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女子バレーボール部の部員に体罰を加えたとして、広島県尾道市の私立尾道高校は10日、監督だったじあ督を懲戒処分にし、監督は依願退職をしていたことが明らかとなりました。
尾道高校の女子バレー部で体罰
朝日新聞デジタルほか、メディア各局が以下のようなニュースを報じ、話題となっています。
広島県尾道市の私立尾道高の女子バレーボール部で、監督だった男性教諭(53)が部員に体罰を加えていたことが、わかった。同校は10日付で減給10分の1(2カ月)の懲戒処分にし、教諭は同日付で依願退職した。
同校によると、教諭は9月中旬に寮監を務める女子バレー部の寮で部員1人の髪の毛を引っ張って倒したほか、練習中に複数の部員に対して人格を否定するような暴言を吐くなどしたという。11月末に部員9人が寮を抜け出し、保護者に訴えて発覚した。教諭は体罰について認めたが、理由については「言い訳になるから言わない。部員たちに謝罪したい」と話しているという。
教諭は以前、鹿児島県鹿屋市の私立高で女子バレー部の監督を務めて全国優勝に導いたが、部員への体罰が発覚して2007年に退職。10年に尾道高の女子バレー部監督に就任した。
出典:朝日新聞デジタル
岩切浩也監督について
こちらが、体罰をしたとされる岩切浩也監督のプロフィールです。
名前:岩切浩也(いわきり ひろや)
年齢:53歳
職業:教諭
所属:学校法人尾道学園 尾道高等学校
部活動:女子バレー部
担当教科:地理・歴史
岩切監督は、尾道高校女子バレー部の監督を務めているとされる人物で、今回の体罰事件で当事者として辞任をした人物です。
ちなみに、顔画像に関しては詳しい情報などは公開されておらず、また、特定するにも至っておりませんので、こちらに関しては詳しい情報が入り次第、随時お伝えしていこうと思います。
尾道高校について
では、尾道高校とは一体どのような学校なのでしょうか?
尾道高校とは、広島県尾道市向島町にある学校法人尾道学園が運営する全日制の私立の中学校並びに総合高校のことで、中等部と高等部があります。
高等部では、普通科と工学科に別れており、2009年4月までは総合ビジネス科があったのですが、廃止されております。
部活動では、水泳部が古くから水泳の歴史で広島県は中枢を担っていたほか、ラグビー部も毎年のように全国高等学校ラグビー選手権に出場するなど、多くの活躍をしております。
普通科では、最難関、難関、総合進学、スポーツ芸術の4コースを設置しているほか、工業科では、機械科と電気科を設置し、各種の検定や資格取得につながる学習や実習を通して高度な専門職業人としての資質や能力の育成に広く携わっております。
「地域の期待に応え、地域から信頼される学園」を目標にしており、尾道中学校に至っては挨拶日本一を目指しているのだと言います。
礼節を重んずる進学校としての立ち位置を築き上げていきたかったのだと思われますが、こうした体罰が発生してしまったためにやはり信用は落ちてしまうのではないでしょうか?
2度目の体罰
今回、岩切監督は2度目の体罰をしてしまったということで、全く懲りていないことが判明しています。
前回の体罰に関しては、前述した通り2006年に行われており、そこで退職をせざるを無くなったにも関わらず、またしても同じ過ちを繰り返しております。
大人気バスケットボール漫画「スラムダンク」でも、主人公の桜木花道が所属する湘北高校の監督、安西先生も昔はホワイトヘアーデビルと呼ばれるほど厳しく、体罰なども辞さない考え方でしたが、教え子のバスケ人生を潰してしまうという苦い経験から全くもって体罰をしなくなります。
基本的に、このような体罰をしていたとされる先生は、「昔は悪かった」「やんちゃしてた」などと言って冗談で学生や生徒と接したりして学生側から「あの先生は怒ると怖いよ、昔バリバリだったから」などと言われることもあると思います。
しかしながら、同じ過ちを繰り返してしまっては全く学習能力がないということになりますし、自分の感情に身を任せて手を上げてしまっては、教育者としては失格でしょう。
依願退職をしたとされていますが、2回目の体罰による退職ということで、今後はバレーボール界に身を置くことは不可能となるのではないでしょうか?
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