
出典:爆サイ.com
宮崎県高千穂町の住宅にて男女や子供を含む6人の遺体が発見された事件で、事件の首謀者として名高い次男の飯干昌大(いいほし まさひろ)さんですが、爆サイと呼ばれる掲示板に過去に悪口や誹謗中傷が書かれていたことが明らかとなりました。
飯干昌大の方が不倫トラブル?
朝日新聞デジタル他、メディア各局が以下のようなニュースを報じ、話題となっています。
宮崎県高千穂町押方の住宅で、住人の農業飯干保生(いいほし・やすお)さん(72)ら男女6人が死亡していた殺人事件にからみ、県警は27日、町内の川で見つかった遺体について、同居する次男と確認したと発表した。自殺とみられ、県警は次男が6人の死亡に関わった可能性があるとみて調べている。
次男が女性関係をめぐって妻とトラブルになっていたことも、捜査関係者への取材で新たに判明。飯干さん宅で見つかった6人のうち次男の知人男性は、その仲裁のために25日夜に呼ばれ、事件に巻き込まれたとみられるという。
捜査1課によると、飯干さん宅で暮らしていたのは、妻の実穂子さん(66)▽次男の木材会社員昌大(まさひろ)さん(42)▽昌大さんの妻でパート従業員の美紀子さん(41)▽昌大さんの長男で建設会社従業員の拓海さん(21)▽長女で小学2年の唯さん(7)の計6人。遺体は昌大さんを除く5人と、昌大さんの知人で同県五ケ瀬町鞍岡の農業松岡史晃さん(44)と判明している。
出典:朝日新聞デジタル
飯干一家について
こちらが、惨劇の舞台となった飯干さん一家の相関図です。
出典:JNN
世帯主:飯干保生(いいほし やすお/72)
妻:飯干実穂子(いいほし みほこ/66)
次男:飯干昌大(いいほし まさひろ/42)
次男の妻:飯干美紀子(いいほし みきこ/41)
次男夫婦の長女:飯干唯(いいほし ゆい/7)
次男夫婦の長男:飯干拓海(いいほし たくみ/21)
飯干家を訪れていた男性:松岡史晃(まつおか ふみあき/44)
そして、この惨劇を生み出したのが、飯干さんの次男である飯干昌大さんであるのだそうです。
いずれも、ナタのような鋭利な刃物で刺されて亡くなったとみられ、「現場は遺体が折り重なり、血の海という状況。見るも無残な状況です」(捜査関係者)
だが、そこに姿がなかったのが、同居する飯干さんの昌大さんだ。宮崎県警の捜査の中、自宅から15分の場所にある高千穂市の中心部で昌大さんの車が見つかり、近くの橋の下から男性の遺体が発見された。
「状況から、昌大さん橋から飛び降りたと思われる」
出典:AERA dot
そして、渦中の飯干昌大さんの顔画像がこちらです↓
出典:JNN
唯一の家族外で殺害された松岡さんについて
こちらが、亡くなった松岡史晃さんのプロフィールです。
名前:松岡史晃(まつおか ふみあき)
年齢:44歳
職業:農業
在住:宮崎県五ヶ瀬町鞍岡
松岡史晃さんは、惨劇が発生した飯干一家がある場所の隣街に住む男性であり、農業を営んでいるということです。
農業に従事している傍、地元の消防団員としても活動をしているのだそうで、「後輩からの人望が厚く、仕事もできる人だった。なぜこんなことが起きたのか」と先輩の団員は肩を落としていました。
また、松岡さんは飯干昌大さんとは小学校からの付き合いなのだそうで、この事件があった当日も飯干昌大さんと妻美紀子さんとの不倫のトラブルの相談に訪れていたのだといいます。
昌大さんと妻の美紀子さんが不倫など夫婦関係でもめていたのは、数ヶ月前から、その時から松岡さんは度々仲裁に入るなど、夫婦仲の修復に全力を注いでいたと言われておりますが、残念ながら飯干一家の惨劇に巻き込まれてしまい、帰らぬ人となってしまいました。
爆サイには過去に誹謗中傷が
そんな、飯干昌大さんですが、過去にはインターネットの地域密着型大型掲示板である「爆サイ.com」にて誹謗中傷を書かれていたことが明らかとなっています。
2014/09/07 16:37 に立てられた「高千穂 最低なやつ」というタイトルのスレッドでは、随所に「イイホシマサヒロ」や「イイホシまさだい」などといった名前が挙げられており、根も葉も無い噂やありえそうな噂までが書き込まれておりました。
▼2016年の書き込みがこちらです
出典:爆サイ.com
▼こちらは、2017年に書き込まれたものです
ここに出てくるシイバとは、宮崎県東臼杵郡椎葉村(ひがしうすきぐん しいばそん)のことでは無いかと考えられております。
そうなると、飯干昌大さんの奥さんである飯干美紀子さんは椎葉村出身ということになり、非常に悪質な悪口を書かれていることになるでしょう。
また、「サンコウで働いていたアホ昌ダイ??」という書き込みに関しては、飯干昌大さんはバス会社に勤務していたという情報もあることから、「九州産交バス株式会社」に勤務していたのではないかと考えられるのです。
さらに2016年から2017年前後にかけてはこの「イイホシマサダイ」という単語が随所に書き込まれており、2018年11月に事件が発生するまでは、少なからず5回ほど名前があがっているのです。
それほど飯干昌大さんは悪名高き人物だったのでしょうか?
殺害状況に差異がある
ロイター通信によれば、飯干一家の殺害状況には、大きな差異があるのだそうです。
宮崎県高千穂町の民家で世帯主の農業飯干保生さん(72)ら住人5人と知人男性が殺害された事件で、屋外で見つかった妻実穂子さん(66)の遺体に激しい損傷があることが28日、捜査関係者への取材で分かった。一方、屋内で見つかった5人のうち一部は目立った外傷がなく、首に絞められたような痕があった。殺害状況に差があり、県警高千穂署捜査本部は事件の背景につながるとみて調べる。
出典:ロイター通信
被害者はナタのようなもので殺害されているのですが、殺害方法と人物関係は以下のようであるそうです。
屋外(ナタ)
・飯干実穂子さん→首を切断される
屋内(ナタ)
・飯干保生さん→ナタで切りつけられる
・飯干拓海さん→ナタで切りつけられる
・松岡史晃さん→ナタで切りつけられる
屋内(絞首)
・飯干美紀子→首を絞められ殺害
・飯干唯→首を絞められ殺害
ちなみに、屋内で唯一ナタを使用しなかった飯干美紀子さんと飯干唯さんの2人の遺体は寄り添うようにして横たわっていたと言います。
この状況は、犯罪心理学に詳しい専門家の話によれば、まず珍しい状況で普通の犯罪からしたらありえないのだそうです。
人それぞれ怨恨の度合いが違うために殺害方法を細かく変えたのだと推測されていますが、それでもナタを持っていれば振りかざすだけで殺害できますし、わざわざ人を見て殺害方法を変更するような手を煩わせることはしないと考えるのが普通です。
しかしながら、この犯人は屋内と屋外、さらにはナタを使う・使わないなど細かく分けているので、一層不可解な事件となってくるのです。
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