出典:Twitter
写真週刊誌「FRIDAY」が、バナナマン日村勇紀さんの未成年淫行疑惑を報じ、話題となっています。
今回は、この未成年淫行の相手とされる河野綾香さんなどについて迫ってみたいと思います。
日村勇紀がフライデーされる
Twitter上に投稿されたツイートに注目が集まっています。
日村さんのFRIDAY
16年前のことか。
でも、本人認めてるし時効だけどどうなるかね。 pic.twitter.com/Mti0jyu4KO— で ん (@DE_N112324) 2018年9月20日
こちらの記事をまとめると、以下のようになります。
・日村勇紀さんのフライデーの事実は16年前の話
・当時日村さんは30歳で、相手女性は16歳だった
・女性は初め21歳と偽って日村さんに近づく
・女性は途中で16歳だと打ち明けたと主張している
・日村さんは直撃取材から4日後にFRIDAYに謝罪文を送っている
年齢詐称をされた挙句に、16年も経っての告発ということで、非常に不可解なものであるとされていますし、なぜこのような情報が今になって出回ったのか疑問が残ることと思います。
日村勇紀について
こちらが、日村勇紀さんのプロフィールです。
名前:日村勇紀(ひむら ゆうき)
ニックネーム:ヒムケン、ヒムペキ兄さん
生年月日:1972年5月14日
年齢:46歳(※2018年9月現在)
出身:神奈川県相模原市出身
血液型:O型
身長:172cm
コンビ名:陸上部(1990年 – 1993年)
バナナマン(1993年 – )
所属事務所:ホリプロコム
活動時期:1990年 –
同期:原田泰造・堀内健・ナインティナイン・よゐこ
日村勇紀さんは、コント赤信号のリーダーである渡辺正行さん主催のお笑いライブ「ラ・ママ新人コント大会」の情報を、同級生から得てオーディションに参加し、その際に渡辺さんの事務所に誘われて1990年い正式に芸能界に入っています。
1993年にバナナマンを結成すると、その独特な世界観とキレのあるシャープなツッコミから多くの名作コントを生み出しており、コント職人の異名を持つほどになっていました。
芸風としてはモノマネなどを中心としたボケが主であり、とんねるずの「2億四千万の瞳ものまねメドレー選手権」では、絶対王者日村勇紀として郷ひろみさんや武田鉄矢さん、小林旭さん、田原俊彦さん、織田裕二さん、沢田研二さん、志村けんさん、石井ふく子さんなどのものまねを披露していることでも知られています。
また、日村さんの代名詞とも言えるのが「子供の頃の貴乃花」のものまねであり、誇張しながらも特徴を取られているとして話題となっています。
テレビ東京系列の人気バラエティ番組「ゴッドタン」では、おネエのキャラ「ヒム子」を度々演じるなどして話題となっており、お笑いの全ての要素を兼ね添えた素晴らしい人物としても知られています。
若手時代には升野さんことバカリズムさんと同棲をしていたほか、ケンドーコバヤシさんとともに「東京ポテトサラダボーイズ」という旨いポテトサラダ食べる会を開いているなど、交友関係も広く、愛されるキャラクターであることも有名です。
神田愛花はショックを受ける?
ギャンブルジャーナルによれば、日村さんと2018年に結婚をした神田愛花さんは非常にショックを受けているということのようです。
神田さんはバラエティ番組などで日村さんのことを『何から何まで全部好き』というほどゾッコンのようですからね。さすがにショックを受けるのではないでしょうか。
一部週刊誌によれば、すでにアツアツな新婚ムードではないとか。神田さんの方がメロメロのようですよ。なおさらショックは大きそうです。一般的に見ても、気まずい空気が流れることは間違いないかと
出典:ギャンブルジャーナル
もしもこの淫行疑惑が事実であるとすれば、夫婦仲に亀裂が生じる可能性がありますが、これが16年も前のことであり、2002年付近の出来事でありますので、日村さんはじめ神田愛花さんは全く気にしないのではないかとも考えられます。
16歳少女の河野綾香について
出典:FRIDAY
こちらが、日村さんと肉体関係を持ったと告発している河野綾香さんのプロフィールです。
名前:河野綾香(こうの あやか)
年齢:16歳(当時)
現年齢:32歳前後
在住:愛知県(当時)
出会いのきっかけ:2002年
河野綾香さんは、2002年当時16歳ながら21歳の大学生偽り、日村さんに近づいて肉体関係を迫ってFRIDAYに告発したとされる人物です。
河野綾香さんとは仮名であり、現在の名前やモザイク無しの顔画像などは分かっておらず、また、特定するにも至っておりませんので、こちらに関しては詳しい情報が入り次第、随時お伝えしていこうと思います。
2人の出会いのきっかけは?
