出典:NHK
かねてから報じられているTOKIOの山口達也メンバーのわいせつ事件ですが、水面下で示談交渉をしていたにも関わらず、なぜ今回NHKがスクープをしたのでしょうか?
今回は、そうした疑問について迫ってみたいと思います。
第一報はNHK
今回、このわいせつ事件の一方を真っ先に伝えたのは、NHKであり、同局が月曜から金曜の夕方4時50分から放送している「ニュース シブ5時」にて、報道されました。
「ニュース シブ5時」では、夕方のニュース速報や、夕方ということもあり、あらゆる地域の観光情報、お天気、夕飯に役立つレシピなどを伝える報道バラエティという位置付けですが、どの局よりも早く山口達也メンバーの事件を報じました。
次いで、4月25日 18時37分にはNHKのオンラインニュースサイトである「NHK NEWS WEB」が報じ、それが瞬く間にYahoo! JAPANのトップニュースとなり、各メディアサイトなどへ拡散され、大手マスコミが報じめ、徐々に世間に浸透していったのです。
では、なぜNHKが第一報を報じたのでしょうか?
NHKが報じた理由
NHKは言わずと知れた国営放送であり、国民が支払う受信料によって経営が成り立っていますが、TOKIOの山口達也メンバーがこの事件で被害に遭われたとされる女子高生と出会ったのが、NHKのEテレで放送中の「Rの法則」という番組であるのです。
そして、NHKの幹部によればこのような証言も。
「NHKが不祥事に対して隠蔽体質なのはむかしからですが、報道局からあがってきた性犯罪をジャニーズだから、微罪だからといって握りつぶしたとしたら、どうなるか。特に今回は加害者被害者が、子供たちを育む役割のEテレから出たことは絶対に見過ごせない。万が一それが変な形で露見して、やはり組織ぐるみで隠していたのかとなったら、国民から受信料不払いが巻き起こり、へたすりゃNHKがつぶれるほどの大変な事態になります」
出典:文春オンライン
つまり、隠蔽しようとすればさらに大きな社会問題に発展するために、相手がジャニーズ事務所所属であるとしても、断固として報道することを決意し、現在に至るのです。
こうした事件は、いくらジャニーズ事務所であっても、警視庁の記者クラブから大手マスコミに連絡が入り、さらには報道局がそれを報じるかどうかを管理しているのです。
スクープネタは時ととして多くの視聴率を獲得出来るのですが、示談が成立しているような事件では、報道に自主規制をかけて世間に明るみに出さないということもしばしばあるようです。
そうした事例が多い中、今回のようなNHKの勇気ある決断は、ジャニーズ事務所に忖度しないという意味では、賞賛に値するのではないでしょうか?
事件の時系列
山口達也メンバーが起こした事件の時系列は以下のようになっています。
・2018年1月15日から〜2月12の期間に自身のお酒の飲み過ぎにより入院をする
↓
・2018年2月12日に退院
↓
・同日は朝のみの仕事
↓
・仕事終わりに、午前中から昼過ぎにかけて入院した際の荷物(衣服類)などの片付け
↓
・久しぶりということでお酒を飲みながら片付け
↓
・焼酎瓶1本程度を空け、夕方くらいに酩酊状態に入る
↓
・20時くらいに被害女性を電話で呼び出す
↓
・その際に「友達も連れて行っていい?」と言われる
↓
・2人で山口達也メンバーの自宅に向かう
↓
・部屋に入るなりに卑猥な言葉を投げかけて、2人が驚いて立ちすむ
↓
・山口達也メンバーから何もしないなら帰れと怒鳴られる
↓
・被害に遭った女子高生は山口メンバーから迫られたため、トイレに駆け込んで携帯電話で母親に連絡
↓
・駆けつけた母親が娘たちを連れ出すとともに、警視庁麻布署に被害届を提出
↓
・3月末に山口達也メンバーに知らされる
↓
・所属事務所が被害届の取り下げに向け水面下で示談交渉を続けため、書類送検が2ヶ月以上も遅れた
山口達也の本性とRの法則の危険性
山口達也メンバーがこうした事件を引き起こしてしまったのですが、この事件を引き起こすに当たって、いくつかの証言が出てきていますので、ご紹介します。
そもそも、被害に遭われた女子高生と出会っとされる番組はNHKEテレの「Rの法則」という番組であるそうですが、この番組は、女性タレントを抱える芸能事務所各所から「要注意番組」として敬遠されていた、いわく付きの番組だったのだそうです。
テレビ関係者によれば以下のような証言もされています。
「10代の男女が出演し、女子高生も多数いる。ジャニーズJr.が出演していた時期もあるが、いつも女の子に手を出していた。しかも出演メンバー全員が一つの楽屋なので、連絡先も交換し放題。女の子を抱える芸能事務所のスタッフが目を光らせても、すぐにちょっかいを出される。『この番組は危ない!』という声がもっぱらでした」
出典:東スポWEB
そして、Rの法則の楽屋で連絡先が交換されることになるのですが、本来は山口達也さんには個室の楽屋が用意されているにも関わらず、連絡先の交換を率先して行わせていたのが、かく言う山口達也メンバー本人だったのです。
さらに、ジャニーズ事務所の後輩であるRの法則メンバーR’sと同年代であるジャニーズJr,を利用していたとの話もあります。
「Jr.が直接口説こうとしても、マネジャーから『気をつけろ』と口酸っぱく言われていた女の子はさすがに警戒していた。でも山口と番組関係者が率先して連絡先を交換させていました。山口や番組関係者から言われたら、女の子も断れませんから」
「番組で常に誰かに手を出してた山口ですが、ジャニーズの後輩たちに先に手を出させて、“ヤレそうな子”も聞いていた。Jr.は『女の子とつなげてくれてありがとうございます!』と常々感謝していた。そんな絶対服従の後輩たちを使って、10代の女子を誘ったり、おいしい思いをさせることで『お前らも共犯だぞ』と思わせて口封じもしていた」
出典:東スポWEB
つまり、ジャニーズJr.の子たちを使って女子高生たちと連絡先を交換したり、誘い出していたのだそうで、常習的にこれが行われていたのだそうです。
ちなみに、Rの法則の楽屋の風景がこちらです。
出典:imgur
また、山口達也メンバー以外にも、事件のあった日に別の男性がもう1人同じ部屋にいたということで、こちらに関しても波紋が広がっているのです。
山口達也の部屋にいたもう1人の男(別人)の正体が判明!ジャニーズJr.の後輩がわいせつ問題にも関与か?
いずれにしても、非常に謎の多い事件でありますので、一刻も早い真相の解明が必要になってくるでしょう。
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