出典:YouTube
2018年5月1日、首位攻防が激しいセ・リーグの公式戦で「広島対巨人」の試合で、巨人の先発ピッチャーであった、山口俊投手が2打席連続でデッドボールをくらい、あわや乱闘騒ぎに。
両チームに警告がされる警告試合となったことが明らかとなりました。
今回は、その問題の動画や警告試合の意味などについて解説していきたいと思います。
山口俊が連続死球で、警告試合
日刊スポーツ他、メディア各局が以下のようなニュースを報じ、話題となっています。
<広島-巨人>◇1日◇マツダスタジアム
3回に両軍がベンチを飛びだし、一触即発の空気となった。死球が引き金となった。巨人山口俊投手(30)が広島会沢翼に2打席連続で死球を与えた。
1つ目は2回の第1打席。初球を左肩に当てると、会沢が立ち上がりにらみつけて不穏な空気に。2つ目は3回、初球139キロの直球を左肩に当てた。
2打席連続の死球で広島ナインが一斉にベンチから飛び出し、巨人ナインも呼応。両軍がマウンド前に集まり物々しい雰囲気となった。乱闘にはならなかったが、一触即発の空気に審判から両軍に警告が発せられた。
出典:日刊スポーツ
問題の動画とは?
こちらが、會澤選手にデッドボールを当て、あわや乱闘騒ぎとなってしまった際の動画です。
この打席の前にも、會澤選手は山口投手からデッドボールを受けており、2打席連続のデッドボールとなってしまったことに加え、3-3の同点で迎えた3回裏1アウトランナー一塁三塁という絶好の逆転場面であったことも會澤選手を怒らせてしまうきっかけとなったことでしょう。
このデッドボールが当たった後會澤選手は怒りをあらわにし、両ベンチから選手が飛び出したのち、一触即発の事態となったのです。
警告試合とは?
では、警告試合とは一体どのようなものなのでしょうか?
警告試合とは、試合中のプレーによって乱闘、もしくは乱闘に至らなくても両チームの選手による睨み合いやそのれに準ずる行為で一触即発の状態に陥った場合、または危険球などが投げられたことよって、その後やられた相手チームによる報復行為が行われる可能性があると審判団が判断し、警告をするという試合のことです。
つまり、乱闘ないしは乱闘騒ぎを起こしてしまったことに関して、次回はもう即効退場させるという牽制する意味が込められているのです。
ちなみに、警告試合となった後に、報復行為があると審判員が確認が取れたら、理由があるないに関わらず、報復行為を行った選手や、当該チームの監督に退場を宣告することができるのです。
この試合で両チームに警告がなされていますが、山口選手が投じた投球がわざとではないにしろ、會澤選手がきっかけで乱闘騒ぎとなっているので、両チームに警告がされたのでしょう。
2018年5月1日の試合前の時点で、首位の広島と巨人のゲーム差は2でありますので、この3連戦で首位がひっくり返る可能性がある大事な試合ですので、やはり選手はピリピリとした緊張感を持って試合に臨んでいたために、こうした事態が起こってしまったのではないかと推測されます。
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