19歳元巡査の大西智博被告は全く反省してない?心神耗弱は演技で情状酌量を狙っている?

事件

出典:FNN

 

滋賀県警彦根署の河瀬駅前交番で昨年4月、当時19歳だった巡査の男である大西智博おおにしともひろ被告が上司を拳銃で射殺した事件で、初公判が行われ、事実関係を認めた上で心神耗弱を主張しました。

今回は、この事件を振り返るとともに、事件の真相などについても迫ってみたいと思います。

大西被告が起訴内容を認める

産経ニュース他、メディア各局が以下のようなニュースを報じ、話題となっています。

滋賀県彦根市の交番で昨年4月、自分の教育係だった井本光(あきら)巡査部長=当時(41)、警部に特進=を拳銃で射殺したとして、殺人罪などに問われた元巡査の男(20)=懲戒免職、事件当時少年=の裁判員裁判の初公判が30日、大津地裁(伊藤寛樹裁判長)で開かれた。罪状認否で元巡査は「その通りです。間違いありません」と述べ、起訴内容を認めた。弁護側はストレスなどによる心神耗弱(こうじゃく)状態だったと主張した。

犯行時の刑事責任能力の程度が争点。検察側は冒頭陳述で、元巡査について「日頃から(井本巡査部長の)指導に鬱憤をためており、当日も行方不明者届の作成ができないと答えたことを叱責され、ためていた怒りが爆発し殺害を決意した」と指摘した。

弁護側も冒頭陳述し、起訴内容については争わないとした上で「(元巡査は)ストレスや睡眠不足などから正しい判断ができない心神耗弱状態だった」とし、責任能力は限定的だったと主張。元巡査が犯行直前に両親をけなされ「この人を殺すしかないと殺害を決意した」とも述べた。

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その後の審理では、犯行の一部始終を記録した交番内の防犯カメラの映像や、「(元巡査は)厳しい指導に疲れた様子だった」などとする同僚の供述などが検察側の証拠として示された。

起訴状によると、元巡査は昨年4月11日午後7時45分ごろ、勤務先の同県彦根市南川瀬町の河瀬駅前交番で、井本巡査部長の頭や背中を拳銃で撃って殺害したなどとしている。元巡査は井本巡査部長を殺害後に拳銃を所持したまま逃走したが、翌日未明に同県愛荘町(あいしょうちょう)内で身柄を確保され、逮捕された。

元巡査は事件当時19歳だったため逮捕、送検後に大津家裁に送致されたが、家裁は刑事処分が相当として検察官送致(逆送)を決定。大津地検は昨年6月に起訴した。起訴後に弁護側の申請で元巡査の精神鑑定が行われており、公判では鑑定人への尋問も行われる予定。

出典:産経ニュース

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発砲した19歳巡査とは?

では、発砲した19歳の巡査とは一体誰なのでしょうか?

報道機関の発表によれば事件発生当時に19歳ということで、匿名での報道がされておりましたが、容疑者の巡査が拳銃を所持したまま逃走しており、市民に危険が及ぶおそれがあるとして名前と写真を公開して行方を捜査していました。

そしてNHKの全国ニュースが顔画像と名前を公開したことによって、瞬く間に拡散されていきます。

その、拡散された際の画像がこちらです。

出典: NHK NEW WEB

名前:大西智博(おおにし ともひろ)

年齢:19歳(※事件発生当時)

職業:巡査(懲戒免職)

在住:滋賀県彦根市

所属:滋賀県警彦根署

出身高校:安曇川高校 野球部

ポジション:ライト

大西被告は、亡くなった井本光巡査部長と共に、河瀨駅前交番に勤務していましたが、後頭部と背中を拳銃で発砲し、死亡させたとした逮捕された事件当時19歳の巡査部長です。

この事件が発生した際、交番で井本巡査部長と一緒に勤務していた大西被告の行方が分からなくなっており、滋賀県警が行方を追っていたところ、事件発生からおよそ5時間後の、2018年4月12日午前1時35分ごろ、滋賀県愛荘町内で発見し、身柄を確保されています。

また、逃走経路についてですが、近江鉄道の線路上を歩いていたところを確保されています。

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高校球児だった?

