出典:Twitter
「大内定義部長」というパワーワードがTwitter上で話題となっていますが、今回はその人物が実際に実在するのかどうかについて迫ってみたいと思います。
パワハラ上司大内定義
Twitter上に投稿されたツイートに注目が集まっています。
5chに貼ってあったけど「流石に創作だろ…」とも言い切れないところがCool Japanなんだよな…。
ちなみにこれだけじゃなく話は更に続いて総務)井口がキレる。 pic.twitter.com/zCyMPRBf2O
— 皆様のナマズん🔱🍏🐶🎈🍥JC2♀ (@NAMAZUrx) 2018年7月21日
こちらの流れはこのようになっています。
出典:Twitter
大内定義について
大内定義という人物は本当に実在するのでしょうか?
業務端末でのやり取りであるのでしょうが、それにしてはスカイプなどの通話アプリも起動しているようですし、アイコンなどが空白のこともあって怪しさが増します。
さらに、大内という苗字はいいのですが、定義と書いて”さだよし”と読ませるあたりに、5ちゃんならではの釣りの匂いも感じさせるような気配も漂っているのです。
さらに、この主である斎藤さんに付き添っているという総務部の井口さんは、連絡を電話でのやり取りよりもチャットでのやり取りとりに変更しているのですが、その理由が離席であるということでした。
しかしながら、離席しているはずなのに、LINEでメッセージを送ってから4分後に既読がついており、返事が来ていますので、離席である可能性は非常に低いものと思われます。
そもそも、離席しているのであれば連絡をすることは出来ないはずですし、業務端末であるのであれば、むしろ折り返しの連絡を大内さんは井口さんに直接するはずだと思います。
しかしながら、そうした対応をしていないことからしても、斎藤さんという人物はいるにしても、大内定義という人物は実在しないのではないかと考えられています。
過去には壮大な釣りも
2ちゃんねるや5チャンネルというのは釣りと呼ばれる文化が根付いており、面白いスレタイで人を釣るパターンや、ストーリー展開をしていって最後に釣りと告白することもしばしばです。
釣りとは文字通り、人を釣り上げるというところから来ているのですが、いわゆるフェイクでありネタでありますので、事実ではありません。
よく腹筋スレなどと呼ばれるスレも2チャンネル時代には目立っており、スレタイに釣られてアクセスしたユーザーが”1”の一言によって腹筋をさせられるということもよくある話なのです。
そんな2ちゃんねるですが、自分自身や仲間内のユーザーを釣るだけでなく、2ちゃんねるという掲示板を飛び出して別の世界でも釣りをしたことあるのです。
国際信州学院大学と呼ばれる架空の大学の教職員が予約したお店で、無駄キャンセルにあったというのです。
うどんや 蛞蝓亭
?@NamekujiUdon
2 時間2 時間前
その他
無断キャンセルに合いました。50人で貸切の予約で、料理を準備してお待ちしてましたが、予約時間過ぎても見えず、此方から電話するとキャンセルとの返事。
キャンセル料を請求したら、そんな説明は受けていないと逆ギレ。
国際信州学院大学の教職員の皆さん、二度と来ないでください。
出典:Twitter
もちろん、このお店もTwitterアカウントも大学名も全て架空であるために、全部フェイクなのですが、国際信州学院大学のHPまで作られるなど手の込んだ釣りであることから、この大掛かりな釣りに引っかかるTwitter民が多くいたのも現状です。
こちらのホームページは非常に精巧に作られていますが、所々でふざけているとしか思えないくだらない内容のものも掲載されていますので、興味がある方はのぞいてみるといいかもしれません。
まとめ
今回の大内定義部長というのは、2ちゃんねるの新しいドメインである5ちゃんねる内に貼られていたということですので、十分にネタや釣りという可能性も考えられるでしょう。
しかしながら、熱中症や猛暑が騒がれているタイムリーな時期での話題ですので、本当かどうかを見極められずに騙されてしまうこともあるかもしれません。
2ちゃんねるを利用するユーザーの多くは「ソース(情報源)」を大切にし、出典元がないと信頼できないという文化がありますので、この大内定義の件についても自分でしっかりとソースを見つけることが必要なのではないでしょうか?
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