子変異の結果、増殖や生存において優位性を獲得した造血細胞が骨髄で自律的に増殖するクローン性の疾患群である。白血病は分化能を失った幼若細胞が増加する急性白血病と、分化・成熟を伴いほぼ正常な形態を有する細胞が増殖する慢性白血病に分けられる。また分化の方向により骨髄性とリンパ性に大別される』

出典:造血器腫瘍取扱い規約

つまり、白血病は病的な血液細胞(白血病細胞)が骨髄で自律的、つまりコントロールされることなく無秩序に増加する疾患

のことで、骨髄での白血病細胞の増加によって正常な造血細胞が造血の場を奪われることで正常な造血が困難になるのだそうです。

正常な白血球が減ることで感染症や、赤血球が減少することで貧血になったり、貧血に伴う症状などが引き起こされるのだといいますが、日本では白血病は年に10万人あたりおよそ7人という発症事例であるために、極めて珍しいタイプの病気であるのだといいます。

白血病のタイプとしては、急性型、慢性型、特殊型などのタイプがあり、それぞれの型の中に骨髄性、リンパ性、単球性などの種類があることでも知られている他、免疫力の低下によって様々な感染症にかかるリスクも増えるといいます。

主な治療法として挙げられるのが、抗がん剤の投与と骨髄移植であり、それぞれのタイプ(慢性/急性・骨髄性/リンパ性)によって大きく異なることでも知られています。

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骨髄バンクとは?

出典:日本骨髄バンク

では、ここで取りざたされている骨髄バンクとは一体どの様なものなのでしょうか?

骨髄バンクとは白血病などの血液疾患の治療として特に「骨髄移植」が必要な患者さんのために、血縁関係のない健康な人(非血縁者)から提供される骨髄液や末梢血幹細胞を患者にあっせんする仕組みやその業務を担う公的機関の事を指しています。

日本では、公益財団法人日本骨髄バンク(JMDP)が骨髄バンクの運営をしており、アメリカ・台湾・韓国・中国の骨髄バンクと提携して、日本人の骨髄液が提携各国に提供されたり、提携国から日本人へ骨髄液が提供されるなどネットワークを構築しております。

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ドナー登録をする

この骨髄バンクに登録し、骨髄液を患者さんに提供する人物のことをドナー(donor)と呼ぶのですが、提供するためにあらかじめ骨髄バンクに登録する必要があります。

そして、ドナー登録には以下の様な条件があり、これを満たさなければドナーとして認められることはありません。

  1. 「ドナー登録条件」を満たしているか確認する必要がある。
  2. 登録時の年齢は18歳から54歳まで(提供は20歳から55歳まで)、体重が男性45キロ・女性40キロ以上でBMI(体重kg÷身長m÷身長m)が30未満、最高血圧90~150・最低血圧100以下、輸血経験・貧血・血液疾患経験がない・服薬中でない、など。
  3. ドナー登録会もしくは登録受付窓口(全国の献血ルームや保健所)で提供に関して説明を受けた上で、医師による問診、2ml程度の採血を行う。

登録をするにはしおり「チャンス」を読む必要があり、それを理解したら、登録申込書を記入します。

そこで、患者さんとHLA(白血球の型)が適合するとドナー候補者となったことが通知されますが、この型の適合確率は兄弟姉妹間で4分の1、親子間では数パーセント以下であるほか、血縁関係にないドナーさんであれば、数百人から数万人に1人の確率であるそうです。

ドナー登録しドナーに選ばれた際に手術費用や入院費用、検査費用や登録費用などは一切かかりませんが、ドナーの最終同意書に同意した後は取り消すことができなくなります。

これは、患者の生命に関わるからです。

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ドナーの後遺症について

骨髄バンクに登録し、ドナー候補者となり、仮に池江璃花子選手に骨髄を提供できたとしても、ドナーの方にも後遺症が残る恐れがあります。

ドナーは患者さんに自身の骨髄液を提供後に血腫ができたり、知覚障害や痺れ・痛みが残存するなど手術後に後遺症が残ることが報告されているほか、過去には血縁間ではありますがドナーが死亡するという死亡事故が1件発生しております。

また、後遺症だけではなく日本ではドナーに対する制度は整っておらず、提供ドナーへの助成制度を導入している自治体もありますが、提供により休業しても休業補償などはないのだそうで、後遺症になったとしてもそこまで手厚いサポートがあるわけではありません。

今回、池江璃花子選手という著名でしかも年齢も若いアスリートの告白によって骨髄バンクへのドナー登録を興味本位で行う人もいるかと思いますが、こうした後遺症やサポートの問題もしっかりと判断した上で登録することをお勧めします。

骨髄バンクには団体傷害保険という後遺症に対する保険もあるのですが、こちらに関しては2015年3月31日までに適用例は34件であるそうです。

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年齢制限について

では、なぜ年齢制限をしなければならないのでしょうか?

日本骨髄バンクによれば、以下の様な理由があるからなのだそうです。

ドナー登録条件の年齢制限は、善意の人であるドナーの安全のために設けられています。54歳を超えている場合は、造血機能に問題はなくても、生活習慣病など健康上の理由でコーディネートが中止になる可能性が高くなると予想されるため、日本においてはドナー登録をご遠慮いただいています。
提供に向けてのコーディネート期間中に55歳の誕生日を迎えられた場合は、コーディネート終了まで手続きは続行されます。

出典:日本骨髄バンク

造血機能うんぬんよりも、高齢による体の機能などを考慮した結果、この様な年齢制限が設けられているのです。

芸能活動をしている女優の東ちずるさんは、この骨髄バンク登録をしているのだそうで、今回の件について情報提供を行なっております。

いずれにしても、東京五輪を目指すアスリートの白血病告白でありますから、1日でも早い復活を望んでおります。

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