出典:au Webポータル
テニスの4大大会の1つ、全米オープンシングルスで優勝し、グランドスラムを日本人初制覇した大坂なおみ選手ですが、そのラケットやウェアにも注目が集まっているとのことです。
大坂なおみのラケットは市販品
FNNニュースほか、メディア各局が以下のようなニュースを報じ、話題となっています。
テニスの全米オープンで優勝した大坂 なおみ選手。
この史上初の快挙を受け、日本ではテニスショップで特設コーナーが設けられるなど、大坂ブームが巻き起こっているほか、アメリカでも大きく報じられている。
今回、大坂選手が使っていたこのラケットは「特注」ではなく、「市販品」だったということに注目が集まっているという。
ウインザーラケットショップ渋谷店・小松英明副店長は、「ベスト8進出ぐらいからお客さまの反響が出てきて、非常に反発性もいい機種になっています」と話した。
大坂選手の祖父が暮らす北海道・根室市では、今回の快挙を受け、午前7時半、市役所に横断幕が掲げられた。
また、大会公式ツイッターに掲載された試合後の大坂の会見の動画は、再生回数が1日で200万回を超えるなど、急激に関心が高まっている。
一方、アメリカのメディアも大坂選手の優勝について大きく報じていて、ニューヨークタイムズは、9日の紙面で、大坂選手について、「ものすごいプレッシャーの中、冷静を保った」とする一方、新聞各紙は、セリーナ・ウィリアムズについて、「これほどスポーツマンらしくないイベントは思い起こせない」と、セリーナや審判などを批判している。
出典:FNNニュース
大坂なおみ選手について
こちらが、見事決勝進出を果たした大坂なおみ選手のプロフィールです。
出典:IMG
名前:大坂なおみ
生年月日: 1997年10月16日
年齢:20歳(※2018年9月現在)
出身:大阪府大阪市中央区
身長:180cm
体重:69kg
利き手:右
バックハンド:両手打ち
国籍:法律上は二重国籍、テニス選手としての国籍は日本
大坂なおみ選手は、ハイチ系アメリカ人の父親と北海道根室市出身の母親を持ついわゆるハーフのテニス選手で、姉の大坂まり選手の影響で3歳からテニスをし始めたのだと言い、テニス経験のない父の教えの下近所の靱テニスセンター等で練習をした経験があるそうです。
2001年にアメリカへ移住してからは、全米オープンの会場でもあるナショナル・テニス・センター等で毎日6時間近く練習するなどテニスに明け暮れており、その後2016年の全豪オープンでは予選を突破し、グランドスラム初出場を果たすなど躍進を遂げております。
プレースタイルは非常に豪快であり、持ち味のパワー溢れるグラウンドストロークと両サイドから放たれるウィナーを武器に、パワフルなフォアハンドで相手を圧倒することが最大の特徴です。
サーブも得意とされており、最速サービスの記録は125マイル(201km/h)であるとされており、男子顔負けの強力なサーブを打てることでも知られています。
沢松奈生子も脱帽
プロテニスプレイヤーの沢松奈生子さんが、今回の大坂なおみ選手の快挙に対して以下のように言及をしております。
沢松氏は、自分が使用しているラケットを持参し「恥ずかしながら、私はナチュラルガットという羊の腸、牛の腸を使ってました。1本分で約1万円。(大坂のラケットは)1本分で3000円?衝撃です」と言うと「もう、分かりました。お金じゃない。腕です」「お恥ずかしい限りです」と脱帽した。
他にもシューズもウエアもすべて市販品ということを知らされると沢松氏は「(自分はシューズは)足型を取って頂いていたので。足型を取らないで市販品であの動き。ますますお恥ずかしい」と赤面。オール市販品での快挙に「異例です。(トップ選手は)皆、オリジナルモデル、選手仕様にラケットも作ってもらっているので」と、改めて驚きの声を上げていた。
出典:デイリースポーツ
スポーツ選手というと、道具にこだわったり専用のウェアやスパイク、靴などをスポンサーから提供され、特注品を使用することが多くあると思いますが、大坂選手はそうしたことはせずに、ほぼ市販品で対応しているということなのです。
これにはプロ選手も脱帽せざるを得ず、ただ自身の腕だけを頼りにグランドスラム初制覇に貢献したということで、驚きを隠せていないのです。
では、どのようなラケットを使用していたのでしょうか?
大坂なおみのラケットは?
大坂選手のラケットのグリップ部分には、最初からレザーが巻いてある仕様になっており、これは一般には流通していないものであるとされているのですが、それ以外は市販のものとほぼ変わらない仕様になっているそうです。
縦糸は、ポリエステルで出来た「POLYTOUR PRO125」というもので、横糸は、ナイロンとポリウレタンで出来た「REXIS130」というものを使用しています。
元々は羊の腸などが使われていたナチュラルガットですが、今はほとんどが牛の腸であり、ボールがストリング面で一瞬食いつく感覚は、プレイヤーに安心感をもたらすということで、トッププレイヤーには愛されています。
耐久性に優れているために、値段はポリエステルのものと比べると3倍くらいするそうで、ガットの中では最高級に使いやすさを誇っている一方で、動物性であることから雨や湿気に弱く、さらにパワーヒッターと呼ばれる人にはあまり向いていないのだそうです。
安定的な打球を打てることはもちろんですが、全部が全部ナチュラルガットがいいとは限らないのだそうです。
使用ラケット:E ZONE 98
使用ストリングス(メイン):POLYTOUR PRO125
使用ストリングス(クロス):REXIS130
使用バッグ:PRO series
セリーナとは大違い?
大坂選手と全米オープンの決勝で対戦したセリーナウィリアムズ選手ですが、「Wilson Blade SW104 Autograph Countervail」というラケットを使用しており、以下のような仕様となっています。
メイン:Wilson Natural Gut 16
クロス:Luxilon 4G 125
オーバーグリップ:Pro Overgrip
ほぼ、特注であるそうで、大坂なおみ選手とは段違いであるのですが、こうしたラケットをも怒りに任せてへし折ってしまうセリーナ選手とは大坂選手は大違いであるとネット上からは批判も上がっています。
セリーナ、ラケット破壊。#全米オープン pic.twitter.com/keWLbpkfQx
— パドック屋さん(今週末3日間は通常営業です) (@paddock_watcher) 2018年9月9日
正直言ってセリーナは昔から嫌い。審判への行き過ぎた抗議は何度も見てきた。そして決勝。コーチのハンドサインは露骨だったし、ラケットの壊し方も異常。審判に「盗人」とまで言ってたとは。ここで性差別持ち出されても共感度0。なおみちゃんの憧れの人なのにごめん。https://t.co/8xysXUbrs9
— 雨雲 (@N74580626) 2018年9月9日
ラケットを叩き割ったことはペナルティーになりポイントが大阪に与えられると怒り狂って主審に向かって”私が試合をするコートでお前が審判することは生涯ないだろう!謝罪しろ!ソーリーと言え!”と言ったという。まるでどこかの会長に勝るとも劣らぬバワハラだ。早くリタイアした方が良い。セリーナ!
— 平山泰斗 (@taito8) 2018年9月10日
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