出典:imgur
シンガポール発のティラミス専門店ティラミスヒーローのロゴや商標などをパクリ、乗っ取りをしたとされる株式会社gramの社長高田雄史さんですが、今回は、この高田雄史(たかた たけし)さんのwiki経歴や出身などについて迫ってみたいと思います。
高田雄史社長が話題に
シンガポール発のティラミス専門店であるティラミスヒーローが、自分たちのオリジナルブランドがコピーされて使用出来なくなってしまったということを訴え、大きな話題となっています。
2012年にシンガポールでつくった私達のオリジナルブランドロゴがコピーされ、
只今日本で使用できなくなってしまいました。私達が大好きな日本でこのような事が起きた事を大変残念に思っています。
でもアントニオは負けません!日本の皆様を元気にする為、そして私達のオリジナル商品
‟シンガポール生まれの瓶入りティラミス”を引き続きお届けする為に、
アントニオは立ち上がり自らヒーローになり「アントニオヒーロー」として今までと同様オリジナルの味をお届けします。
さらに!アントニオはシンガポールから大親友の【ティラミススター】を助っ人として連れてきました。
現在、日本で私達のオリジナル商品は【アントニオヒーロー】と【ティラミススター】だけです。
もちろんシンガポールのティラミスヒーロー並びカフェは何も変わっていないので是非遊びにきてください。
出典:ティラミスヒーロー
そして、ティラミスヒーローのコピーをしたとされているHERO’Sは、自分たちでパクっていたにも関わらず、以下の様なコメントを残しております。
「THE TIRAMISU HERO」 のロゴ(登録番号第6073226号)に関しましては、シンガポールの日本側運営会社に対し、その使用権をお渡しする所存でございます。
皆さまにお騒がせ致しまして誠に申し訳ありませんでした。
出典:HERO’S
HERO’Sの運営会社は?
HERO’Sの運営会社は一体どこなのでしょうか?
そちらは、株式会社gramという会社であるそうで、こちらがその会社概要です。
本社は、大阪市北区曽根崎2-1-12にあるという事で、主に飲食店経営をしているという事です。
パンケーキ屋さんの「gram」というお店を展開している会社であるそうで、全国におよそ60店舗も展開しているほか、なんと渦中のシンガポールにも1店舗を出典する予定であるそうです。
また、全ての人をハッピーにする事がコンセプトであるとしていますが、今回の件を受けて全くコンセプトにそぐわない経営方針である事が露呈してしまいました。
株式会社gram 経営コンセプト
「喜び」と「感動」を想像するお店
gramはパンケーキを中心に、フレンチトーストやサンドイッチを提供するCafe gramを2014年4月から運営しています。
店内はgramカラーの緑を基調とした、落ち着いたナチュラルな雰囲気で皆様がごゆっくりおくつろぎ頂ける空間です。
メニューの中でも1枚の厚さ4cmパンケーキを3枚重ねたプレミアムパンケーキは、ご提供のたびにお客様の満面の笑顔を頂いており、オープン当初より各種メディアで大絶賛を頂き、多くの客様のご支持を頂いております。
全ての人をハッピーに、私たちのコンセプトです。
そもそも心斎橋のgramという本家のお店を乗っ取った訳ですから、そこのカラーがたまたまナチュラルグリーンであったに過ぎず、全くもってオリジナル性を感じません。
また、各種メディアで大絶賛や笑顔になったと書いてありますが、それも今回のティラミスの件で、絶賛が批判に代わり、笑顔が悲しみの顔に変わる事は間違いありません。
そして一番納得がいかないのが、「全ての人をハッピーに」というコンセプトです。
フリーライドをする事が、全ての人をハッピーにすると思っているのであれば、あまりにも浅はかで常識から外れた考え方でありますし、幸せになどなりません。
現に、シンガポールのティラミスヒーローは大きな悲しみに打ち拉がれている訳ですし、そこを応援していたファンやお客さんも落胆しておりますので、コンセプトとはかけ離れた経営をしている事は間違いありません。
また、gramについての組織図がこちらであります。
出典:gram
この巨大組織のトップに君臨するのが、何を隠そう高田雄史社長なのです。
高田雄史について
そんな、パクリだらかの酷い株式会社gramの社長は一体どの様な人物なのでしょうか?
出典:Twitter
こちらが、そのプロフィールです。
名前:高田雄史 (たかた たけし)
生年月日:1973年7月5日
年齢:46才
出身地:不明
学歴:不明
職業:代表取締役社長
所属:株式会社gram
高田雄史社長は、不動産業の営業で成功を収めていた人物で、自ら創作料理店の経営に着手するなど、幅広い経営をしていたことでも知られる人物です。
大阪心斎橋にあるgramというパンケーキと出会い、このお店を何とか自分のものにしたいと考えた高田社長は、試行錯誤を繰り返して、本家のgramのふわふわのパンケーキの再現をおよそ2ヶ月かかって完成させ、商標登録を先にするという形で、gramもろとも乗っ取りをします。
そもそも本家が人気が高かったこともあり、事業は大成功を収め、これに味をしめた高田社長はティラミス業界も同じノウハウでフリーライドをしたのです。
商標登録をしてないという法律の穴や盲点をつくビジネス手法が売りであるとされており、人気にあやかることから誇大な宣伝費用もいらず、低コストでいきなり人気商標を売る事ができる画期的なビジネスモデルを得意としております。
本名が違う?