河野さんと日村さんは、2002年に当時バナナマンの日村勇紀さんの大ファンであった河野さんが、21歳の女子大生のフリをしてメールアドレスとプリクラを入れたファンレターを送ったことがきっかけで知り合ったそうです。
そこから1ヶ月は音沙汰がなかったと言いますが、ある日突然日村さんから「ファンレターありがとう、日村です」というメールが届いたのだそうで、ここには日村さんの写真も添付されていたと言います。
NHKの人気バラエティ番組であった「爆笑オンエアバトル」の収録が名古屋で行われた際に、連絡を取り合っていた2人は、そこで初めて会う約束をして、会うことになります。
名古屋で有名な手羽先屋さんでお酒を飲んだ後、その後ホテルに行って肉体関係を持ったとされています。
もしもこれが事実なら、未成年飲酒の疑惑も出てきますが、なんせ16年もの前のことですし、当時は相当こうした規制も緩かったでしょうから、そこまで問題になることもなく、何より年齢詐称をしているということが問題であると言えるでしょう。
それから2人は日村さんが地方営業があるたびに会う関係となっていったのだそうで、それから河野さんは東京へと上京して来たと言います。
東京都世田谷区下北沢に住んでいた日村さんですが、そこで当時の日村さんのお家に遊びに行くほどの仲であったそうです。
公訴時効について
16年もの前のことを掘り下げて来ているのですが、法的にはどのような対処が取られるのでしょうか?
公訴時効とは、刑事上のいわゆる”時効”の概念で、犯罪が終わってから一定期間が過ぎると、公訴の提起(起訴)ができなくなることを意味しています。
時効には様々な種類があるのですが、借金の返済の時効や、損害賠償請求の時効、残業代が請求できる時効などもあり、公訴時効とは、その中でも犯罪(刑事事件)に対する時効のことを指すのです。
そして、時効がある意味としては以下の2点が挙げられます。
・捜査できない
捜査をするにあたって、証拠が重要となってくるのですが、それは時間が経つに連れて人の記憶はどんどん薄れていき、証拠や事件そのものが風化していきます。
そして、捜査員は税金をもらって働いていますので、いつまでも捜査を続けることはできないために、時効があるとされています。
・被害者感情が弱まる
事件の程度や種類によっては、「犯人を罰して欲しい」という被害者感情も薄れてくるものもあります。
捜査によって聞き込みなどを続けられてしまっては、いつまでも事件のことを忘れようとも忘れられず、かえって被害者にとってよくないこともあるのです。そのために、公訴時効があるといっても過言ではありません。
しかしながら、2010年には公訴時効の内容が改定され、「人を死亡させて、死刑に当たる罪」を犯した犯罪に至っては公訴時効がなくなるということになりました。
それ以前までは、殺人罪などは15年という公訴時効があり、これまでにも多くの殺人事件が公訴時効成立ということで捜査が打ち切られてきました。
「人を死亡させて、死刑に当たる罪」に公訴時効がなくなったバックボーンとしては、世間からそれを望む声が多く寄せられていた他、DNA型鑑定の発達や科学的捜査の手法が確立されてきたために、思わぬ証拠から犯人の手がかりが見つかることが多くなったためです。
さらに、刑事訴訟法は「時効は、当該事件についてした公訴の提起によってその進行を停止し」と定めていて、逮捕によってもこの時間は止まらないため、速やかに起訴する必要があるといいます。
公訴時効の年数は?
