出典:FNN
千葉県の九十九里浜で9月下旬~10月上旬に女性の胴体や頭、両脚が相次いで見つかった事件で、県警は遺体を同県八街(やちまた)市の山田容子さん(75)と特定し16日朝、同居する会社員の長男(37)から死体損壊・遺棄容疑で事情聴取を始めたようです。
被害女性と同居の長男を逮捕へ
毎日新聞他、報道各局が以下のようなニュースを報じ、話題になっています。
千葉県の九十九里浜で9月下旬~10月上旬に女性の胴体や頭、両脚が相次いで見つかった事件で、県警は遺体を同県八街(やちまた)市の山田容子さん(75)と特定し16日朝、同居する会社員の長男(37)から死体損壊・遺棄容疑で事情聴取を始めた。遺体が見つかった現場周辺の防犯カメラに9月下旬、長男の乗用車が映っていたことなどから事件にかかわっているとみており、容疑が固まり次第逮捕する方針。
捜査関係者によると、9月26日深夜から27日未明にかけて、遺体の一部が見つかった同県九十九里町付近で、長男の乗用車が防犯カメラに映っていた。山田さんは歯の治療痕などから身元が特定された。
16日午前8時ごろ、県警の捜査員が八街市の自宅で長男に任意同行を求め、ワゴン車に乗せて特捜班が置かれている東金署に連れてきた。長男宅では、捜査員が関係資料を押収するため家宅捜索に入った。
県警によると、遺体は、胴体が9月29日に大網白里市の堀川河口付近▽頭が10月2日に九十九里町の片貝海岸▽右脚が同日、白子町の浜宿海岸▽左脚が同8日、九十九里町の片貝漁港--でそれぞれ見つかった。DNA鑑定によって全て同じ女性の遺体と確認されている。遺体は切断面以外に目立った外傷はなく、死因は不明。
出典:毎日新聞
バラバラ遺体の人物特定か?
9月から10月にてバラバラ遺体が発見された事件で、被害者の身元が特定されました。
こちらが被害者のプロフィールです。
名前:山田容子(やまだ ようこ)さん
年齢:75歳
住所:千葉県八街市
山田さんは、胴体が9月29日に大網白里市の堀川河口付近で、頭が10月2日に九十九里町の片貝海岸、右脚が同日、白子町の浜宿海岸さらに、左脚が同8日、九十九里町の片貝漁港でそれぞれ発見されたという事件で、殺害されてしまった人物です。
実の息子を逮捕?
さらに遺体の身元が確認されると息子が容疑者である可能性があるとして、逮捕されました。
こちらが逮捕された息子のプロフィールです。
名前:不明
年齢:37歳
職業:会社員
在住:千葉県八街市
この逮捕された息子は、亡くなった山田さんは9月下旬ごろから行方が分からなくなっていたのですが、警察に届けておらず、この事件を引き起こしたとして逮捕された人物です。
ちなみに、現在のところでは顔画像や名前などの情報は公開されておらず、また、特定するにも至っておりませんので、こちらに関しては詳しい情報が入り次第、随時お伝えしていこうと思います。
現場は?
では、遺体発見となった現場は一体どこなのでしょうか?
最初の胴体部分が見つかったとされるのが、こちらです。
出典:ANN
そして、こちらがその河口付近のストリートビューとなります。
現場は、九十九里有料道路から南四天木海水浴場へと繋がる場所であり、この他にも頭部はおそらく海水浴場の砂浜に遺棄されていたのではないかと考えられています。
犯行動機は?
では、犯行動機は一体何だったのでしょうか?
報道機関の発表によれば、現在のところ認否は明らかとなっていませんが、自らの母親をバラバラにして殺人を犯すということは、よっぽど大きな動機があったのではないかと考えられます。
その大きな動機ですが、家庭内でのトラブルが占めているような気がします。
なぜなら、37歳でありながらも実家であるこの家に暮らしており、そこで言い争いなどが頻繁に起こりうる可能性を秘めているからです。
こうしたトラブルはしょっちゅうあり、多くの逮捕された容疑者が「カッとなって殺した」、「家庭のことでもめていた。ムシャクシャしてやった」などということを述べているのです。
しかしながら、今回は殺害した遺体をバラバラにした後に、さらには遺棄をしておりますので、自分の犯行がバレたくなかったという心境も見え隠れしているほか、形として残したくなかったなどの思いもあるでしょう。
いずれにしても、多くの疑問が残された事件でありますので、一層の波紋が広がりそうな一件です。
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