そんな高田社長ですが、大阪を中心に地元の情報を発信している大阪日日新聞でのインタビュー記事が掲載されており、そこでは”高田雄”社長という名前で公開されておりました。
出典:大阪日日新聞
この黄色く囲われた枠だけ見れば、もしかすれば大阪日日新聞のミスなのではないかとも捉えられますが、自身のFacebookにも高田雄というのみで表記されてあるため、もしかしたら本名なのかもしれません。
出典:Facebook
しかしながら、高田雄というのが通称で、本名が高田雄史ということも考えられますが、基本的に通名を使うことは考えられませんので、どこか違う国の国籍なのではないかとも言われています。
bran cafeも怪しい?
株式会社gramと名前を変え、見事に乗っ取りを成功したとの事ですが、乗っ取られた方のカフェは一体どの様になってしまったのでしょうか?
乗っ取られた側の本家gramは前述した通り「bran cafe」というカフェに名前を変えており、そのカフェは株式会社シーエスアートという会社が経営していた事が判明しました。
しかしながら、このシーエスアートという会社は、押し買いなどをする悪質な会社であるとして11億円にものぼる所得隠しをしていたことも判明しております。
高齢者宅を訪問して貴金属などを強引に買い取る「押し買い」を繰り返していたとみられる会社グループが大阪国税局の税務調査を受け、平成29年までの5年間に計約11億円の所得隠しを指摘されたことが13日、関係者への取材で分かった。押し買いで得た所得の一部を免れたとみられ、追徴税額は、重加算税を含め計約6億円の見通し。
関係者によると、所得隠しを指摘されたのは、「シーエスアート」(大阪市)など数社による会社グループ。いずれも同じ人物が実質経営者で、貴金属やブランド品の買い取り・販売などを手掛けているという。
国税局は、従業員らへの聞き取りなどから、会社グループが押し買い行為を行っている事実を確認したもようで、架空仕入れを計上するなどの手口で、悪質な仮装・隠蔽があったと判断したとみられる。
信用調査会社によると、シーエスアートの売り上げは、26年9月期が約1億4千万円だったが、27年9月期は約5億1千万円に増えていた。
悪質商法の押し買いは高齢者を中心とした被害が問題となり、25年から規制され、クーリングオフ制度が導入された。国民生活センターによると、押し買いに関する相談件数は、25年度が7160件だったが、増加傾向が続き、28年度は8656件。60歳以上からの相談が6割を超えている。
出典:産経ニュース
カウンター席もあり、おひとりさまでも気軽に利用しやすく、女性だけでなく男性や年配の方も利用しやすいカフェをめざしています。パンケーキをメインとしたフードメニューに、コーヒーや紅茶のほか、スムージーなどの手が込んだドリンクを提供する予定。仕事の合間に、待ち合わせに。ほっとひと息つきたい時や、友人との会話に花を咲かせたい時など。
どなたでも、どんな時でも利用しやすいお店をめざし、地域に愛されるお店づくりに取り組んでいきます!
押し買いとは、強引に、なんらかの品を法外な安値で買ったことにして持ち去ってしまう行為のことで、 悪徳商法のひとつとして知られおり、「押し買い」は「押し売り」の反対で、「相手に売る意思がないのに強引に品物(特に、貴金属や着物などの高価なもの)を買い取ろうとする行為のことを刺します。
gramに乗っ取られたbran cafeを経営する株式会社シーエスアートは、そうした悪質な商法をしており、架空の仕入れを計上するなどして所得を仮装・隠蔽し、申告をしていないという極めて悪質な経営をしていたのですが、この界隈で発生している事案があまりにも闇が深く、きな臭いとされております。
また、gram自体はFCで店を経営しているのだそうで、そのFCに関しては、別の店舗が軌道に乗ったところでFC化して法人化するのだそうで、パクられた(FCされた側)はメニューや店名までも変えなければならないということの様です。
情報を食べている
結局のところ、今回の騒動で取りざたされているのは、gramのパンケーキがそこまで問題となっていなかったということです。
ティラミスの騒動で、パンケーキもそうだったのかと問題が浮き彫りになった訳ですが、気づいていたいた人もいるかもしれませんが、gramのマイナーチェンジにほとんどの人が気がつかなかったのでしょう。
商品というのは、それ相応に情報などの付加価値が乗っかり、価値が見出されるのであって、それがしっかりと理解していなければ、情報を食べているのと同じであることでしょう。
何れにしても、情報に踊ろされることなく、しっかりと真実を見抜けられないことが問題でありますので、一刻も早い全容解明が求められるでしょう。
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