こちらでは、公訴時効に関してのそれぞれの犯罪別の年数をご紹介します。
▼公訴時効なし
これは前述しましたが「人を死亡させて、死刑に当たる罪」に関しては公訴時効が撤廃されたために、存在しません。
これに該当する主な犯罪としては、「殺人罪や強盗殺人罪」などが該当します。
▼公訴時効30年
「人を死亡させて、無期懲役・禁錮刑に当たる罪」に関しては公訴時効が30年隣、主な犯罪としては「強姦致死罪・強制わいせつ致死罪」などが挙げられます。
▼公訴時効25年
「人を死亡させておらず、死刑に当たる罪」は公訴時効が25年となるのですが、これは結構特殊な犯罪であり、主な犯罪としては「現住建造物等放火罪・現住建造物等侵害罪・外患誘致罪・外患救助罪」などがあります。
人を死亡させないで死刑となるのは、日本の法律上ではこの「外患誘致罪」のみしか該当しません。
外患誘致罪は、外国と共謀し、日本に対して武力行使を誘発する犯罪行為のことで、刑罰は死刑のみとなっていますが、日本での判例は未だみられておりません。
▼公訴時効20年
「人を死亡させて、長期20年の懲役・禁錮刑に当たる罪」に関しては、公訴時効が20年となります。
これに該当する主な犯罪としては「傷害致死罪・危険運転致死罪」などがあり、飲酒運転で重大な事故を起こしてひき逃げをした犯人などはこちらに該当します。
▼公訴時効15年
「人を死亡させておらず、無期懲役・禁錮刑に当たる罪」に関しては公訴時効が15年となります。
これに関しての主な犯罪としては「強盗強姦罪・身代金目的略取罪・通貨偽造罪」などあり、一般的にも結構ヘビーな内容の犯罪がこちらに該当します。
▼公訴時効10年
「人を死亡させて、長期20年に満たない懲役・禁錮・その他の刑に当たる罪」は公訴時効が10年となり、野沢容疑者はこちらに該当していたために、10年という公訴時効が成立したのです。
主な犯罪としては、強盗罪・傷害罪などがこちらに該当します。
▼公訴時効7年
「人を死亡させておらず、なおかつ長期15年未満の懲役・禁錮刑に当たる罪」に関しては、公訴時効が7年となり、「窃盗罪・詐欺罪・恐喝罪・業務上横領罪」などがこれに該当します。
▼公訴時効5年
「人を死亡させておらず、なおかつ長期10年未満の懲役・禁錮刑に当たる罪」に関しては、公訴時効が5年となり、「未成年者略取罪・受託収賄罪」などが挙げられます。
▼公訴時効3年
「人を死亡させておらず、なおかつ長期5年未満の懲役・禁錮・罰金刑に当たる罪」に関しては、公訴時効が3年となり、主な犯罪は「暴行罪・名誉毀損罪・過失傷害罪・過失致死罪・威力業務妨害罪・器物損壊罪」などが該当します。
▼公訴時効1年
「拘留・科料に当たる罪」に関しては、公訴時効が1年となり「侮辱罪・軽犯罪法違反」などが挙げられるのですが、これに関しては公訴そのものをするかどうかも怪しく、逮捕・拘留されても起訴されず不起訴処分となる可能性がありますので、この公訴時効1年というのは実質あってないようなものです。
未成年の淫行の場合は、地方自治法14条3項の規定により「青少年保護育成条例」(都道府県により名称差異あり)で規定できる罰則規定は「2年以下の懲役」が最高刑であるため、刑事訴訟法250条2項6号「長期5年未満の懲役・・・」に該当し、同条規定により公訴時効期間は3年となります。
つまり、2005年までに逮捕・起訴されなければ刑事罰にとらわれないということになりますので、日村さんは何も問題なく生活できるということになるでしょう。
何れにしても、お金がなかったのか何なのかわかりませんが、今になって告発をするということで一層の波紋が広がりそうな一件です。
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