出典:ameblo.jp
芸能事務所・浅井企画の代表取締役の浅井良二(本名:二瓶満)さんが、病気療養中のところ、9日に亡くなったことが明らかとなりました。
浅井企画の社長が死去
日刊スポーツ他、メディア各局が以下のようなニュースを報じ、話題となっています。
大手芸能事務所、浅井企画の浅井良二社長(本名二瓶満)が、病気療養中のところ、9日に亡くなったことが10日、分かった。83歳だった。葬儀などは近親者で家族葬として執り行い、後日にしのぶ会を行う。
浅井社長は1968年(昭43)に、萩本欽一(77)と11年に亡くなった坂上二郎さん(享年76)のコンビ、コント55号をマネジメントするために浅井企画を設立。先月に設立50周年を迎え、公式サイトで「これもひとえに皆様のご支援のたまものと感謝しております。これを機にスタッフ一同、さらなる発展に向けて努めてまいりますので、今後とも皆様の一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます」と感謝のコメントを出したばかりだった。
コント55の後も、審査員を務めたTBS系バラエティー「ぎんざNOW!」の「しろうとコメディアン道場」で関根勤(65)、小堺一機(62)らをスカウトしてスターに育てた。
その後もお笑いを中心にした大手事務所に成長させ、キャイ~ン、ずん、ANZEN漫才、牧野ステテコ、関根麻里、稲村亜美などが所属する。
出典:日刊スポーツ
浅井良二について
こちらが、亡くなった浅井良二さんのプロフィールです。
名前:浅井良二(あさい りょうじ)
本名:二瓶満
年齢:83歳(※享年)
職業:代表取締役社長
所属:浅井企画
浅井さんの人柄がいいことは業界内では有名な話であり、浅井社長の優しさがそのまま会社になったのが浅井企画と言っても過言ではありません。
浅井企画とは、東京都品川区東五反田にあるタレント事務所で、元々はコント55号をプロデュースするために設立された会社でもあります。
浅井さんは元々、1968年9月に、中川プロダクションという芸能プロダクションにて三木のり平さんや八波むと志さんらのマネージャーを務めていたのですが、その当時無名だった萩本欽一さんや坂上二郎さんの才能を見抜いて、この2人をマネジメントするために浅井企画を立ち上げています。
この、萩本さんと坂上さんがコンビを組んだ「コント55号」は日本で爆発的な人気を呼んでおり、日本の芸能史において一時代を築くとともに、浅井企画を一気に有名にするものとなりました。
女性タレントや男性タレントも多いのですが、浅井企画の特徴はその脈々と受け継がれる「人間味あふれるお笑い」であり、誰かを傷つけたりせずに笑いを取るスタンスが非常に有名です。
関根勤さんや小堺一機さん、キャイ〜ン、流れ星、ずん、ANZEN漫才、どぶろっく、花香よしあきなど、人をけなすような真似は一切せず、安心して笑えるタレント多いことからも、多くのバラエティ番組で重宝されています。
最近では、神スイングでおなじみの稲村亜美さんなども所属するなど、グラビアタレントも囲っており、その中でもこの「人間味あふれる」という持ち味を完成させたのは社長の浅井良二さんなのではないかと考えられます。
死因は?
では、浅井さんの死因は一体何だったのでしょうか?
報道機関の発表によれば、病気療養中であったということで、それ以外の詳しい情報は公開されておりません。
病気療養ということで、持病があったのは明白なのですが、その持病が何であったのかも明らかとなっていないのです。
おそらく、がんや心臓関連の病気、糖尿病などの生活習慣病、などが考えられますし、悪性腫瘍や脳や神経系の病気であることも十分に考えられるでしょう。
病気療養ということで、長らくは仕事をされていなかったと思われますし、それが死因であるということですが、直接的な死因は多臓器不全であるそうです。
多臓器不全とは、生命維持に必要な複数の臓器の機能が障害された状態のことを指しますが、何が原因で多臓器不全になったのかまでは言及されていませんので、これがいわゆる病気(がんや腫瘍など)だったのではないでしょうか?
浅井企画は50周年を迎えていた
そんな、浅井企画ですが、50周年を迎えているとして、社長自らコメント残していることでも知られています。
おかげさまで、来る9月6日をもちまして、
浅井企画は50周年を迎えることになりました。
これもひとえに皆様のご支援の賜物と感謝しております。
これを機にスタッフ一同、さらなる発展に向けて努めてまいりますので、
今後とも皆様の一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。
出典:浅井企画
2018年9月6日で50周年ということですので、非常に歴史も古く、芸能事務所では老舗であるでしょう。
日本最古の芸能事務所は吉本興業で、およそ100年以上の歴史がある老舗でありますが、浅井企画は社長の人の良さがにじみ出ているために、こうして50年も続けることができたのではないでしょうか?
浅井企画では、新年会では毎年芸人に社長自らがお年玉を配っているのだそうで、こうしたアットホームな社風も愛される秘訣であると言えるでしょう。
前述の日本最古の芸能事務所である吉本興業は、事務所が9割で芸人が1割であるのに対し、浅井企画は3(事務所):7(芸人)であるそうで、ずんの飯尾和樹さんは1:9の時代もあったと語るほど、芸人さんには優しい事務所であることが伺えるでしょう。
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