出典:JNN
9日午前10時半ごろ、東京都千代田区霞が関の東京地裁などが入る合同庁舎の13階男子トイレで、同地裁の男性裁判官が後ろから女に木製のつえで後頭部を殴られという事件が発生し、鎌田千絵(かまだ ちえ)容疑者を逮捕しました。
訴訟に不満で裁判官を殴る
産経ニュースほか、メディア各局が以下のようなニュースを報じ、話題となっています。
9日午前10時40分ごろ、東京都千代田区の東京地裁の男子トイレで、「裁判官が棒のようなものでたたかれた」と裁判所関係者から110番があった。警視庁丸の内署は暴行の疑いで、千葉県柏市旭町、無職鎌田千絵容疑者(39)を現行犯逮捕した。殴られたのは30代の男性裁判官で、軽傷とみられる。
丸の内署によると鎌田容疑者は容疑を認め、民事裁判での対応に不満があったとの趣旨の話をしているという。同署が事実関係を調べている。
逮捕容疑は、地裁13階の男子トイレで、手を洗っていた裁判官の後頭部をたたいた疑い。
同署によると、鎌田容疑者はつえを持っていたという。11階の女子トイレに逃げて閉じこもったため、関係者が通報した。
出典:産経ニュース
鎌田千絵容疑者について
こちらが、逮捕された鎌田千絵容疑者のプロフィールです。
名前:鎌田千絵(かまだ ちえ)
年齢:39歳
職業:無職
在住:千葉県柏市旭町
鎌田容疑者は、9日午前10時半頃、東京都千代田区霞が関の東京地方裁判所13階の男子トイレで、洗面台で手を洗っていた男性裁判官である井出正弘裁判官を殴った疑いで逮捕された人物です。
ちなみに、顔画像などの情報は公開されておらず、また、特定するにも至っておりませんので、こちらに関しては詳しい情報が入り次第、随時お伝えしていこうと思います。
犯行動機について
では、鎌田容疑者の犯行動機は一体何だったのでしょうか?
報道機関の発表によれば、鎌田容疑者は警察の調べに対して「自分の訴訟の裁判官で、不満があった。何とかしないといけないと思った」と容疑を認める供述をしているということです。
つまり、自分の判決に納得がいかなかったために、裁判官を殴るという行為をしているのですが、司法の裁きを行えるのは、裁判官と裁判員でありますので、これに納得がいかなければ、殴るという力行為ではなく、控訴や上告という法の元の手続きによって行うのが然るべきでしょう。
トイレにて殴ったということのようですが、これはやはり被告人と同じトイレを使用できるような仕様となっているのがそもそも問題なのではないでしょうか?
これを改善することができれば、もしかすれば鎌田容疑者のような不届き者がいたとしても、被害に遭うことはなかったものと思われます。
どのようにして殴ったのか?
では、鎌田容疑者はどのようにして裁判官を殴ったのでしょうか?
殴られたのは、井出正弘裁判官ということですが、鎌田容疑者は杖のようなものをワンピースの中に隠し持っていたということで、これには用意周到な計画性を感じざるを得ません。
足腰が不自由なのであれば、もちろん鎌田容疑者は杖を外側に持っていなければなりませんし、仮に他の人の杖を預かっていたとしても、隠す理由がないために、これは殴るために持っていたと考えるのが妥当でしょう。
現場は?
では、事故現場は一体どこなのでしょうか?
現場となった場所は、東京都千代田区霞が関1丁目1−4にある東京地方裁判所13階の男子トイレであるということで、こちらがその地図とストリートビューであります。
いわゆる皇居のお堀のそばに位置しており、近くには日比谷公園があるなど、東京の都心部であることが伺えます。
警察庁の迎えにあることでも知られていますので、ここで犯罪を犯すのはあまりにも愚かであると言えるでしょう。
いずれにしても、非常にショッキングなニュースであるために、一層の波紋が広がりそうな一件です。
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