出典;Twitter
10月28日投開票の青森市議選で初当選した無所属新人の山崎翔一議員が、ツイッターの匿名アカウントで「片腕落として障害者雇用」などと差別的な表現を含む投稿をしていたとして5日、青森市内で記者会見を開き、話題となっています。
今回は、この山崎翔一議員のTwitterの内容などについて迫ってみたいと思います。
山崎翔一が不適切ツイートを謝罪
テレビ朝日ニュースほか、メディア各局が以下のようなニュースを報じ、話題となっています。
青森市議選に当選した28歳の男性がツイッターに「年金暮らしジジイ」などと差別的な表現の文言を投稿していたとして会見を行い、謝罪しました。
青森市議に当選した山崎翔一氏:「深くおわび申し上げます」
先月28日に行われた青森市議選で初当選した山崎翔一氏はこれまでツイッターに匿名アカウントで「年金暮らしジジイを舐めすぎ」などの文章や差別的な表現の文言を投稿していました。
青森市議に当選した山崎翔一氏:「同級生の友達が『仕事で疲れて元気がない』『年金暮らしジジイになりたい』という旨の投稿をしており、(それに対して)『じいさんは君より元気がある』という趣旨の内容の投稿でした」
現時点で、市議会議員の当選を辞退する考えはないとしています。
出典:テレ朝ニュース
山崎翔一について
こちらが、問題発言をしていた山崎翔一さんのプロフィールです。
出典:Twitter
名前:山崎翔一(やまざき しょういち)
出身:青森県青森市
生年月日:1990年生まれ
年齢:28歳(※2018年11月現在)
所属:ITエンジニア、青森市議会議員
党派:無所属
学歴:青森戸山高校→早稲田大学 創造理工学部 卒
Twitterアカウント(問題のアカウント):@zakiyamaaaaa
Twitterアカウント(本アカウント):@AomoriYamazaki
山崎翔一議員は、青森県出身の同県市議会議員を務める人物で、2018年10月28日の青森市議会議員選挙にて、11月26日から議員活動を行う予定となっていた人物です。
30歳までに寿司を握れるようになるのが目標であるそうですが、寿司を握るどころか、有権者の信頼と信用すら握ることが出来なかった人物です。
26日から市議として任期4年が始まるのですが、「公人として職務を全うし、報いていきたい」と、現在の時点では辞職する意向は現時点ではないことを強調しておりますが、批判が続くようであれば、間違いなく辞職を考えられるでしょう。
幼い頃から青森で野球をしていたということで、山崎翔一議員の憧れの選手は、元読売巨人軍の監督である、高橋由伸さんであったということです。
大学時代は、早稲田大学で環境資源学を専攻しており、大学卒業後はIT企業でエンジニアとして働いており、そこではiOSのアプリなどを開発していたということです。
問題の投稿とは?
それでは、問題のあった不適切な投稿とは一体どのようなものだったのでしょうか?
こちらが、山崎翔一議員の裏アカでツイートされていたTwitterのツイート内容です。
▼「片腕落として障害者雇用」
▼福沢諭吉「バッカも〜ん!ワシが書かれた紙を持って、特定の店に行けばそんなことにはならずに済んだのじゃ〜」
▼「そういえば、デリー行きの電車に乗った時、おかまの物乞い来たな〜 札束めっちゃ持ってたけど」
▼「年金暮らしジジイ舐めすぎ 平日の役所窓口で罵声叫んでるのだいたい爺さん 君にそんなエネルギーあるんかい」
あまりにも酷い内容でありますし、議員としての品格どころか人とて発言してはいけない内容のものばかりで目も当てられません。
そして、報道機関の報道によれば、謝罪記者会見で以下のようにこのツイートの動機について説明しております。
▼「年金暮らしジジイ舐めすぎ 平日の役所窓口で罵声叫んでるのだいたい爺さん 君にそんなエネルギーあるんかい」に対しては…
こちらの投稿は同級生の友達との会話のやりとりのものです。こちらの会話の流れとしましては、その同級生の友達が仕事で疲れて元気がない、年金暮らしじじいになりたいというような旨の投稿をしており、それに対して私が返信する形で年金暮らしじじいという言葉を引用しました。じいさんは君より元気がある、という趣旨の投稿でした
出典:FNN
▼福沢諭吉「バッカも〜ん!ワシが書かれた紙を持って、特定の店に行けばそんなことにはならずに済んだのじゃ〜」に対しては
これは大学生が性的暴行をした事件に関連して特定の店で処理をすれば性暴力事件はおこらないという趣旨でした
出典:FNN
▼「そういえば、デリー行きの電車に乗った時、おかまの物乞い来たな〜 札束めっちゃ持ってたけど」に対しては
自分の実体験としてトランスジェンダーの物乞いの人にインドで出会った経験をしていたという趣旨でした
出典:FNN
▼「片腕落として障害者雇用」に対しては
これについてですが、当時は障害者の水増し請求問題があったため、これに関連したもので、これも同級生との友達の会話のやりとりの中のものです
出典:FNN
などと、全ての差別発言に対して仲間内のノリであったと言い訳をしているのです。
仲間内のノリだけで差別的発言?
仲間内のノリだけこのような差別的や不適切なツイートをするようになるのでしょうか?
こうした発言というのは、普段から心の底で思っていることが深層心理の中にあり、それがたまたまではなく、意図的に出てしまったのでしょう。
そうなれば、普段から差別的な意識がそこにあることは明白でありますし、議員としての自覚や品位などが大きく欠如していることは明白です。
TwitterというSNSは、140文字の中で自由に発言できたり、情報を収集・発信するツールとしては速さの面でかなり重宝されております。
しかしながら、こうした差別的発言をしてしまったり、過激な画像をあげたりなどしてしばし炎上を繰り返しているため、「バカッター」などと揶揄されることもあるのです。
今回のように市議会議員という血税で生活をしている公務員に関しては、やはり世間からの批判の目は非常に厳しく、こうしたことをしてしまうのに対しては自覚なしと判断されてしまって然るべきです。
早稲田卒のIT企業に勤めているのに
ITエンジニアとして、早稲田大学を卒業してから、IT企業で働いているのだそうですが、アプリなどの開発をし過ぎて一般常識的なことが欠如してしまったのではないかと考えられます。
素晴らしい学歴と職業に就いておりますし、さらには2018年10月28日に議員になっているにも関わらず、こうした発言1つで、信用や信頼が大きく損なわれてしまうのはあまりにも愚かです。
こうした表舞台に立つ人間というのは、Twitterの裏アカなどやらないことが賢明であり、早稲田卒のITエンジニアであれば、SNSの適切な使用方法やネットリテラシーなどをしっかりと認識しておくべきです。
いずれにしても、市議会議員による不祥事であるだけに、一層の波紋が広がりそうな一件です。
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