出典:JNN
19日午前0時半ごろ、兵庫県稲美町の会社員藤本隆一さんから「自宅が燃えている」と119番があり、木造2階建て約120平方メートルを全焼するという火事が発生しました。
今回は、この火事の出火原因や現場などについて迫ってみたいと思います。
兵庫県稲美町で火事 子供2人が死亡
朝日新聞デジタルほか、メディア各局が以下のようなニュースを報じ、話題となっています。
19日午前0時半ごろ、兵庫県稲美町加古の民家付近で、「倉庫から自宅に火が燃え移っている」と、この家の家人とみられる40代の男性から119番通報があった。県警によると、火は約3時間15分後に消し止められたが、この火事で3人が病院に搬送され、このうち、いずれも10歳くらいの男児と女児の2人の死亡が確認された。40代の男性は手や頭にやけどを負ったが、命に別条はないという。
加古川署によると、民家は木造2階建てで、家族4人が住んでいたとみられる。
現場はJR加古川線神野駅の南東約2キロ。近所の女性(84)は「あまりにも明るくなったので、何があったのかと思って跳び起きた。大事にならなければいいけど」と心配そうに消火活動を見つめていた。
出典:朝日新聞デジタル
被害者家族について
こちらが、被害に遭われたご家族の情報です。
父親
名前:藤本隆一(ふじもと りゅういち)さん
年齢:44歳
職業;会社員
在住:兵庫県加古郡稲美町加古3141−5
母親
名前:名前不明
年齢:不詳
職業:不詳
在住:兵庫県加古郡稲美町加古3141−5
長女
名前:藤本彩花(ふじもと あやか)さん
年齢:12歳
職業:小学校6年生
在住:兵庫県加古郡稲美町加古3141−5
長男
名前:藤本宗一郎(ふじもと そういちろう)さん
年齢:8歳
職業:小学校3年生
在住:兵庫県加古郡稲美町加古3141−5
藤本さん一家は、奥さんと子どもの4人暮らしであるそうで、この全焼した火事によって小6の長女彩花さんと小2の長男宗一郎君が搬送先の病院で死亡したということです。
ちなみに、顔画像などの情報は公開されておらず、また、特定するにも至っておりませんので、こちらに関しては詳しい情報が入り次第、随時お伝えしていこうと思います。
火災現場は?
では、火災現場は一体どこなのでしょうか?
報道機関の発表によれば、以下のような場所であるそうです。
出典:NNN
そして、この場所をGoogleマップで検索したところ、以下のような場所がヒットしました。
火災現場はとなった場所は、県道65号線沿いにある場所であり、和食屋の「万葉の庵ゆうき」と「ハヤフサ造園」との隣にある民家であります。
造園業の隣にあるお家ということで、敷地はわりとゆったりとしており、隣も和食屋さんであることから、駐車場なども広いことでも知られています。
出火原因は?
では、出火原因は一体何だったのでしょうか?
報道機関の発表によれば、以下のようなことが原因なのではないかとのことです。
近所の68歳の女性は、「大きな音がして外を見ると藤本さんの家が真っ赤になっていた。母親が、家の外から悲痛な声で子どもの名前を叫んでいた」と話しました。
また、藤本さん一家について「自宅のガレージの前でよくバーベキューを楽しんでいて、きのうの夕方もバーベキューをしていた。亡くなったきょうだいは、登校時に明るくあいさつをしてくれるいい子たちで、火事の犠牲になったのは、たまらなくつらい」と話していました。
出典:NHK NEWS WEB
つまり、この火災が発生した日は家族でBBQを楽しんでおり、その残り火が引火したものと見られています。
藤本さんは、「自宅倉庫から出火して家に燃え移っている」と消防に通報しているのですが、使用した道具を火元となった倉庫に置いていたと考えられており、その倉庫の真上が子ども部屋になっていたため、燃え残ったバーベキューの火が建物に燃え移った可能性があるとされています。
しっかりと消火をしなかったことがこの火災の原因になったことは否めません。
いずれにしても、亡くなった藤本彩花さんと藤本宗一郎さんには、心よりご冥福をお祈り申し上げます。
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