出典:YouTube
2019年1月23日放送された、TBS系列のドキュメントバラエティ番組「犯人に告ぐ!盗聴盗撮 怒りの追跡バスターズ第6弾」にて、300万円もの借金を踏み倒すという芸人スズキ (仮名)が大炎上するという騒ぎが発生しております。
今回は、このスズキこと元「タカダ・コーポレーション」のおやきくんの本名や、コンビ解散の理由、ヤラセなどについて迫ってみたいと思います。
なぜこのような問題が?
まずは、ことの発端となったTBS系列のバラエティ番組「犯人に告ぐ!盗聴盗撮 怒りの追跡バスターズ第6弾」の動画がこちらです。
こちらの番組では、様々な犯罪に対して番組スタッフが独自調査をするというもので、今回で6回目となるのですが、ものすごく視聴率が良いことでも知られています。
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出典:TBS
そんな番組の中で、ニッタさんという被害者が、元有名芸人「スズキ」という人物に300万円を騙し取られるという事態に陥ったことを激白し、ネット上ではこのスズキが誰なのかということを特定する動きが加速したのです。
出典:Twitter
ニッタさんとスズキの出会いのきっかけは?
ニッタさんはもともと会社員でしたが、コツコツと独立資金を貯めており、やっとの思いで自分の不動産会社を設立しようと立ち上がったのです。
2014年9月にとあるカラオケバーに知人と飲みに行ったニッタさんは、そこでお笑い芸人のスズキが働いているのを目撃したと言います。
その頃は、スズキは駆け出しの芸人で、バイトをしながら生計を立てていたそうですが、ニッタさんはそもそもスズキのことを知らなかったのだそうで、2人はそこまで大きな絡みもなく過ごしておりました。
しかしながら、スズキはニッタさんの知人がニッタさんに対して「お前が社長になるなんてすごいな」という言葉をかけたことをきっかけに、急接近するようになり、「自分は〇〇(有名お笑い芸人)とも知り合いだから、今度飲み会をしよう」と行って、ニッタさんの電話番号を聞き出したと言います。
後日、会社で仕事をしていたニッタさんの元にスズキから一本の電話が入り、「闇金から借金をしている、今日中に300万円用意しないと命の危険が」と言われ、しぶしぶ会うことにしたニッタさんは、あまりの鬼気迫るスズキの様子に開業資金の一部で貯めておいた300万円を手渡したと言います。
もちろん、借用書のような契約書を交わしたと言いますが、そこで返済のあてについて問われたスズキは「もともと格闘技をやっていて、年末の格闘技イベントにシークレットゲストで出場することが決まっている。そのファイトマネーが300万円で負けても150万円入るから、年末のイベントが終わった年明けには300万円は一括で返済できる」と返済のあてを口にします。
そういって300万円を持ち出したスズキは、結局のところそのお金を踏み倒してしまい、音信不通となったのです。
スズキは誰?
番組が進行していく中で、あまりのクズっぷりにスズキは一体誰なのか?という特定する動きに拍車がかかりました。
なぜなら、番組内ではスズキに直接番組MCの坂上忍さんが会っているのですが、そこでもモザイクがかけられており、芸名も仮名であり、なおかつ借金を踏み倒すという最悪の人物像だったからです。
番組内ではその芸人の特徴として、「格闘技をしている」「現在は太っている」「太い眉毛」「3年半前に大手芸能事務所を辞めていた」「今も芸人を続けている」という特徴を挙げていました。
そして、ネット民がこの芸人スズキがタカダ・コーポレーションのおやきであることを特定したのです。
”元有名芸人”の正体は、元タカダコーポレーション・おやき氏で確定。全盛期はめちゃイケのやべっち寿司にも出演。 #追跡バスターズ #怒りの追跡バスターズ pic.twitter.com/KyK3MXZJHq
— 弁当食堂 (@Tidorija) 2019年1月23日
おやきくんは、柔道三段の腕前があるほか、少林寺拳法や気功などにも精通しており、総合格闘家として試合にも出場したことがあるほか、2015年に所属事務所のよしもとクリエイティブ・エージェンシーを退所しており、その後は「ペリカン」の芸名で電撃ネットワークの伝承グループ「電撃ネットワークJr.」に参加をするなど、今も芸人を続けていると言うことです。
また、特徴的な太い眉毛も取りざたされており、全ての条件にマッチしていたことから、おやきくんが借金300万円を踏み倒した芸人であると言われているのです。
おやきについて
こちらが、おやきくんのプロフィールです。
出典:トレンドアティコ
名前:おやき
本名:正村綱良
生年月日:1982年5月4日
年齢:36歳(※2019年1月現在)
出身:長野県
身長:162cm
学歴:金沢学院大学
コンビ:元タカダ・コーポレーション
おやきくんは、もともと「タカダ・コーポレーション」というコンビを組んでおり、「SMショートコント」と称したショートコントを行うことが特徴でもあります。
こちらが、その当時のネタであります。
よしもとクリエイティブ・エージェンシーのお笑い養成所である東京NSC11期生であり、パンサーの向井さんなどと同期芸人であるのだと言います。
柔道3段ほどの腕前もあるほか、2011年、パフォーマンスの修行をしたいとプライベートで単身中国へ渡り修行をしに行く意思を表明すると、3年間中国で修行をし、2013年に日本に戻って活動を再開するなど、格闘技にも精通しております。
DEEP TOKYO IMPACT wave 5という総合格闘技の試合に出場した経験もあるのだそうで、その際の勝利後のマイクパフォーマンスがこちらであるそうです。
格闘家として一面もあることから、年末の特番で格闘技の試合のファイトマネーを取ると言う嘘も平気でつくことが可能ですし、あながち間違ってもいないことから、ニッタさんは信じてしまったと考えられます。
また、とある週刊誌の取材によれば、タカダさんは2017年頃からもすでに借金によるトラブが多かったのだそうで、当時所属をしていたよしもとクリエイティブ・エージェンシーの劇場や仕事場にも度々借金取りが姿を表していたのだとか。
「よしもとの仕事現場にもたびたび借金の取り立てが来ていたそうです。ある劇場では、借金取りが待ち構えていたため、おやきくんが窓から逃げ出したという逸話も。そうしたトラブルが相次いで、15年にひっそりと事務所を去りました。芸人仲間から一時、おやきくんの安否を気遣う声が上がったほどです」(前出・芸能プロ関係者)
出典:Asagei+
コンビ解散の理由は?
