出典:YouTube
ビックエコーのユニフォームを着た男性が、から揚げを床に擦り付けた後、フライヤーに入れるという不適切な動画が拡散され、炎上する騒ぎとなっています。
今回は、このビッグエコーの炎上動画が2018年に公開されたものであるという点や、実行犯の特定情報などについて迫ってみたいと思います。
店員が唐揚げを床に擦り付ける
Twitter上に投稿されたツイートに注目が集まっています。
ビッグエコー(カラオケ)の店員が唐揚げを床に擦り付ける動画。
くら寿司の次はこれかよ。もっと考えて行動しろ。#ビッグエコー #バカッター pic.twitter.com/xVuCZCZD6u
— ax (@axtensai) 2019年2月6日
こちらの動画では、ビッグエコーの店員と思しき人物が唐揚げを袋から出した後に、それを床に擦り付けるなどした挙句、そのままフライヤーに入れるという様子が映し出されております。
すき家、くら寿司についでビッグエコーでもバイトの不適切な動画が公開されているだけに、かなりの波紋が広がっており、外食チェーン店に対する不信感を一層募らせております。
2018年12月に動画が公開された?
秒刊SUNDAYさんの取材によれば、こちらの動画は2018年12月にYouTubeにアップロードされた動画であるそうです。
現在ビックエコーのユニフォームを着た男性が、から揚げを床に擦り付けた後、フライヤーに入れる映像が、Twitterで拡散している。この件をビックエコーを運営する第一興商経営企画部に取材した。昨年12月6日にYouTube上に動画がアップされた。一般の方からの問い合わせがあり本社スタッフもこの動画を確認した。会社側は、12月6日に、第一興商ホームページ上にこの件に関するお詫びを出した。
出典:秒刊SUNDAY
そして、ビッグエコーを運営する第一興商は自社のHPにおいて、以下の様な謝罪文を発表しているのです。
不適切な動画がインターネット上に掲載された件に関する対応について
2018 年 12 月 6 日にお知らせいたしました不適切な動画がインターネット上に掲載された件 に関する対応についてお知らせいたします。 弊社は本件に関する社内調査を進めてまいりましたが、本件が極めて悪質な行為であること から、警察へ被害届を提出し今後は警察の捜査に協力していくことと致しました。 弊社はこのたびの件を厳粛に受け止め、今後、このような事態が発生しないよう全店舗従業 員に対する指導教育の更なる強化徹底を図り、お客様が安心・安全にご利用いただけるお店 づくりに努めてまいります。 お客様にはご心配・ご迷惑をお掛けしましたことを深くお詫び申し上げます。
出典:第一興商
第一興商はすでに対応をしているということですが、2018年12月に終わったと思っていた一件が、ここへきて再び炎上するということとなってしまったために、手痛い騒動となったことでしょう。
もちろん、このアルバイト従業員が悪いのですが、それでも音沙汰なく落着していたと思われる騒動でありますから、ここ最近の不適切動画の風潮もあり、大きな損失となりそうです。
なぜ今頃になって拡散?
2018年12月6日に公開されたというこちらの動画ですが、なぜ今頃になって拡散・炎上する様な動きとなったのでしょうか?
炎上する要素が詰まってこちらの不適切動画は、2018年12月6日の段階で炎上しても良さそうなのですが、YouTubeに公開されたという点で、拡散力がそこまで大きくなかったのだと思います。
さらに、2018年12月6日当時はSoftBankの大規模な通信障害が発生しており、世間的にはSoftBankやそれに関連するHUAWEIなどの動向に注目が集まっていたのだと考えれるため、ここまで表沙汰にはならなかったのだと推測されます。
しかしながら、2019年1月にすき家でアルバイト従業員が氷を投げつけたり、お玉を股間に当てる様な動画(くびかくご)を公開したことをきっかけに、外食産業のアルバイト従業員の不適切動画に対する世間の風当たりは強くなっていきます。
そんな中で2019年2月初旬に無添くら寿司の店舗においてアルバイト従業員が魚を捌いたのちに、ゴミ箱に捨てそれも再びまな板に戻すという動画が拡散され、炎上してしまったのです。
すき家→くら寿司という流れが2週間あまりで発生していたため、あえて「またか!」と思わせるためにも、このタイミングでビッグエコーの動画が拡散されたのではないかと考えられます。
撮影者と実行犯について
では、この問題の動画を撮影した人物や、実行した人物は一体誰なのでしょうか?
ネット上にはこうした炎上動画や画像を晒された際に、その個人を特定する「特定班」と呼ばれるユーザーが一定数いると言われており、その特定班の活躍によってこの顔画像や名前、ひいては高校名や自宅住所までもが晒されるという事案も多く発生しております。
どの様な手段で特定するのか定かではありませんが、おそらくは当事者と関係性のある人物からのリークや、服装、髪型、店舗情報などからあらゆる手段を駆使して特定していくものだと考えられます。
今回のビッグエコーの件に関しては、2018年の動画でありますし、顔もはっきりと映っていないほか、肉声も聞き取れず実行犯が茶髪の髪型ということしか分かっておりませんので、現時点では特定されておりません。
今後、こちらの情報に関しては特定されていくことでしょう。
食べ物を粗末にしている
すき家はおふざけのみで終わっていましたが、くら寿司やビッグエコーなどは特に食べ物を粗末にしている動画が拡散されております。
命をいただくということの重大さ、尊さなどを教育されてこなかったりそうしたことをしっかり守ろうという常識などがないのでしょうか?
食べ物を粗末にしてはいけないなどの教育は、義務教育期間での教育もそうですが、家庭での普段の生活が大きく関係しており、その環境によって左右されるものだと思います。
すなわち、この炎上している全ての当事者の親御さんの教育が間違っているか、もしくは当事者の知能指数が低いためにその教えを理解出来ないかのどちらかであると言えるでしょう。
食が飽和している現代社会においてはあまり意識したことはないかもしれませんが、魚をゴミ箱に捨てるなどの行為は戦前では考えられないほか、唐揚げを床になすりつけるなどの粗末にする行為は決して許されなかったはずです。
バイトという勤務形態がそうさせているのか、もしくはもともと炎上しそうな行動を取るような人物がたまたまアルバイトをしているのか分かりませんが、連日世間を騒がせているだけに、少しは自覚を持って職務を全うしてもらいたいものです。
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