出典:プロ野球ちゃんねる
動画配信サイトの「YouTube」でプロ野球のライブ中継を無断で配信したとして、プロ野球ちゃんねるの管理人である渕之上久也(ふちのうえ ひさや)容疑者が逮捕されました。
プロ野球ちゃんねるの管理人が逮捕される
時事通信社他、メディア各局が以下のようなニュースを報じ、話題となっています。
動画配信サイト「ユーチューブ」でプロ野球の生中継放送を無断でライブ配信し、日本テレビなどの著作権を侵害したとして、京都府警生活保安課などは5日、著作権法違反の疑いで、京都市下京区のインターネット関連会社役員の渕之上久也容疑者(44)=同市左京区岩倉長谷町=を逮捕した。容疑を認めているという。同課によると、スポーツ中継の生配信に対する摘発は全国初。
逮捕容疑は8月7~12日、許諾を受けずに3回にわたり、日テレの「FUN!BASEBALL!!2018 巨人-阪神」の生中継などをユーチューブにアップロードし、ライブ配信した疑い。
同課によると、同容疑者が管理するユーチューブのアカウントは六つ確認され、登録者数は延べ約3万4500人に上るという。管理するホームページにはライブ配信予定などが表示されていた。
8月、同課の捜査員がサイバーパトロールで発見。府警はホームページのアフィリエイト広告料が目当てだった可能性もあるとみて調べている。
出典:時事通信社
渕之上久也容疑者について
こちらが、渕之上久也容疑者のプロフィールです。
名前:渕之上久也(ふちのうえ ひさや)
年齢:不明
在住;京都府京都市下京区
職業:代表取締役
渕之上容疑者は、有料放送などのプロ野球中継の映像を無断でYouTube上にライブ配信した疑いで逮捕された人物です。
ちなみに、こちらが自身のInstagramに公開していた顔画像です。
出典:NNN
出典:Instagram
日本テレビ系列の「FUN!BASEBALL!!2018 巨人-阪神」などを無断で配信していたということで、おそらくこれが警察の目に止まり、逮捕されてしまったのではないかと考えられます。
どのチャンネルなの?
では、渕之上容疑者はどのようなチャンネルをやっているのでしょうか?
こちらが、そのチャンネルだそうです。
出典:YouTube
件のプロ野球ちゃんねるってこれ? pic.twitter.com/1NNCLb6C2q
— 坪井ニキ (@Tigers32TSUBOI) 2018年10月5日
プロ野球ちゃんねるさん…w pic.twitter.com/kq1z3okTSc
— くろ (@kurosix_) 2018年10月5日
また、ライフ配信の予定に関しては、以下のように予定が掲載されてあります。
3日
阪神vs広島 18時開始
今後の日程は随時発信いたします。
雨天中止、主の都合等により予告なしに他カードを配信、もしくは配信中止する場合がございます。
都合により開始が遅れたり、早く終了することがあります。
急遽配信中止になる場合もありますのでご了承ください。以下のサイトで配信予定にしておりますが、改めて「プロ野球ちゃんねる」と検索の上お越しください
※ライブチャンネルは、ネットで調べて掲載しているだけですので、当ホームページとは一切関係ありません。
出典:プロ野球ちゃんねる
ここのホームページが時事通信社のいう管理しているホームページである可能性が高く、概要欄の説明には以下のような説明が書かれてあります。
関西で放映されている阪神タイガースのプロ野球情報・CSで放映されているプロ野球関連番組を中心に、youtube等の動画サイトから集めた野球に関連するまとめサイトです。
野球ファンの方には楽しんでいただけるサイトだと思います。
ほぼ毎日、youtube等で野球関連の動画を探してこちらで紹介していきます
出典:プロ野球ちゃんねる
このManaanFX以外にも、5つのチャンネルが確認されたということですが、これに関しては詳しい情報は公開されておらず、また、特定するにも至りませんでしたので、こちらん関しては情報が入り次第、追記いたします。
ライブ配信は見るだけでも違法なの?
ライブ配信を許可なく垂れ流したり、配信したりするのはもちろん違法なのですが、それを知っておきながら視聴することは違法なのでしょうか?
結論から言えば、違法にアップロードされた番組を見ても、違法にはならず、違法アップロードされた番組を違法と知りながら録画やダウンロードをした場合に、視聴者も罪に問われることがあるのだそうです。
著作権法47条の8によって「情報処理の過程において、当該情報処理を円滑かつ効率的に行うために必要と認められる限度」の複製は許されておりますので、これが効いているために著作権侵害はないとされているのです。
そのため、あくまで”視聴”するだけであるのであれば、違法であると知りながらも見ても大丈夫なのです。
いずれにしても、こうした動画は数多く存在し、逮捕してもまた湧き出てくるという氷山の一角のように思えますので、根絶やしにしたいのであれば、一刻も早い規制の強化をする必要があるでしょう。
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