出典:Lomero
今年3月に自らの命を絶った、愛媛県のご当地アイドルグループ「愛の葉ガールズ」の大本萌景(おおもと ほのか)さんが自殺した件で、遺族が所属事務所を提訴することが明らかとなりました。
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大本さんの遺族が所属事務所を提訴
日刊ゲンダイデジタルほか、メディア各局が以下のようなニュースを報じ、話題となっています。
今年3月に自殺した愛媛県のご当地アイドルグループ「愛の葉Girls」のメンバー、大本萌景さん(当時16歳)。原因は過重労働やパワハラだとして、遺族が12日、芸能事務所「Hプロジェクト」などに対し、慰謝料など約9268万円の損害賠償を求め、松山地裁に提訴する。
遺族側によると、事務所は萌景さんが未成年であるにもかかわらず早朝から深夜まで過密なスケジュールで拘束。
グループを辞めたいと伝えた際には、従業員が「次また寝ぼけた事言い出したらマジでブン殴る」というメッセージをLINEで送り、今年3月には社長が「辞めるなら1億円払え」と要求するなどパワハラ行為を重ねたという。
出典:日刊ゲンダイデジタル
大本萌景さんについて
こちらが、自殺をしてしまった大本萌景さんのプロフィールです。
出典:Twitter
名前:大本萌景(おおもと ほのか)
生年月日:2001年10月23日
年齢:16歳(※享年)
出身:愛媛県松山市
身長:154cm
血液型:O型
趣味:農業
所属:愛の葉ガールズ
特技:とにかく走ること
長所:ポンコツなところ
短所:意地悪なところ
好きな食べ物:ママの作ったオムライス
好きな野菜:アボガド、アボガド、アボガド
大本さんは、愛の葉ガールズの元メンバーで、2018年3月に自殺をしてしまったとして話題にもなった人物です。
大本さんは中学校1年生の頃、いじめを受けていたのだそうで、不登校にもなった事があり、そんなときにゲームセンターのSEGAで「愛の葉Girls」のライブを見て、アイドル業界に憧れを抱くようになったと言います。
その勢いのまま自分でオーディションに申し込んで書類審査に合格し、中学2年生の頃には愛の葉Girlsの研究生として活動をしており、同じアイドルのももいろクローバーZが大好きでものすごく憧れていたのだそうです。
そうしてメンバーとなった大本さんなのですが、事務所の高圧的なラインやブラックな対応などがきっかけとなり、自殺に追い込まれてしまったのです。
自殺の真相についてはこちらから↓
佐々木貴浩(大本ほのか社長)が自殺に追い込んだ証拠がヤバい!hプロジェクトの実態はブラックか?
愛の葉ガールズについて
大本萌景さんが所属していた「愛の葉ガールズ」とは、愛媛県松山市を中心に活動しているご当地アイドルのことであり、「愛」媛の「葉」っぱ役になりたい!」というキャッチフレーズの元、アイドルが農業の素晴らしさを伝えていくという珍しいグループです。
日本の美味しい食や安全な食の提供を推進している硬派なグループとしても知られており、近年我が国で話題となっている農家の後継者不足や人手不足などの問題解消に向けても警鐘を鳴らすなど、社会的啓蒙活動をしていることでも知られています。
また、愛媛県ということもあって地域や地方の美味しい農産物をPRするなど、その活動の幅は広く、多くのイベントに出演していることでも有名です。
結成されたのは2012年12月3日であり、現在のメンバーは以下の9人がいます
▪愛の葉ガールズのメンバー
紙崎聖さんさん(22歳)
石丸彩樹さん(18歳)
橋川美紀さん(22歳)
松浦愛さん(20歳)
Rioさん(16歳)
大本萌景さん(16歳)
金久怜央菜さん(22歳)
小倉詩絵里さん(15歳)
弓山佳乃さん
平均年齢も非常に若く、農協主催のイベントや自治体主催イベントにも多く参加したり、アイドルらしいライブハウスでのライブや、インストアライブを全くしないという奇抜かつ独自の活動スタイルが特徴的でありそれが功を奏した珍しいタイプの農業系ご当地アイドルであります。
生前の大本萌景さんのPR動画はこちら↓
ライブでの生前の大本萌景さんの活躍ぶりはこちらです↓
hプロジェクト株式会社と愛の葉ガールズの関係性
この愛の葉ガールズの所属事務所と言いますが、運営会社の母体が「hプロジェクト株式会社」であり、そこの代表である佐々木貴浩さんは、実家が割烹料理店を経営しているということもあって、幼少期から料理の道へ進むことを志していたのだと言います。
佐々木さんは高校卒業後、松山市内の高級ホテルに就職しており、そこで厨房やホールでの接客の仕事をしていたのだそうです。
退職した後は、数々の飲食店を渡り歩いて経営のノウハウを学んでおり、1993年に自社の会社を設立して飲食店の経営を始めていったのです。
そして、その後は農作物に興味を持ち始めたといい、農家だった佐々木さんの叔父さんの農作物に関する強いこだわりに感銘を受けて、食材によって味や食感に違いがあることを知ったと言います。
ですが、これは生産者のエゴであり、多くの消費者が農家に対するイメージは「若者が少ない」「女性が働きにくい」「産業化が進んでいない」というものなのであると気付かされます。
ですが、この強いおじさんのこだわりを世間に知らせたいと考えた結果、若い女性(特にアイドルのような存在)が農業そのものをアピールすればかなりの宣伝効果になるのではないかと考えられ、設立したのが「hプロジェクト株式会社」という会社であります。
そして、農業の魅力を伝えるために結成されたのが「愛の葉Girls」なのですが、当初は、自社農園で農業研修をし、若い女の子(アイドル)たちが農業をしている姿をアピールしたのです。
農業とアイドルという異色のコラボレーションが話題を呼び、地名度がぐんぐん上昇してアイドル活動の方が活発となっていったそうですが、佐々木社長はやはり農業を広めたいという根本に思いがありますので、アイドル活動が付加価値で、あくまで農業が本職であるという事が根本にある事でしょう。
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未成年を自殺に追い込んだ罪は大きい
どのような真相があったか明らかとなってはおりませんが、やはり未成年の少女を自殺に追い込むというのは、どのような事情があれ最悪の結末であることは否めません。
これから未来ある若者の命を奪ってしまう結果となったのですが、これはやはり芸能界というか、事務所側の監督不足が原因であり、パワハラや圧力などがあったためと捉えられても仕方ないでしょう。
週刊文春によって明らかとなった生前の大本さんと所属事務所スタッフのLINEやりとりによって、やはりパワハラの実態が明らかとなった訳ですが、これが事実であるとすれば、世間に与える衝撃は大きなものになったに違いありません。
可愛くアイドルとして大成しそうな逸材だったかもしれないだけに、非常に悔やまれる事件となってしまったことでしょう。
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