出典:Twitter
宮崎県延岡市で歩道を爆走するおばあちゃんの動画がTwitter上にアップされ、大きな話題となっています。
今回は、この運転手のおばあちゃんの特定情報などについて迫ってみたいと思います。
報道を爆走するおばあちゃんが撮影される
朝日新聞デジタルほか、メディア各局が以下のようなニュースを報じ、話題となっています。
高齢者とみられる人物の運転する乗用車が時速40キロ前後で歩道を走行する動画がツイッター上にアップされ、話題になっている。投稿者は朝日新聞の取材に対し、宮崎県延岡市無鹿町の国道388号で25日午後2時20分ごろに撮影したと説明している。
県警延岡署は26日朝に通報を受けたといい、調べ始めた。車のナンバーなどから運転者の特定を急いでいるという。投稿者によると、当時、歩道には歩行者もいたという。朝日新聞の取材に、現場に近い延岡市内の住民は「歩道を走る車は市内のあちこちで何度か目撃したことがある」と話している。
出典:朝日新聞デジタル
問題の動画とは?
では、問題となっている動画とは一体どのようなものなのでしょうか?
こちらが、問題となっている動画であります。
おばあちゃん、そこは歩道だって 笑 pic.twitter.com/gr7ekKKMSp
— 純希 (@aaats04) 2018年12月25日
動画では、TOYOTAのヴィッツという車種に乗っているおばあちゃんのような人物が、歩道を全く直線からブレることなく走行をしており、非常に危険な状態であることが伺えると思います。
もしも、この歩道の先にイヤホンなどをした人物が後ろからの車に気がつかつずにそのまま歩行を続けていたら、大惨事になっていたことは言うまでもありません。
現場は?
では、現場は一体どこなのでしょうか?
報道機関の発表や、Twitterなどの情報によれば、宮崎県延岡市無鹿町の国道388号線沿いであるという事で、こちらがそのGoogle マップとストリートビューの検索結果です。
現場となったのは、宮崎県延岡市無鹿町1丁目にある「無鹿バイパス」という幹線道路であり、延岡バイパスと日豊リアスラインとを結ぶ道路としても有名です。
このおばあちゃんですが、バイパスから左車線に下っていっておりますので、最終的にこちらの道路にぶつかったのではないかと考えられ、ここで初めて車道に戻ったといことも十分に考えられるでしょう。
運転手について
では、運転手のおばあちゃんは一体どのような人物だったのでしょうか?
こちらがその顔画像です。
出典:Twitter
現在のところ、このおばあちゃんの名前や職業、年齢などの詳しい情報は公開されておりませんが、シルバーのTOYOTA社製ヴィッツという車種に乗車している年配の女性ということははっきりとしております。
また、運転技術に関しても、脱輪などせずに真っ直ぐ歩道をそうこうしておりますから、もしかしたらものすごく上手なのかもしれません。
こちらに関しては、歩道を車が走行するのは道交法違反に値しますし、逮捕される可能性もありますから、その際に名前などの情報が公開され次第、随時お伝えしていこうと思います。
どのように罪に問われる?
では、このおばあちゃんはどのような罪に問われるのでしょうか?
道路交通法によれば、以下のようなことが定められております。
第17条 車両は、歩道又は路側帯(以下この条において「歩道等」という。)と車道の区別のある道路においては、車道を通行しなければならない。ただし、道路外の施設又は場所に出入するためやむを得ない場合において歩道等を横断するとき、又は第47条第3項若しくは第48条の規定により歩道等で停車し、若しくは駐車するため必要な限度において歩道等を通行するときは、この限りでない。
出典:道交法
原則というか、常識的に歩道を通れるのは歩行者のみであり、自転車も特定の条件下によってのみ走行が許可されております。
もちろん、歩道を横切って駐車場や建物に入る場合は致し方ないのですが、それは走行というよりは横切るだけであり、このおばあちゃんのように大胆な走行はしておりませんから、このおばあちゃんは道交法違反ということになるでしょう。
もし仮に、歩行者に怪我などをさせていしまった場合には、過失運転傷害罪や、故意の場合は危険運転傷害や人身死亡事故の場合は過失運転致死や危険運転致死傷などの適用も考えらます。
認知症の可能性も?
なぜこのような走行をしてしまったのでしょうか?
そもそも、歩道に乗り上げなくてはいけませんので、どこかしらで無理なハンドル操作があったと考えられますが、やはり一般的な感覚を持っている人であればそれはしませんので、認知症の可能性が高いとみて間違いないでしょう。
もしも健常者で、狙ってこれをやっていたとしたら、ただのサイコパスでありますが、自分が歩道を走っているということにすら気が付いていない様子でありますので、認知症だったと考えられます。
この投稿者さんには、なぜ止めなかったのか?などの返信もされているようですが、このおばあちゃんの運転する車を無理矢理にでも走行できなくさせてしまえば、それこそ大惨事になりますし、止めたくても止められる状況ではなかったと考えられます。
やはり、高齢者である程度の年齢になったら免許返納をするか、2人以上同席しないと車に乗れないといった制限を設ける必要があるでしょう。
しかしながら、地方では車がないと生活ができませんので、こればかりは日本社会が抱える闇であると言えます。
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