大貫さんという女性の方と、SMショートコントという謎の芸風で一部のお笑いファンや一部の一般市民を楽しませてきたタカダ・コーポレーションですが、一体なぜコンビを解散しなければならなっかったのでしょうか?
元々は、おやきくんが2015年に所属事務所のよしもとクリエイティブ・エージェンシーを退所したことがきっかけとなって、コンビが事実上解散をしているのですが過激な芸風が持ち味の男女コンビでしたが、コンビ仲は芸人界でも珍しい程良く、二人でカラオケや買い物、東京ディズニーランドへ行くなど、男女間の不仲が原因ではないようです。
この解散の原因ですが、おやきくんが総合格闘技に集中したいからという理由で、コンビを解散し、事務所を退所したということで、その目標を達成するべくしてDEEPというイベントにも参加しております。
借金問題はヤラセ?
事の発端となっているTBSの追跡バスターズですが、過去には大掛かりなヤラセが発覚しており、視聴者から大バッシングを食らったという事実も隠されております。
10月11日、タレントの坂上忍とお笑い芸人・ヒロミがMCを務める「犯人に告ぐ!盗聴盗撮 怒りの追跡バスターズ第3弾」(TBS系)が、約3時間にわたり放送された。
その中で目玉となった事件は「300通の脅迫文を送り続けた卑劣なストーカー男! 追跡すると番組史上最大のどんでん返しが待っていた!! 坂上忍が真相を追及!! ストーカーの正体は弟だった!」というものだ。
事件の概要は、1年間で300通もの脅迫状が送られてきた既婚者女性が、探偵事務所に相談。そして、相談を受けた探偵と番組スタッフがタッグを組み、犯人を追い詰めるというもの。そして犯人は、女性の夫の友人と判明したのだが……。
ところが実際には、売名を目論んだ探偵がシナリオを書き、探偵の実弟が犯人役、その妻が被害者女性を演じていただけのことだった。つまり、TBSはこの探偵に騙されていたというオチだった。
しかし、この展開に視聴者は「このヤラセ番組マジふざけんな!」「この茶番はひどい」「テレビ局がハメられた!って設定のストーリーなのね。やるならもっと上手いの書けよ」「視聴者舐めんな!」「テレビで流す必要ある? 本当に騙されたのなら局内で解決すればいいのに。時間を返せ」「騙されたならお蔵入り企画だよね」「これ、結構問題があるよね。BPO動いてくれ」などと怒り心頭だ。
テレビ誌ライターも「視聴者が怒るのも当然」と番組サイドを非難する。
「TBSで不定期に放送している恵俊彰MCの特番『緊急!公開大捜索』は、実際に行方不明者の身元が判明したり、公開捜査の結果、犯人が出頭するなど、いい結果を出してきた。それなのに、同じ局でこんな内容を放送するとは、愚行としか言いようがない。他の番組まで“ヤラセなのか”と誤解を与えかねません」
今回ばかりは、視聴者をバカにするなと言いたい。
出典:Asa-Jo
これが事実であるとするのであれば、今回も例外ではなく、借金問題も誇張して編集し、放送した可能性も大いに考えられるのです。
TBSはじめ、TVメディアというのはこうしたVTRを元に収録されるものに関しては、ヤラセや台本を元に制作されている場合が多く、編集による編集を重ねて偏向する傾向にありますから、ヤラセがあってもおかしくはありません。
ましてや、世間的にTBSはヤラセが多いとも言われておりますし、同局の「緊急!公開大捜索」という番組でもヤラセがあるという過去の事例から考えても、今回の件もヤラセがあったと考えてもおかしくはないでしょう。
この場合のヤラセというのは、ニッタという人はそもそも存在しておらず、借金の事実があるにはあるものの、ここまで踏み倒すなどの酷い対応をおやきくんはしてはいないなどが考えられます。
ニッタさんも声はおろか、顔も出しておりませんし、金銭消費貸借契約書などの書類もモザイクがかけられておりますから、捏造しようと思えば、出来なくもありません。
1人の悪者を吊るし上げ、そこに集中砲火するかのごとく責めるという構図は、視聴率確保には必要不可欠でありますから、今回もこの手法を用いて、「追跡バスターズ」がニッタさんとおやきくんの借金トラブルをでっち上げた可能性も考えられます。
いずれにしても、借金問題があることは事実だそうなので、早く公に出て真相の究明をしてもらいたいものです。
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