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名古屋市内で小学生2人をひき逃げした疑いで、72歳の都築康子(つづき やすこ)容疑者が逮捕されました。
小学生をひき逃げした男を逮捕
産経ニュースほか、メディア各局が以下のようなニュースを報じ、話題となっています。
愛知県警瑞穂署は11日、名古屋市瑞穂区で小学生のきょうだい2人を乗用車ではねて逃げたなどとして、自動車運転処罰法違反(過失傷害)と道交法違反(ひき逃げ)の疑いで、同区丸根町、無職、都築康子容疑者(72)を逮捕した。
同署によると、2人のうち男児(10)は左足首、女児(7)は頭にけがを負ったが、いずれも軽傷。都築容疑者は「覚えがない」と容疑を否認している。
逮捕容疑は10日午後6時25~40分ごろ、瑞穂区内で道路標識や信号待ちの乗用車に相次いで衝突した後、同区弥富通の横断歩道を渡っていた、近くに住む2人をはねてけがを負わせ、逃走した疑い。
出典:産経ニュース
都築康子容疑者について
こちらが、逮捕された都築康子容疑者のプロフィールです。
名前:都築康子(つづき やすこ)
年齢:72歳
職業:無職
在住:愛知県名古屋市瑞穂区丸根町
都築容疑者は、10日午後6時半すぎ、名古屋市瑞穂区の横断歩道で10歳の男の子と7歳の女の子のきょうだいを車ではね、軽傷を負わせてそのまま逃げた疑いで逮捕された人物です。
ちなみに、都築容疑者に関しては顔画像などの情報は公開されておらず、また、特定するにも至っておりませんので、こちらに関しては詳しい情報が入り次第、随時お伝えしていきます。
事故現場は?
では、事故現場は一体どこだったのでしょうか?
報道機関の発表によれば、こちらが事故現場であるということです。
出典:NNN
こちらを、Googleマップとストリートビューで検索をした結果、以下のような場所であることが判明しました。
こちらは、愛知県名古屋市瑞穂区弥富通の県道221号線沿いの横断歩道であり、現場は、片側二車線の中央分離帯のある道路であり、非常に車の交通量が多いことでも知られています。
事故の直前には、同区桃園町で道路標識に衝突し、同区妙音通4で信号待ちの車に衝突したが、いずれもそのまま逃走したのだと言います。
犯行動機は?
では、犯行動機は一体どこなのでしょうか?
報道機関の発表によれば「車を運転していたことは間違いないが、覚えがありません」と容疑を認める供述をしているのですが、ひき逃げを否認しているということが納得できません。
そもそも飲酒運転をすること自体がおかしなことなのですが、それを正当化するかのごとく「車を運転したことは間違いない」などの証言をするというのは、どこかおかしな人間もしくは卑劣で卑怯な人間なのではないかと考えられます。
飲酒運転によって記憶がないのかもしれませんし、ただ単純にしらばっくれている可能性もありますが、やはりしっかりと自分の非を認めなければならいのはこの世の摂理であるといえます。
ひき逃げは絶対にNG
ひき逃げで死亡事故となった場合、容疑者の検挙率は95%。重傷事故で60%となっています。
さらに、ひき逃げは単なる人身事故では済まされず、自動車運転致死傷行為処罰法により、過失運転致死傷罪や危険運転致死傷罪という罪状での起訴などがされます。
容疑者の過失度合いにもよりますが、ひき逃げの刑事罰と内容は以下のように定められています。
罪状・違反名 | 刑罰内容 |
---|---|
救護義務違反 危険防止措置義務違反 | 10年以下の懲役または 100万円以下の罰金 |
事故報告義務等違反 | 3ヶ月以下の懲役または 5万円以下の罰金 |
現場に留まる義務違反 | 5万円以下の罰金 |
自動車運転致死傷罪 過失運転致死傷罪 | 7年以下の懲役もしくは禁錮または 100万円以下の罰金 |
危険運転致死傷罪 | 死亡:20年以下の懲役 負傷:15年以下の懲役 |
殺人罪 | 死刑 無期懲役 懲役5年以上 |
ひき逃げでも死傷者の数が多く運転手の過失が甚大であると「殺人罪」として扱われる他、免許の行政処分に関しては、もちろん一発で免停になりますし、被害者が死亡している場合はおよそ7年もの間免許を取得することが出来ません。
もっとも、人身事故(被害者死亡)の場合には、加害者側は遺族への償いなどをするので精一杯であり、免許を再取得するという気持ちにならないのだそうです。
また、ハンドルを握ると事故当時の状況がフラッシュバックし、トラウマになることで、運転することがそれ以降不可能になることもあるのだとか。
人身事故を起こしてしまった場合、救急車を呼び、警察に連絡をするなど迅速な対応をする事によって、助かる命があるかもしれませんし、何より裁判で誠意が見られるとして刑期が軽くなるなどの処置もされる可能性があります。
ですが、飲酒運転ということで、5年以下の懲役または、100万円の罰金刑が刑事罰として課される他、行政処分として違反点数35点で一発免停、さらには3年間は免許を取得することは出来なくなるという厳しい処罰が待ち受けています。
飲酒運転は減らない
2018年9月6日の午前6時57分、東京都にある山手通りの東中野駅近くで飲酒ひき逃げ事故を引き起こして逮捕・起訴され懲役2年執行猶予5年の判決が言い渡された吉澤ひとみ被告ですが、このような元国民的アイドルが飲酒運転をして大変な騒ぎを引き起こしているにも関わらず、全くもって飲酒運転は減る気配がありません。
自分だけは違うという思いがどこかにあるのだと思いますし、絶対に自分は大丈夫とたかをくくっているのでしょう。
振り込め詐欺の被害者にも共通していますが、基本的にこの手の人は「自分は大丈夫」とたかを括っており、他人の出来事を自分の出来事のように捉える人はなかなかおりません。
これは、人間は自分の生活や身の回りのことで精一杯であり、他人のことを気にかけている余裕などがないために、見て見ぬ振りをする傾向や事なかれ主義、また他人の気持ちになれないなど興味関心がないために引き起こされます。
自動車教習所に通っている際には、「飲酒運転は絶対にダメ」と、DVDや講義で口すっぱく言われていたと思いますが、それでも減らないのは学習能力がないか、それよりも自分に関係ないと心から思っている証拠でしょう。
何れにしても、このような事故が引き起こされてしまっていますので、一刻も早く再発防止策を感がる必要があるでしょう。
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