名古屋刑務所で熱中症で受刑者が命を落とす!冷房なしは対策が不十分だった?

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出典:東海テレビ

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愛知県みよし市の名古屋刑務所に服役中の40代の男性受刑者が24日、熱射病で亡くなっていたことが明らかとなりました。

名古屋刑務所で熱中症

NHK ニュースウェブ他、メディア各局が以下のようなニュースを報じ、話題となっています。

出典:NHK NEWS WEB

 

亡くなった受刑者について

では、亡くなった受刑者は一体どのような人物だったのでしょうか?

報道機関の発表によれば、亡くなったのは40代の男性受刑者であるということで、布団の上で嘔吐した状態で発見されたのだと言います。

職員が10分前に巡回した時は異常はなかったそうですが、熱中症の中でも重い病気であるとされる熱射病によってその命が奪われてしまいました。

 

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対策は不十分?

名古屋刑務所内の受刑者がいた4階の一室には冷房がなかったということですが、それが原因で熱中症になった可能性があるとのことです。

この当時の室温は34度もあったのだそうで、その中でこまめな水分補給や冷却をしなければそれは命の危険を脅かすのは明白でしょう。

以前より、名古屋刑務所では廊下から扇風機で風を送ったり、受刑者全員に1日に1回スポーツドリンクを与えたりするなどしていたのだそうですが、それでも流石に対策は不十分であり、気象庁が猛暑が災害だと認識している今夏の酷暑においては不適切であると言えるでしょう。

しかしながら、冷房などの設備を完備させるなどインフラの整備にお金や時間をかけるのはどうかという問題もありますし、そもそも税金が使われているのですから、対策費用も税金で支払われるのであります。

もっと言えば、この国から犯罪がなくなってしまえば刑務所などいらなくなるわけで、そうすればものすごい経費を削減できますから、熱中症対策を十分にするというのは本末転倒のような気もします。

 

熱中症とは?

そもそも、熱中症とは一体どのような症状なのでしょうか?

熱中症とは、高温の中で仕事や運動をしたために起こる身体の異常の総称のことで、それそのものが病名であるわけではりません。

熱中症には、皮膚血管の拡張によって血圧が低下し、脳への血流が悪くなることにより生じる熱失神や、大量に汗をかき、水だけを補給して血液の塩分(ナトリウム)濃度が低下した時に、足、腕、腹部の筋肉に痛みを伴ったけいれんが起こる熱失神、大量に汗をかき、水分の補給が追いつかないと、身体が脱水状態になり熱疲労の症状が見られる熱疲労、体温の上昇のため中枢機能に異常をきたした状態の熱射病(日射病)などが存在しています。

これら全ての症状を総じて熱中症と呼ばれるのですが、亡くなった児童は日射病であるとのことです。

日射病は、直射日光を浴び続けたり高温下に晒され続けると発症するもので、意識障害などを引き起こす危険性があり、下手をすれば命の危険もある大変危ない病気です。

 

熱中症の対策は?

そんな熱中症ですが、対策はどのようにすれば良いのでしょうか?

めまいがしたり、吐き気などの症状が出てきた場合には、速やかに風通しのよい日陰や、できればクーラーが効いている室内などの涼しい場所へ移動し、体の熱を取ってあげることが重要です。

大きな脈(脇の下や、太ももの付け根部分)などをこおりや水などで冷やすことが大事で、日光によって温まった体を冷たい血液を送ることで冷やすのが先決です。

また、衣服を脱がせたり、きついベルトやネクタイ、下着はゆるめて身体から熱を放散させなければならず、それが終わったのちに水分を補給させることが重要です。

水分補給には、汗で失われた電解質も適切に補えるスポーツドリンクなどが適切であるとされており、経口補水液なども最適です。

お茶や水などでは汗によって失われた電解質を補うことが出来ないほか、お茶にはカフェインが含まれていますので、利尿作用によってさらに水分を体外に放出してしまう恐れもあるのです。

電解質とは、イオンのことであり、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシウム、クロールなどのイオンが代表的で、主に神経の伝達、筋肉の収縮や身体の水分量および浸透圧の調節、酵素の活性化などに用いられている重要な働きをしている物質です。

この電解質がないと、水分をとってもうまく吸収できないほか、カラダから水分が失われると、それだけ血液(血漿)の量が減り、血圧が下がりますので、命の危険にも晒されます。

これを浸透圧と言うのですが、電解質が失われると、体液が濃い部分を薄め、薄い部分を濃くしようとする浸透圧が維持できなくなる為、電解質を補充することが不可欠なのです。

 

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