ネット上の情報によれば、大西被告は滋賀県立安曇川高校(あどがわ)の野球部であったそうで、「第98回全国高校野球選手権滋賀県大会」にメンバー登録されています。

また、中日新聞のホームページには、以下のように安曇川高等学校の野球部メンバーが掲載されており、そこに大西被告の名前があります。

出典:中日新聞+

第98回全国高等学校野球選手権大会は、2016年に開催されていますので、今からおよそ2年前の出来事ですが、その当時3年生であるということは、17歳もしくは18歳であり、2年経った2018年現在の19歳というのは妥当でしょう。

4月現在ということは、まだ誕生日を迎えていない可能性が非常に高いものと思われますので、大西容疑者が判断して間違い無いでしょう。

また、出身中学校ですが、「滋賀県大津市本堅田3丁目22−1」にある、滋賀県大津市立堅田(かたた)中学校出身であるとのことで、この当時から野球に勤しんでいた可能性もあり、根っからの球児だったのでは無いかと推測されます。

安曇川高校は、98回全国夏の高校野球選手権大会の本戦に滋賀県代表として出場した近江高校に、滋賀県大会の3回線で15−2で破れており、残念ながら甲子園出場は果たせなかったのですが、ベスト16という素晴らしい結果を残しており、そこまで弱小高校ではないと判断できます。


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現場は?

では、発砲事件の現場はどこであったのでしょうか?

報道機関の発表によれば現場は、滋賀県彦根市南川瀬町1509−8にある、彦根警察署河瀬駅前交番であるとのことで、東海道本線の河瀬駅のすぐそばに隣接している駅前の交番です。

周りには民家もある他、商店や住宅が立ち並ぶ一角にあり、周囲には幼稚園や中学校などもあるとのことで、事件発生当時は周辺住民に不安が立ち込めていたのも事実です。

その川瀬駅前交番の地図がこちらです。

また、逃走経路と思われるがこちらです。

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事件はなぜ起こってしまったのか?

では、この事件はなぜ発生してしまったのでしょうか?

大西被告は事件当時19歳と少年であったため、少年法に基づき家庭裁判所にて少年審判を受けていたのですが、成人と同じ刑事裁判で審理されるのが妥当であとして、検察に送致されております。

そして家庭裁判所の少年審判において大西被告の動機を「上司である被害者からの指導や扱いに不満や不遇感を募らせていた中、被害者に両親を侮辱されたと感じた」と決定づけておりますので、少なくとも亡くなった上司の井本巡査部長からの指導のストレスなどによる心神耗弱が原因ではないかと言われているのです。

犯行当時の状況について「誰にも相談できず、できない自分に苦しみ寝ることができませんでした。フワフワした現実感のない状況で引き金を引いた」と供述をしていることから、よほど追い込まれていたのではないかとも推測できますが、逃走時に交番を施錠する、制服を捨てるといった犯行の発覚を遅らせるなど合理的に行動しているあたり、殺害の計画性や冷静な判断力はあったのではないかとも捉えられるのです。

そして、大西被告は現在「厳しい指導で育てようとしてくれた。罪悪感でいっぱいです。許されないことをした自分を激しく責めてます」という悲痛の胸の内を述べていますが、だからと言って亡くなった井本巡査部長が帰ってくわけではありませんので、単なる甘い言い訳にしか過ぎないでしょう。

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どのような刑が下る?

今回、この大西被告は殺人と銃刀法違反の両方の罪に問われておりますが、大西被告の弁護側が心神耗弱状態で責任能力は限定的だったとしているため、裁判は責任能力の範囲が争点となると思われます。

殺人罪が適用されるとなれば、殺人罪の法定刑は最低でも懲役5年以上であり、初犯であっても執行猶予はつきませんから、一発で実刑判決が下ることと思います。

量刑に関して検察側はどの程度を休憩してくるから分かりませんし、弁護側の心神耗弱の主張がまかり通ったとしても、銃刀法違反という罪も加重されることなりますから、懲役刑で20年前後の判決が下るのではないかと考えられます。

もちろん執行猶予はつきませんし、20歳であるということで成人と同じ刑事罰を受けることとなりますが、反省をして更生の余地が見られると裁判中に判断されれば、もう少し刑は軽くなる恐れもあります。

しかしながら、裁判員裁判という裁判制度を導入しておりますので、そこに情状酌量の余地が残されているのかも争点となりそうです。


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