出典:YouTube
2018年10月21日に福岡県で開かれた第38回全日本実業団対抗女子駅伝の第4回予選会「プリンセス駅伝 in 宗像・福津」で、岩谷産業の飯田怜(いいだ れい)選手が、四つん這いになって襷を繋ぐというなんとも痛々しいハプニングが発生しており、話題となっています。
女子駅伝で四つん這いになる惨事が
日刊スポーツほか、メディア各局が以下の様なニュースを報じ、話題となっています。
全日本実業団対抗女子駅伝予選会で、岩谷産業の第2区・飯田怜(19)が残り約200メートルで走ることができなくなり、両膝を付き、四つんばいになって第2中継所の勝浦浜を目指すアクシデントがあった。
第3区の今田麻里絵は目に涙を浮かべながら、飯田が必死につなげようとしているタスキを待った。飯田は膝をすりむきながら進み、なんとか今田にタスキをつないだ。
参加27位チーム中最下位となったが、そこから一丸となって盛り返し、チームは21位でフィニッシュした。
出典:日刊スポーツ
飯田怜選手について
こちらが、四つん這いとなった飯田怜選手のプロフィールです。
出典:ツイプロ
名前:飯田怜(いいだ れい)
年齢:19歳
所属:岩谷産業(2018年から)
出身地:熊本県
出身高校:ルーテル学院高校
自己記録1500m:4分34秒84(2017.06)
3000m:9分35秒69(2018.05)
趣味:ドラマや映画をみること
陸上を始めたきっかけ:初レースのロードレース大会で優勝した事がきっかけです
今年の目標:3000mを9分30秒台で走ること、5000mや10㎞に挑戦すること
飯田怜選手は、カセットコンロなどでおなじみの岩谷産業の陸上競技部に所属する人物であり、今回の2018年に入社した新入社員でもあります。
出身は熊本県であり、熊本県熊本市中央区黒髪三丁目にあるルーテル学院中学校・高等学校を卒業し、そのまま大学へと進学せずにこの企業へと就職をしております。
問題の映動画は?
では、問題となっている四つん這いの動画はあるのでしょうか?
こちらが、その四つん這いとなっている飯田怜選手の映像です。
アスファルトの地面を膝をつき、ハイハイの様な形で四つん這いになりながら、必死に喰らい付こうとしている姿が見受けられます。
そして、やはり飯田怜選手が強い気持ちを持って襷を繋ごうとしていることも見てとれるでしょう。
プリンセス駅伝では、この他にもトラブルやアクシデントが発生しているということです。
岡本春美選手も棄権
飯田怜選手に注目が行きがちですが、岡本春美選手も脱水症状で棄権をしているということです。
全日本実業団対抗女子駅伝(11月25日、宮城県)の予選会は21日、福岡県の宗像ユリックス発着の6区間、42・195キロで行われ、2時間19分16秒で1位となったワコールなど上位14チームが本大会への出場権を得た。
レース中にアクシデントが続出した。三井住友海上は2区を1位で通過したが、3区の岡本が第3中継所手前で脱水症状と見られる状態となり、ふらついて走行が困難となる。コースを逆走する場面もあり、途中棄権となった。
出典:サンケイスポーツ
出典:かおすもにゅめんたむ
岡本さんの場合は、3区で残り2kmほどを残していましたたが、脱水症状で意識朦朧となりフラフラとなって走っている姿をカメラが捉えていました。
岡本さんは三井住友海上の陸上競技部に所属しているのですが、ここでもどう陸上部の監督は棄権させることなく走らせ、結果、限界を迎えて岡本さんは沿道の雑草に倒れこんで棄権扱いとなったのです。
棄権となることが判明してからも、スーツ姿の中年の男性スタッフが立ち往生している姿が映し出されたり、なかなか救出が始まらなかったりと、運営サイドに非常に問題があることも指摘されています。
今後の対策は?
今回、プリンセス駅伝ではアクシデントが相次いだにも関わらず、連携がうまくいっていないことから、対応が遅れるという騒ぎになってしまいました。
これを受けて、プリンセス駅伝を主催している日本実業団陸上競技連合の西川晃一郎会長は「選手の安全が第一。チーム側との連絡方法などを急いで見直す」と、コメントを残しており、選手生命に関わることで早急に対応するとの見解を示しております。
連絡方法はもちろんですが、やはり、スタッフの救護体制が整っていないと、こうした右往左往する中年スタッフが出てきてしまったりするので、あらかじめ熱中症などの起こりうるトラブルに関しては予備知識を入れて勉強をするなどの教育の徹底が肝心であると言えるでしょう。
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